goo blog サービス終了のお知らせ 

一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

源氏物語

2019年03月09日 | 社会

「源氏物語~なぜ今も読み続けられるのか」

園田学園女子大学名誉教授…福嶋昭治

およそ千年前、平安時代中期に書かれた物語が、時代と読者層をこえて読み続けられる理由はどこにあるのでしょうか。今回、まずは「文学とは何か」という観点から、与謝野晶子や山本周五郎が文学に込めた思い、その文学観をとりあげながら考えます。そして平安時代中期に書かれた『蜻蛉日記』にも触れながら、今という時代に『源氏物語』を読む楽しさと意義を説き明かしていきます。

和食

2019年03月08日 | 社会

「江戸から伝わる和食の魅力」

料理研究家…柳原尚之

いま、私たちが知る和食の多くは江戸時代中期以降に生まれたものです。浮世絵や残っている料理本を見ると、当時の人々の食生活が想像以上に豊かだったとわかってきました。今回は、残された資料から、江戸の食材や調理法、そして料理へとひろがっていく和食の魅力を紹介します。

元寇

2019年03月07日 | 社会

「蒙古襲来と神風」

くまもと文学館・歴史館館長…服部英雄

鎌倉時代中期、日本が経験した対外戦争、元寇。通説では神風が吹き蒙古軍は全滅、日本が勝利したとされています。それは事実なのでしょうか。今回は戦闘に参加した御家人・竹崎季長が描かせた『蒙古襲来絵詞』などの資料をもとに服部さんが真相にせまります。『蒙古襲来絵詞」については九州大学のコレクションwww.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/q_moukoshuraiを参照。

典座

2019年03月06日 | 社会
典座(てんぞ)は禅宗寺院の役職の一つ。禅宗寺院で修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る。六知事(ろくちじ)の第五位。

炊事係は一般に「飯炊き」「権助」などと呼ばれ、新米の役回りとされたり、低く見られがちな職務である。しかし調理や食事も重要な修行とする禅宗では重要な役職とされ、日本曹洞宗の開祖道元は著作「典座教訓」の冒頭で、典座には古来より修行経験が深く信任のある僧が任命されてきたことを述べている。日本の現在の禅宗寺院においても、道元が典座教訓で記述した、求法のため宋で修行した際に二人の老典座との出会いから禅修行の本質に覚醒した故事に鑑み、重要視される職務である

明暦の大火

2019年03月05日 | 社会
明暦の大火(めいれきのたいか)とは明暦3年旧暦1月18日から20日(1657年3月2日–4日)までに江戸の大半を焼いた大火災。かつてはこの年の干支から丁酉火事(ひのととりのかじ)、出火の状況から振袖火事(ふりそでかじ)、火元の地名から丸山火事(まるやまかじ)などとも呼んた。

新聞を読む

2019年03月04日 | 社会
この10年で約1000万部減

新聞の凋落が2017年も止まらなかった。日本新聞協会がまとめた2017年10月現在の新聞の発行部数合計(朝夕刊セットは1部と数える)は4212万8189部と、1年前に比べて115万部減少した。

2007年は5202万8671部だったので、10年で約1000万部減ったことになる。最大の発行部数を誇る読売新聞1紙がまるまる消えた計算になる。

新聞発行部数のピークは1997年の5376万5000部で、2000年以降は前年を上回ったことがなく、2008年あたりから減少率が大きくなっている。

まさにつるべ落としの状態で、2017年は2.7%減と、前年の2.2%減よりも減少率が大きくなり、下げ止まる気配はまったく見えない。

大手新聞社はどうやって発行部数の減少を補おうとしているのか。業界で切り札の1つと目されているのが「電子新聞」だ。形が「紙」から携帯端末やパソコンなどに変わるだけで、「新聞」自体は無くならない、というわけだ。

確かに欧米諸国の大手メディアはいち早く「電子化」を進めた。「ネットファースト」を掲げて紙の新聞が届くよりも早くネット上の電子版にニュースを掲載することも10年以上前から取り組んでいる。

2007年というのは初代「アイフォーン」が米国で発売された年。それまでのガラケー(携帯電話)とは格段に情報伝達量が増え、新聞もその力を無視できなくなった。

日本の新聞発行部数の減少率が2008年以降大きくなったのと、スマートフォーンの普及はもちろん関連性がある。その後のタブレット端末の普及などもあり、新聞の電子化は必然的な流れになった。し

南都北嶺

2019年03月03日 | 社会
南都北嶺【なんとほくれい】

南都は奈良,北嶺は比叡山延暦寺をさし,最澄が比叡山を開いたことを奈良の仏教教団と対比して呼んだもの。10世紀に入り,諸大寺の僧兵中,春日大社の神木を擁した興福寺の僧兵と日吉(ひえ)神社の神輿(みこし)を奉じた延暦寺の僧兵とが代表的となり,互いに確執を繰り返し,朝廷への強訴(ごうそ)を行った。そのため南都北嶺の称はもっぱら強訴の僧兵をさすこととなった。

安倍一強の謎

2019年03月02日 | 社会
牧原出(まきはら・いづる)

東京大学 先端科学技術研究センター 教授
1967年生まれ。政治学者。専門は政治学・行政学。90年東京大学法学部卒業。同助手、東北大学法学部助教授、同大学院法学研究科教授を経て、現職。2003年『内閣政治と「大蔵省支配」――政治主導の条件』(中公叢書)でサントリー学芸賞を受賞。著書に『行政改革と調整のシステム』(東京大学出版会)、『権力移行』(NHK出版)、『「安倍一強」の謎』(朝日新書)などがある。

西田亮介(にしだ・りょうすけ)
東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 准教授
1983年生まれ。社会学者。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授などを経て現職。情報と政治、情報社会のジャーナリズム、無業社会などを研究。著書に『メディアと自民党』(角川新書)、『情報武装する政治』(角川学芸出版)などがある。

石橋 凌

2019年03月01日 | 社会
石橋 凌(いしばし りょう、1956年7月20日 - )は、日本の俳優、ミュージシャン、歌手である。本名は石橋 秀樹(いしばし ひでき)。血液型はAB型。かつてはアパッチ、現在はENTER the DEE、に所属する。アメリカの映画俳優組合 (SAG) の会員で、アメリカではゴールデン・メディア・グループが代理している。

福岡県久留米市出身で福岡県立久留米高等学校を卒業した。俳優として名高いが、1980年代に熱狂的な支持を得たロックバンドARBのボーカルである。1977年に、ボーカルを探していたバンドへオーディションで合格して加入した。
5人兄弟の五男で、兄に影響されて中学の頃からジョン・レノンやビートルズ、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランを好み、中学1年生で父が他界し、高校2年生で音楽家志望を決意した。父の死について、ソロシングル「カクテル・トゥナイト」に収録された「12の頃」で歌われている。
デビュー時に所属したシンコーミュージックはアイドルグループとして売り出そうとし、ピンク・レディーの前座を務めたこともある。1978年10月にシングル「野良犬」でデビューするも、方向性の違いから1年足らずでシンコーミュージックから独立した。
独立したものの、レコードの売れ行きやコンサートの動員に悩んでいた20代半ばに、ドラマーの相原誠とともに赴いたスポーツクラブで、金子正次と松田優作に出会う。松田に自身の悩みを相談するなど交流したのち、松田が監督する映画『ア・ホーマンス』に誘われて出演する。それまで演劇経験がほとんどなかった石橋は、松田から厳しい指導を受けて演じてキネマ旬報新人男優賞を受賞し、本格的に映画俳優を志す。大河ドラマ『武田信玄』、映画『ボクの女に手を出すな』『Aサインデイズ』などに出演したが、ミュージシャンが俳優を兼ねている印象もあり、石橋は中途半端になるなら俳優は辞める気でいた。
尊敬していた松田優作がハリウッド進出中に病死したことを受け、1990年にARBを解散して音楽活動を封印し、俳優業に専念した。『クロッシング・ガード』(1995年)の演技がアメリカで認められた後、1997年にARBを再結成して第4期ARBとして1998年2月にシングル「TOKYO OUTSIDER」で復活する。音楽活動と俳優業と両立していたが、2006年3月1日に石橋が脱退を表明してARBは活動を止めた。
石橋自身「追う役より追われる役の方が多かった」と話すほど、かつてはヤクザ役が多かったが、現在は刑事や判事など多彩な役柄を演ずる俳優として知られる。1995年よりアメリカ映画俳優組合 (SAG) の会員となる。2006年6月1日に鈍牛倶楽部からスティングカンパニーへ移籍し、2008年4月にエイベックスへ移籍する。
妻は女優の原田美枝子、長女は歌手の優河、次女は石橋静河。

ジャス喫茶

2019年02月28日 | 社会
【ジャズとの出会い】 ジャズ喫茶経営 ジャズ評論家…後藤雅洋

第1回は「ジャズとの出会い」。1961年、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズが来日公演を行い、これをきっかけに日本にジャズブームが起こります。1962年、高校生だった後藤さんは友人に連れて行かれた出来立てのジャズ喫茶で聴いたジョン・コルトレーンの演奏にショックを受けたといいます。今回は後藤さんのジャズとの出会いからジャズ喫茶を開くまでを思い出のジャズの演奏と共にお話しいただきます。

【日本特有のジャズ喫茶文化とは】 ジャズ喫茶経営 ジャズ評論家…後藤雅洋

第2回は「日本特有のジャズ喫茶文化とは」。日本の古代に渡来した文化は日本独自の発展を遂げました。ジャズもその一つです。米国では第2次大戦前は大衆音楽としての「スイングジャズ」でしたが戦後は「ビ・バップ」と呼ばれる芸術性の高いジャズが主流となります。戦後の日本ではこのジャズをレコード鑑賞するという形が主体となり「ジャズ喫茶文化」へとつながります。今回は「ジャズ喫茶文化」の形成についてお話し頂きます。

【ジャズ喫茶の上手な利用法・楽しみ方】 ジャズ喫茶経営 ジャズ評論家…後藤雅洋

第3回は「ジャズ喫茶の上手な利用法・楽しみ方」日本のジャズ喫茶は1960年代から70年代にかけてが全盛期でした。当時、輸入盤レコードやオーディオ機器が高価で、住宅事情から大音量を出せなかったことなどがその理由でした。現在はネットで安価で聞くことができまた、アナログ盤の再評価などによりジャズ喫茶の役割は多様化しています。今回は今の時代ならではのジャズ喫茶の利用法・楽しみ方についてお話しいただきます。

【最新のジャズ事情】 ジャズ喫茶経営 ジャズ評論家…後藤雅洋

第4回「最新のジャズ事情」。ここ数年、ジャズシーンは優れた新人ミュージシャンを輩出、従来にない楽曲を生み出し新たな活況を呈しています。一方、最新のジャズに対し、従来のジャズと比べて違和感を覚える伝統的ジャズファンもいます。しかし、その本質は変わらず「新しいジャズ」は新たな解釈とスタイルを身につけ表現しているのです。今回は最近、発表されたばかりの演奏を聴きながら最新のジャズ事情をお話しいただきます。

がん

2019年02月27日 | 社会
【乳がん】 がん研有明病院副院長、乳腺センター長…大野真司

4回にわたり部位別にがんの現状と最新治療を専門家にお話しいただく「がんの話」第1回は「乳がん」です。乳がんは毎年、9万人以上がかかる女性がなるがんのトップです。今回は、どのような人が乳がんになりやすいのかその原因と発症のメカニズム、早期発見のための検診の重要性、手術、薬物療法等の最新の治療方法、また術後においてどのようなケアが必要になってくるのかなど、乳がんに関する最新情報をお話しいただきます。

【肺がん】 金沢大学がん進展制御研究所腫瘍内科教授…矢野聖二

第4回は「肺がん」。日本人のがん死亡原因の第1位は肺がんで年間の死亡者数は約7万4千人です。近年は手術や放射線治療の進歩が著しく治療で使用できる薬剤も増えてきています。今回は肺がんの基礎知識から、症状や診断方法、治療方針の決め方、最新の治療法を紹介いただくと共に、ノーベル賞を受賞した京都大学の本庶佑先生の研究で開発された「免疫チェックポイント阻害薬・オプジーボ」の働きについてもお話しいただきます。

【希少がん】 国立がん研究センター中央病院 希少がんセンター長…川井章

第3回は「希少がん」。人口10万人あたり年間発生率が6例未満のがんを「希少がん」といい約190種類あります。まれなため、他のがんに比べ受けられる医療において不利な状況にあるといわれています。患者が少数であるため専門とする医師や施設が少ないこと、症例が少なく医療技術や治療薬の開発が遅れているなど多くの問題を抱えています。今回は「希少がん」を取り巻く現状と共に改善に向けた取り組みをお話しいただきます。

【すい臓がん】 京都大学大学院医学研究科消化器内科学教授…妹尾浩

第2回は「すい臓がん」。すい臓がんは5年生存率が低く、治りにくいがんの代表です。早期がんでも症状がないことが多く周りが臓器に囲まれているため発見が遅れがちです。今回は、すい臓はどこにあってどのような働きをしているのか、すい臓がんとは何なのか、危険因子は、かかった場合の症状、検査方法やステージに応じた最新の治療方法を紹介いただくと共に苦痛を和らげるための「緩和ケアー」についてもお話しいただきます。

言語道断

2019年02月26日 | 社会
「言語道断」の読み方は「ごんごどうだん」で、意味は「とても言葉では言い表せないほどひどいこと。もってのほか。とんでもないこと。」を表しています。やはり、人を非難したりあきれ返るような場面で使われる言葉ですね。

現在ではこのようなネガティブな使い方をされている四字熟語ですが、その由来は仏教にあります。仏教における真理や悟りの境地は、とても言葉にして言い表すことはできないことを「言語道断」と表現したのです。

言語が「言葉で表すこと」で、道断が「道が断たれること」を指しています。2つの言葉が合わさって、言葉にできない境地を表しているのですね。

昼酒

2019年02月25日 | 社会
のんびり気ままに、そぞろ歩き。そして、陽のあるうちからの一杯。準備も手間もいらなければ、たいしてカネもかからない。それでも、日々あくせく暮らしていると、なかなかできることではありません。それゆえ、最高の贅沢というものです。豪華な温泉旅館への旅や高級料亭で呑むお酒では、けっして味わえない至福の時間を堪能。呑み歩きの達人が、ご案内いたします。
著者略歴
大竹/聡
1963年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告会社、編集プロダクション勤務を経てフリーに。2002年10月創刊の雑誌「酒とつまみ」初代編集長

せんべろ

2019年02月24日 | 社会
せんべろは、「1000円でべろべろに酔える」ような価格帯の酒場の俗称。

一般には作家の中島らもと編集者の小堀純が、共著の著書『せんべろ探偵が行く』(2003年、ISBN 978-4163595009)で使い始めたのが最初と言われている。また、1980年代頃に中島らもの身内言葉から全国区に広まったとの記述もある。[1]
1000円でべろべろに酔えるという価格帯の酒場の俗称ではあるが、実際には1000円でちょっと気の利いたおつまみとお酒2~3杯飲めるという意味合いが強く、発祥と言われている『せんべろ探偵が行く』(2003年、ISBN 978-4163595009)でも、そういった酒場が多く紹介されている。
低価格で酒やおつまみ等を提供するという性質上、該当する店には居酒屋や立ち飲み、角打ちなどが該当する。
2007年のサブプライムローン問題発覚、2008年のリーマン・ショックなどを背景とした景気低迷の中で「一般的な低価格居酒屋チェーンよりもさらに格安で飲み食いができる店」として注目が集まるようになり、近年雑誌等で特集が組まれるようになったほか、「せんべろ」系居酒屋を専門に取り扱う書籍も複数登場している。

立ち飲み

2019年02月23日 | 社会
立ち飲み、刺身のうまい店、もつ煮の名店……
きょうは、どの店いこうかなあ。
安くておいしい、でもそれだけじゃない……王道から穴場まで、笑いと涙の酒場探訪。


千円でべろべろに酔える店、通称「せんべろ」。
「これまで訪れた酒場は3000軒」という酒場ライターさくらいよしえと、漫画家河井克夫による究極のせんべろ酒場ガイドエッセイ。
あの有名店の裏話から、超穴場店の発掘まで、安くておいしくて泣けて笑える32のお店を紹介!
スポニチ人気連載、待望の書籍化!!


しみじみ泣ける店主の半生があったり、しみじみ笑えるルールがあったり、そこに行くと小さなドラマに出会える場所、
人間模様や町の息づかいが凝縮された、情緒ある酒場こそが、せんべろ酒場だ。
本書は、データだけではわからない、そんなせんべろ酒場の「味」がつまった、漫画と文による新しいガイドエッセイである。

「せんべろ酒場で見つけたいのは、安いだけじゃない、その奥に広がるバックストーリーだ! 」あなたのハートに届く名店(迷店)が見つかりますように。

第一章 下町王道酒場
コラム せんべろ用語集
第二章 穴場の酒場
コラム せんべろのお作法
第三章 立ち飲み角打ち名酒場

掲載店
◎大瓶ビール420円の奇跡 ◆赤提灯(上野)
◎365日24時間営業中 ◆信濃路(鶯谷)
◎スーパーだけど居酒屋です ◆倉井ストアー(立石)
◎レアなお酒のおしゃれガレージ ◆せ・ぼん(門前仲町)……など。
内容(「BOOK」データベースより)
立ち飲み、刺身のうまい店、もつ煮の名店…きょうは、どの店いこうかなあ。安くておいしい、でもそれだけじゃない…王道から穴場まで、笑いと涙の酒場探訪。