Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

ウクレレ、パーツ製作取り付け

2018-07-26 22:42:35 | 日記


今日もいい天気で、気温も上昇
今年、一番の暑さだったそうです。

作業はウクレレのパーツ取り付け。
まずは、サドルの製作から始めました。
材の牛骨を削って、厚みを調整し、サドル底面の平面と直線を出します。
両端はブリッジの面取りに合わせて整形し、仮組してぴったりにして行きました。


高さは弦を張ってから決めるので、とりあえずサドルは終了。


次は、ペグのフィッティングに移りました。
ギア内蔵の木ペグ風ペグですが、セッティングは微妙です。
本体にはネジが切ってあり、かつ、テーパーもついてます。
本体をねじ込んで、ペグの頭が所定のところで収まるよう、ペグ穴を調整しながらセットして行きました。




ペグのセットが終わったところで、こんどは、ナットの製作に入りました。
こちらも牛骨で、材を調整。
底面はヘッド角に合わせて削ります。


今回のナットは溝にはめるタイプではないので、接着固定になります。
最後にナットとペグを接着し、明日まで乾燥させます。


いままで、接着は膠を使ってきたので、最後も膠接着。
暑いので大変でした。

明日はウクレレに弦を張って、各部調整する予定です。

写真はパーツを取り付けたウクレレです。
ナットは弦溝を調整してから整形仕上げします。」


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