久しぶりの記事です。
もう、1週間以上前の話。
庭のコモンセージの花が咲いた
これは、昨年、苗で購入したセージ。
今年、初めて花が咲いた。
昨年、買いすぎたセージの苗の一部を、川崎市の親のところにもあげていた。
そしたら、4月に「花が咲いたよ」と連絡
がきた。
その頃、うちのセージは花が咲く気配は全くなかったので、
「あのセージ、花が咲いたんだ」
と意外な気分だった。
そして、しばらくして、5月に入ってから、うちのセージにも、花が咲いた。
どうも、実家のほうが海に近いので、うちのある町田よりも、暖かい
よう。
だから、先に花が咲いていたよう。
初めてみたコモンセージの花は、綺麗
な紫色。
同じ仲間で、よく花が咲くチェーリーセージと、一応形は似ている。
この5月の時期のセージの葉は、昨年食べたらおいしかった。
この時期を過ぎると、今度は虫に食べられるので、無農薬で食べることができなくなる。(どっちみち、殺虫剤は使っていないけど)
それで、5月にやわらかそうなセージの葉を収穫し、フリッターにしてみた
うちで揚げ物をするときは、揚げたてを食べてもらいたいので、私はもっぱら揚げ係。
そのとき、天つゆや塩とともに、夫には待機していてもらう。
そして、揚げたらすぐに食べてもらう。
はじめ、数枚揚げた時点で
「味、どお?」
と聞いてみた。
すると、
「辛い」
という。
「えっ辛いの
」
意外な答え。
なんで辛いんだ
去年はものすごく、美味だったのに。
私も試食してみたら、なんと辛い
セージのおいしさが消えるくらい、辛い
このとき、ベネシアさんの本に書いてあった文章を、思い出した。
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
ベニシア・スタンリー・スミス Venetia Stanley-Smith
世界文化社
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「私の夫はコリアンダーが大好きですが、蕾がつくくらいに成長すると、味が変わったと言って食べなくなります。コリアンダーは花を咲かせ、種を作るためにまずくなって、私の夫から身を守っているのではないでしょうか。」
なんか、この文章のなかのコリアンダーと、今回のセージの辛さに、関連があるような気がした。
結局、セージはたくさん収穫したけど、辛くて半分も食べられなかった。
しかも、揚げ油まで、辛くなったので、他の野菜類を揚げても、辛くなってしまって困った
来年は、セージの花が咲いたら、花
をカットするか、
または、花が咲く前をねらって、葉を収穫しよう、
などど、もう、来年食べることを考えている。
(それだけ、去年のセージのフリッターがおいしかったから)