手玉は丸い。
こちらに見えている面は、水平
線のような端っこ以外は、
どの場所でも撞けるし撞く。
どの場所でも撞けるし撞く。
むしろど真ん中の中心のみを撞
く事は少ない。
撞点の上下は、手玉と的玉の分
離角度を変えさせるために選択
する。
上を撞くと分離角度は狭まり、
手玉が的玉を追いかける方向
に走る。だから英語では押し
玉とは呼ばずにフォローショ
ットと呼んでいる。
下を撞くと手玉が戻るので、
引き玉というが、これは英語
でもドローだ。
では横は?
横は手玉にスピンを与える為
に撞く。
さらに斜めの撞点は、手玉の
上下の動きとスピン=ヒネリ
が加わる。
手玉をひねると手玉は横にズレ
る。的玉も歯車作用で軌道がず
れる。
それの補正を予め想定する事を
「見越し」と呼ぶ。
ヒネリはクッションに当たって
からの手玉の動きを大きく変え
るのだが、的玉の軌道も変える
ので、どんなキューでも「見越
し」という補正行為は絶対に必
要になる。これは絶対に。
それら複雑な要素が複合的に
絡まって来るのがビリヤード
という球技だ。
手玉のスピンだけでなく、他
にも非常に複雑な動きが発生
する。
どの撞点でも、適切適正な撞き
方ができた時、キューの打球音
はかなり良い音がする。
野球でのクリーンヒットのよう
なものだろう。
手玉の下を撞くのは、何も手玉
を手元に戻す為だけではない。
このように、手玉をネクスト
ボールに出す為に、下撞きヒネ
リを使う事もかなり多い。
リを使う事もかなり多い。
手玉と的玉の角度だけでなく、
手玉をクッションに入れて
からの入射角度と反射角度
を可変させて次の的玉にポ
ジションさせる。全て撞点
選択とそれに適合したスト
ロークで行なう。
からの入射角度と反射角度
を可変させて次の的玉にポ
ジションさせる。全て撞点
選択とそれに適合したスト
ロークで行なう。