Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

あかん・・・について考える。

2011-07-31 08:20:25 | 日記

また”記録的”という言葉が今年は使われる羽目になっている
新潟、福島両県で記録的集中豪雨にみまわれ、何十万という方達に
避難勧告が出されているのだ。何十万ですよ!何十万・・・
あかんわ・・・こりゃあかんでしょう・・・
新潟は長岡とか三条とかこれ地震の被害にあった所じゃないの?
両県は度重なる地震の被害で地盤も緩んでいる事も原因となりこの勧告なのか?

今週初めは海外メディアのウエザーリポートで韓国が記録的豪雨にみまわれている
という事を知った。それが、今度は新潟や東北にまで及んだのね。
確かにウエザーリポートで韓国に架かっていた雨雲の延長をたどれば、
ちょうど日本の新潟、東北辺りだったものな~。
この海外メディアのウエザーリポートは面白いです日本の天気予報と違い
地球儀状のワールドワイドな視点から予報するので「そうかあの北海にある
冷気が日本にまで影響するのね・・」とか「おー赤道近くのこの雲の渦、台風を
生みだしそう」とか長中期的予報が自分の中で可能になるのだ!

さて今日の「あかん・・・」という言葉、ざっくりいうとこれって関西弁ですよね?
ざっくりって本当にざっくり関西地方も広いもんね・・
例えば「ダメだわっ!」ってこれ関東弁ですよね?って言っているのと同じでしょ?
関東弁って何よ?ないもんね、そんなの。栃木と東京が同じ言葉のワケがないもの。
例えば、関西の中心地大阪ここだけでも違うんじゃない?
TVなんかで一般にいわれている大阪弁という言葉、最大公約数でしかないと思う。
だって私の親戚が大阪の西区、北区という所の出なワケだが、TVの大阪弁と
多少違うのだわ。なんというか、あんまりうるさくない大阪弁なのだ。

まあ、なんで今この方言にこだわっているか・・・というと、先日も取り上げた
みうらじゅんの料理番組を見ていて思わず笑っちゃう場面があった。
普段は標準語を話すみうらさんもピンチには思わず京都弁になるのだ。
料理を作っていて突然「あかん」というのだ。料理であかんはあかんでしょう
おそらく、料理人と手術中の医者は絶対使ってはあかん言葉が「あかん」。

これを標準語で言うと「もうダメだ~」でしょ?しかしとっさに「もうダメだ~」とは
なかなか言わない。東京で(これも昭和の最後らへんからだと思うが・・)
近いニュアンスだと「ヤバイ!」ないしは「ヤッベ!」
因みに言い訳しておきますが、昔はこのような「ヤバイ!」などという言葉は
所謂、不良・・もう死語か?が使う言葉だと思っておりました
それが、時がたてばあら、不思議ワタクシも普通に使えるように今ではなって
おります。
しかし、この「ヤバッ!」は料理人や医者が手術中に使ってもまだ猶予がある
気がする。一発逆転、起死回生のチャンスが残っているのだ
思うに「ヤバイ!」と発した時に我々は既に安全裏に入っているのだ

でも、「あかん」は絶対もう「終リョ―ウ」という絶体絶命な言葉のように思う。
東京、いや標準語で「あかん」に相当する咄嗟に出る言葉が、思い浮かばない
「やっちゃった~ぁ」じゃ長すぎるものね。
そう思うと方言というのは痛い所に手が届く言葉だな~。

友達の友達の話(よくありますよね)なので真偽の程は定かではないが、
昔、出産時の会陰切開の時に医者が「ヤバッ!」って言ったとか・・
これはあかんわ~ぁ

さて、さて我が家のミニミニ水田。あかんくなった苗もあれば、良く見れば
いいんじゃないの?と思わせる苗もある。

手前は枯れているが、元気なのもあるでしょう?

ほら、ほら・・葉っぱも太くなっている元々、これは日本晴れという品種と
こしひかりなのだが、もはやどれがどれだか・・・
万が一これを御覧になったお百姓さんがいらしたらどーですかね~ぇこれ