WOWOWでカサビアンの2009年、ダブリンでのライブを見た。
カサビアンは2004年にインディーズからメジャーデビューしたUKのグループ。
UKには、次から次とロックバンドが出現します
なぜに、アメリカはロックが流行らないのか?
相変わらずブラック・ラップがヒットチャートを賑わせている。
カサビアンはストーンズ+電気グルーヴ+オアシス+盆踊り
違うかいや、こんな感じだけれど、超Cool
UKロックを聴いていると、いつも思うんだよね~、結局、根底にケルトの魂が
あるんじゃないかって。ケルト音楽は東へ東へと繋がり、中央アジアを通り、
日本まで到達している気がする。特にカサビアンは東洋的な音を多用している。
彼らの歴史を大切に包み込み、その上に新しい音楽を生み出している。
ブリティシュ・シー・パワーもそうだ。
歴史の浅いUSは別として、どうして我、日本には日本独自の音楽に誇りを持ち
かつ、クールに決めるミュージシャンが出現しないのだろう
私達、日本人はどうも自分達の文化をあまりにも軽く扱っている気がする。
先日、NHKの「クローズアップ現代」に関西の大学の先生が出演されて、
「日本は人口に対する住宅充足率がオーバーしているにも関わらず、
景気浮揚対策として、住宅着工を促進してきたが、転換期に来ている、
既存の住宅地を有効利用すべきである」というような趣旨の話をされていた。
まさに、私もそう思うのだ。東京のような大都市は過密した中心地にこれ以上
防災の観点からも住宅を作るべきではないし、古家などは、極小でも良いので
公園などに転嫁すべきだろう。
郊外への住宅誘導は仕方の無いことだと思う。
ウチの近所などは少しでも古い住宅は取り壊され、その跡地は共同住宅へと
ぞくぞくと建て替えられている。
行政はむやみに建築許可を出さずに、行政主導で制限し、空き地を増やして欲しい。
が、地方は全く逆だ。日本中どこの都市も駅を中心とした旧市街は寂れ、
どんどん郊外に新築住宅地が出来、新しく大型のスーパーマーケットなどが
でき、子供が多いので学校も増設され、しかし何十年化すると、やはり
人口が減り出し、また違う新興住宅地が生まれる。
私は生きている街というものは、新しい箱が並ぶ所ではなく、神社があり、
いかがわしい場所もある・・その地域で一番古い学校もある・・・そんな街が
生きている街だと思っている。
そのような地域はインフラも整っているので、行政も余計な出費がない。
その様な中心地にまた人口を呼び込むのだ。
欧米の街の様に、古いインフラを活かし、歴史ある中心地の称号を剥奪しては
ならない。
だいたい、日本は宅地に適した土地は少ないのだから、山を切り崩すより、
旧市街を利用したほうが良い。
先の先生によると、既にそれに取り組んでいる自治体もあるらしい。
もっと、歴史を文化を大切にしようよ・・・諸行無常というけれど、留まる事も
とても大切なことだと思う。
カサビアンで一番有名な曲「CLUB Foot」
私はカサビアンのPVが好きなんだボーカル、クールだし
前にブログにアップしたら速攻消された「エンパイア」またアップしてやる~ぅ!
ブリティッシュ・シー・パワー「Waving Flags」