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一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

山本正嘉 鹿屋体育大学

2016年10月22日 | 健康・病気

1.低酸素環境や高酸素環境を利用した、新しいトレーニング法の開発→本学に設置された低酸素室や高酸素室を利用して、従来よりもさらに効果の高いトレーニング法を開発するとともに、一流選手の養成も図っている。

2.筋のさまざまな能力 (瞬発力、持久力、疲労、回復など) に関する基礎的な研究や、それらの能力を改善するためのトレーニング、コンディショニング方法に関する研究→従来は個別に研究されてきたこれらの能力について、筋活動の原動力となる3種類のエネルギー供給系の関与の仕方という視点から包括的に捉え、より簡素な理論体系と普遍性の高いトレーニング・コンディショニング体系の構築を目指している。

3.登山やアウトドアスポーツの運動生理学やトレーニング科学に関する研究→一般的な登山はもとより、高所登山やスポーツクライミングといった尖端的な分野に至るまで、より安全に、あるいはより高度に行えるような方法論を確立するための実践的研究を行っている。


精神安定剤

2014年09月10日 | 健康・病気

精神安定剤(Tranquilizer, トランキライザー)は、向精神薬のうち、精神状態を安定させる性質を持つ薬物の総称。

チバ社のF・F・ヨンクマンがこのトランキライザーという用語を造語し、レセルピンの作用をあらわすのに1939年に用いた。カーターウォレス社で筋弛緩薬の研究を行っていたフランク・バーガーが鎮静作用の強い物質を発見し、トランキライザーの用語を用いた。

1950年代に抗精神病薬やバルビツール酸系しかなかった当初はこれらをトランキライザーと呼んだ。1950年代後半に入って非バルビツール酸系メプロバメートなどがトランキライザーとして登場した。1960年代にベンゾジアゼピン系の薬剤が登場するとトランキライザーと呼ばれ、対比するように、抗精神病薬はメジャートランキライザー(もしくは強力精神安定剤と呼ぶ)と呼ばれるようになった。その後に1970年代に、ベンゾジアゼピン系の薬剤を単にトランキライザーと呼ぶようになり、依存性が問題になると、抗不安薬という語が用いられるようになった。日本で一般に精神安定剤というと、抗不安薬を意味する場合が多い。

また、一般的な誤解として、単に前者=強い 後者=弱い と思いがちだが、前者と後者では全く薬理作用が異なる。

これらの薬は脳に直接作用する特徴をもつ。医師の処方せん無しでは入手できない。また、薬事法及び麻薬及び向精神薬取締法により厳しく規制されている。また、これらの薬は乱用すれば麻薬と同様、強い依存や正常な脳に非可逆的なダメージを与えることになる。

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モラルハラスメント

2014年07月15日 | 健康・病気

フランス精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになった。イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、犯罪であると述べる。

モラル・ハラスメントの加害者となる人物には特徴が存在する。加害者となるのは、「自己愛的な変質者」である。罪悪感を持たない、責任を他人に押し付ける、子供の頃に受けた何かのトラウマによってなる性格だとは考えられるが、普通の人なら罪悪感を持ってしまうような言動を平気で出来る、誰かから奪うことを欲している、内心の葛藤を自身で引き受けることが出来ず外部に向ける、自身を守るために他人を破壊する必要を持つという「変質性」を持つ、というところに特徴があり、「症状のない精神病者」と理解される。モラル・ハラスメントの加害者の攻撃性はナルシシズムが病的に拡大されたものである。モラル・ハラスメントの加害者は、自分が「常識」であり、真実や善悪の判定者であるかのようにふるまい、優れた人物であるという印象を与えようとし、自分の欠点に気づかないようにするために他人の欠点を暴きたて、賞賛してもらうために他人を必要とする。モラル・ハラスメントの加害者の論理では、他人を尊重するなどという考えは存在しない。加害者は復讐の気持ちをともなった怒りや恨みも持ち、被害者にすべての責任を押しつけてしまうことによって、ストレスや苦しみから逃れる。

イルゴイエンヌの形容するところによるとモラル・ハラスメントの加害者は「精神の吸血鬼」であり、誰かが楽しんでいるのを見ると、それがたとえ自分の子供であっても、その楽しみを妨害しようとし、絶えず誰かの悪口を言っている。物質的・精神的を問わず、自分が持っていないものを持っている人物を見ると、普通の人は努力して手に入れるか諦めるかするのだが、モラル・ハラスメントの加害者になるような人物は、相手を破壊し、辱め、貶めようとする。「羨望」が加害者の原動力である。羨望から相手の持っているものを手に入れるとき、モラル・ハラスメントの加害者になるような人物は、相手と与え合う関係を築いて欲しいものをもらうという方法は取らず、例えば、相手が優れた考えを述べたとすると「その考えは相手のものではなく、加害者のものになる」という方法を取る。

モラル・ハラスメントの被害者に選ばれる人物にも傾向が存在する。被害者となるのは、几帳面で、秩序を愛し、他者への配慮を働かせ、責任感が強い、メランコリー親和型の人物で、起こった出来事に対して、自分が悪いのではと罪悪感を持ちやすい、誰かに与えることを欲しているという特徴がある。そのタイプの人物が、自己愛的な変質者が欲しているのだが持っていないものを持っているか、自身の生活のなかから喜びを引き出している場合、自己愛的な変質者の前に居合わせることになったとき、被害者に選ばれる。

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全身の細胞にエネルギー

2012年12月10日 | 健康・病気

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①身体の力をぬいてリラックスした状態で、あおむけになります。
手と身体の間・足の間は楽な姿勢になるよう少しあけておきます。

②目を閉じてこころを静かにし、右手に意識をむけます。
静かに右手を意識していると、手のひらに血液が流れていることが解ります。
それがあなたの生きているという感覚、すなわち生命力です。

③右手の生命力が感じられたら、左手・腕・足・胸・お腹という具合に、身体の各部に意識を向けていきます。このとき決して強く集中しないでください。全身をふわっとさせながら、軽く意識をおくようにします。一つの部分に15秒程度行ってください。

④次に足元から頭部にかけて、意識を波のようにかけ巡らせます。
10秒から20秒程度かけて頭頂まであがったら、今度は同じ時間をかけて頭頂から足元まで意識を動かしていきます。これを2~3回繰りかえします。

このとき必ず足元から始めて足元で終わるようにしてください。
絶対に頭頂でやめないように。頭部にエネルギーがたまると良くありません。

⑤最後に全身の生命力を感じてください。
こころを静かにして、全身を観察します。血液の脈動を感じ、呼吸のたびに身体が生きていることを実感してください。この感覚を数分間保ったら終了です。
朝ならばゆっくりと起き上がり、夜ならばそのまま眠ってください。
全身の細胞にエネルギーの満ちているような感じがしたら、とてもよくできています。


小麦畑にブドウはできません

2012年12月10日 | 健康・病気

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あなたが道を歩いています。道の横には広大な小麦畑が広がっていました。そして小麦畑を耕している農夫がいます。あなたは声をかけました。

「ここでは小麦を作っているんですか」

男は答えました。
「いやいや、私はブドウがほしいんです。小麦なんていりませんよ」

農夫の返答を聞いてあなたは思うでしょう。
「小麦畑を耕して小麦を育てているのにブドウが欲しいなんて。彼はいったい何をやっているんだろう」

 同じことが若く長生きする生活にも言えます。

 「私は肉や砂糖をどっさりと食べたい。アルコールや喫煙を少なくするなんて御免だ。夜更かしもしたいし、夜中にラーメンだって食べたい。
でも、私は若く長生きしたい。そうじゃないなんて認められない。ほかの人なら無理でも私なら大丈夫のはずだ。」

当たり前のことですが小麦畑にブドウはできません。
もしブドウを収穫したければ、ブドウの木にあったように土壌を変えて、ブドウの木を植え、それにふさわしい世話をしなければなりません。

若く長生きする方法も同じです。
体によい食べ物をとり、体に良い生活をして、全身の流れが良くなるように運動をし、ストレスを感じにくく楽しく生きる。そのようにしてこそ若く長生きすることができるのです。

どうか不摂生な生活をしながら若く長生きできるとは思わないでください。

小麦畑にブドウはできません。それはどう考えても不可能なことなのです。
そしてあなたが良い生活を続ければ、健康という名のブドウは必ず収穫されます。


生命力を貯めること

2012年12月10日 | 健康・病気

・ 若く長生きするためには、生命力を貯めることが必要です。

・ 生命力は入るより出て行くことのほうが容易です。

  • ・ 一度減った生命力を戻すのは大変ですので、できるだけ減らない生活をすることが重要です。
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