渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

両手の使い方 ~オートバイの乗り方~

2024年01月19日 | open



やった事ない人や、やっても
出来ない人は絶対にバイクで
はやらないほうがいいのだけ
ど、ある乗り方について。

私は左手でオートバイの右ハ
ンドルを操作できる。
私は小6の時からバイクに乗っ
ているが、中学生の時に自転
車である事を練習した。
それは、左手で右ハンドルを
持って片手右ハンドル保持で
スラロームした
り、ごく普通
に運転できるよ
うになる事だ。
これ、簡単そうで実はかなり
難しい。
自転車でのウイリー片輪走行
や、バンクさせてペダルを
シャーッと路面に擦る左右の
スラローム
は結構簡単にでき
たが、逆手ハンドルで
の運転
操作はかなり練習を要
した。
マスターしてからは、自転車
の乗り方を覚えたら忘れない
ようにごく普通にできるのだ
が、できるまでは訓練が必要
だった。
要するにバランスボールの

上に乗って立つようなもの。

このことにより、自転車でも
「セルフステア」を覚えた。
ハンドルは外力で操作しない。
バランス取りの為の適正加重
しかさせない。ごく微量の。
これは即オートバイでの走行
時のステア
操作にも通じる。

オートバイは法律上も片手運転
ができないと自動二輪には乗っ
てはならない。方向指示器が
突然故障した時には左手の手
信号を示さないとならないと
法で定められているからだ。
つまり、自動二輪、原付は片手
運転ができない人は乗っては
いけないのだ。
両手を腕立て伏せのように

突っ張ってハンドル(特に
セパハン)に荷重させている
のなどは二輪適正走行に関し
て論外だ。物理的にあり得な
い。
そういう事してるから、30年
前、40年前と異なり、現代の
ニワカ二輪
載りたちは転びま
くる。
当然、高速度からのフルブレ

ーキングでハンドルには荷重
させない「抜重」という高度
な技法、身体運用などは全く
できないどころか考えもつか
ないのだろう。
だから握りゴケや立ちゴケと
いう意味不明な二輪の走行と
は無縁な出鱈目な事をして、
ニワカたちは転ぶ。

右手でスロットルを保持しての
片手運転はとても簡単だ。
だが、左手でのスロットル操作
は?
道交法上はどちらの片手で操作
しろとは定めていない。
もしも右手が何らかのトラブル
で使えなくなったら?
通常運転はできないが、走行中
に右手を離さなければならない
事があったとしたら?
それは、左手で右のスロットル
やブレーキをも操作するのだ。
だが、世の中の人、ほぼ全員に
近い人たちがこれをできない。
出来ない理由は簡単。
やった事が無いからだ。

自転車で練習してみるといい。
とんでもなくむつかしいから。
ましてそれでスラロームや
自由自在にステア操作をする
のは。
だが、マスターすると難なく
できるようになる。
私のように。

通常は、右手を離して左手で
右ハンドルを持つ事はほぼ無
い。
だが、できないよりできるほう
がスキルが高いのは当然の事だ。
そして、何よりも「本当のセル
フステア」を覚える事ができる。

セルフステアというならば、カ
ーブで両手を離してコーナリン
グできますか?
という問題がある。
これこそが究極のセルフステア
だ。前輪が勝手に浅くともバン
ク角付与
により適正キャンバー
を自分で得て適正に二輪は曲

ってくれる。

オートバイの乗り方は実はこれ
が原理であり鉄則なのだ。
ハンドルには外力をかけない。
特殊な旋回技法駆使以外の通常
操作での走行の時には。




二輪の操作操縦ができない奴に
限って、こうした画像や映像を
観たら「危険運転だ」と大騒ぎ
してコンプラ警察良市民(エセ)
ぶってネット叩きをやりたがる。
くそダセえ。
二輪にまともに乗れるようにな
ってから物を言え。


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