1.低酸素環境や高酸素環境を利用した、新しいトレーニング法の開発→本学に設置された低酸素室や高酸素室を利用して、従来よりもさらに効果の高いトレーニング法を開発するとともに、一流選手の養成も図っている。
2.筋のさまざまな能力 (瞬発力、持久力、疲労、回復など) に関する基礎的な研究や、それらの能力を改善するためのトレーニング、コンディショニング方法に関する研究→従来は個別に研究されてきたこれらの能力について、筋活動の原動力となる3種類のエネルギー供給系の関与の仕方という視点から包括的に捉え、より簡素な理論体系と普遍性の高いトレーニング・コンディショニング体系の構築を目指している。
3.登山やアウトドアスポーツの運動生理学やトレーニング科学に関する研究→一般的な登山はもとより、高所登山やスポーツクライミングといった尖端的な分野に至るまで、より安全に、あるいはより高度に行えるような方法論を確立するための実践的研究を行っている。