クラシックギター、リフレット。

今日は雪。
朝は積もってませんでしたが、午前中か降り出し、積もりました。

作業はネックヒールの塗装から始めました。
つや消しクリアーを塗りましたが、仕上がりが納得いかず、もう一度やり直すことにしました。
ヒールは積層してあり、境目の所まで塗装を剥がして、塗り直しました。
下地を染める時、境目に染めムラが出来ていたので、修正して行きます。
修正は終わったので、後でもう一度、クリアーコートします。


ネックの次はクラシックギターのリフレットに入りました。
先日、準備をしていたギターです。
フレットの減りはあまり無いのですが、指板面に幅方向のそりがあります。


修正のため、リフレットすることにしました。
まずは、フレットを抜きます。


フレットには浮きがありましたが、抜いてみると、脚の部分の返しが全部削ってありました。
以前のリフレット時にフレット溝とフレットがあわないため、削って打ち込んだようです。


フレット抜き終わった所で、指板を修正。
フレット溝の幅を測って、溝にあうフレットを打ち込んで行きました。




打ち込みが終わったら、エッジを処理。


今日はここまででした。

明日はフレットを仕上げて、リペアの続きを予定しています。

写真はリフレット中のギターです。
ギターは75年製のマルセリーノ・ロペスです。