Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

19世紀ギター、ライニングとウクレレ、目止め。

2015-04-26 23:51:40 | 日記


今日もいい天気でした。
ちょっともったいないくらいのお出かけ日和。

作業は19世紀ギターのライニング製作から始めました。
まずは、厚板を棒状に切り出します。


それぞれ、幅が違うのは用途別です。
この中から、今回使う物をさらに薄板に切り出して行きました。
厚さを調整して、ライニングは完成。


鉋がけついでに、はぎ合わせた裏板も平面を出しておきました。


ここで、少し休んでいたウクレレの塗装に移りました。
目止めの下塗りをした状態でしたが、ちょっと時間が経ったので、さらに、もう一度全体にセラックを塗りました。
乾燥待ちの間に、ピックアップを仮に取り付けてみました。


乾燥した所で目止めをして行きます。




今日で全体を一通り目止めしました。
今回は、完全に平面になるまでは目止めしませんが、もう一回位、目止めする予定です。
ウクレレがひと段落した所で、また、ギターにもどりました。
でき上がった、ライニングをベンディングして行きます。
幅はサイド材よりもだいぶ狭いですが、厚みがある分ぴったりに曲げるのは時間がかかります。
曲げ終わった、表板側のライニングです。



明日はライニングを接着して、ウクレレの目止めの続きを予定しています。

写真はブロックを接着し終わったサイドと、ベンディングしたライニングです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿