
シリアスである。
これまでいろいろなメーカーの
ビリヤードテーブルで撞いたが、
一番撞き味が素晴らしかったの
はダイヤモンドのテーブルだ。
標準でポケットのカップが開い
ていて穴も渋い。
レール際を這わせるショットで
も正確に余計な勢い無くシュート
しないと、穴ガコガコで弾き出
される。
さらに穴を絞ったトーナメント
台などは最高のセッティングだ。
そして、ダイヤモンド台は、レ
ールが昔の玉台のようにフラッ
ト気味であるのが非常に良い。
レール幅はややブランズウィック
よりも広いのだが、手の座りが
良い。
大昔の箱台は米国製も日本製も
レールが真っ平だったので、
あれはあれで良かったのだが、
現在はそうしたレールはクラ
シック台を除いて存在しない。
上掲画像のようなダイヤモンド・
テーブルでレールが銘木の物
などは今は殆ど見かけない。
というか、日本国内では見た
事がない。
そもそもがダイヤモンド台は
とても高額なので、日本の
ビリヤード場でも備えている
店舗はごく僅かだ。
もし仮に家に玉台を置くとし
たら、ダイヤモンド台のノー
リターンのプール式テーブル
一択。
すごく高額だろうが(笑)。
第一、テーブル以前に、30数
平米の柱無しの空間などは、
資金的にも簡単には作れな
い(笑)。
独身男性で一戸建て建てて、
自宅に撞球専用室まで注文
建築した人も動画サイトには
いるけどさ。
独身パワー見せてやる、み
たいな事言ってたけど、独身
時代は大抵は玉代にすべてを
消費するから、戸建て持ち家
撞球室を作るなど無理な人が
撞球人には多いのではないか
なぁ。
仲が良い友人の撞球人が自分
の会社の敷地内に撞球室を
作ったので呼ばれて行った
事がある。
なんとどでかいユニットハウス
でビリヤードルームを作って
いた。
入れた台は箱台。しびれたね~。
もっとしびれたのは、穴幅が
1.6玉幅を切っていた。
本人は「やりすぎた」と言って
たが、とんでもなく難しい台の
セッティングだった。
確かにあれはやり過ぎ。
ただシュートだけのようなショ
ットに偏向するから。
アメリカン・プールの台の穴は
絞っていても、1.7~1.8玉幅
程度が程よいのではなかろうか。
トーナメント仕様は1.9~2.0あ
たり。
どノーマルは2.2~2.4玉幅。
このどノーマル台はガバガバ
すぎて全く面白くない。
前クッションに入ってからでも
ポケットに玉が落ちてしまうし、
不正確なシュートでの穴ガコ
も全く無い。すべて落ちる。
ノーマル台は駄目だ、あれは。