渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ティーゲル

2022年06月01日 | open


友人からリペア依頼で預かって来た
キューのシャフト。
ものすんげー虎目。赤木の虎杢。
上から下までびっしりで、そして、
経年変化でまるで染めたように
タイガーが出ている。
ここまでのは見たこと無い。
そして、このキュー、音良し、動き
良し。
昔のキューというのはいいねえ。
このキューで、友人はマスワリ量産
してやがった(笑
本ハギ、バラブシュカ・スタイル。
造り込みはとても良い。
いい仕事してるなぁ。

いいね、阪神タイガースキュー(笑
このシャフト欲しいわー。


実用ナイフ

2022年06月01日 | open

デスクナイフ兼アウトドア外出用
ナイフ。

このモデルは実に使い易い。
ここ17年程では、一番使い倒して
いるのがこのモデルだ。

おもうしわげながんすが、CHINA
銘は砥石で磨り落としたのす(笑


小さな日本刀 〜刀によって救われるもの〜

2022年06月01日 | open


北の斬鉄剣の作者、名人藤安
将平刀匠の小柄小刀。
藤安先生が私の為に打ってくれ
た一作。
藤安先生の支援者の方が藤安
刀匠に依頼して、私に進呈して
下さった。忝き事この上なし。

この意匠は藤安先生のオリジナル。


月に帰りたいと月を見る兎。
私の心と全く同じ風景が描かれて
いる。刀工自身彫り。


無論、差し裏の研ぎ面の地肌と
焼刃も素晴らしい。


東京の斬鉄剣作者二代目小林康宏
刀工は、私に娘が生まれた時に
自身作の娘用の嫁入り短刀を娘の
名前を銘に切って桐箱入りで私に
下さった。有り難し。
それは娘の宝物。結婚の際には
持って行く。
辛くなった時には、その自分の
為に打ってくれた刀を思い出し
頑張って来たと、娘は私にかつて
語っていた。
この将平小刀は私自身の宝物だ。

人は多くの人ひとりひとりの真心
に心が救われる。
心なきところ救い無し。
それはまるで助からない。
刀は魂だ。

6月開始

2022年06月01日 | open


ギリシア神話にちなんだ結婚月の
始まりですね。
企業では、きょうからシャツは半
袖のワイシャツとなります。
まあ、背広仕事なら上着は季節に
関係なく必須なのですが。それに
正式な衣装では勤務中と雖も半袖
は御法度だし。
それでも、今月からは日本の人々
の装いは夏物仕様になる。スーツ
なども薄物を着る。
その始まりの日。
中学・高校とかも制服では夏服の
始日ですね。衣替え。


家庭で出来る人工象牙の造り方

2022年06月01日 | open

       ➕

       ➕

       ➕

       ➕
 
       ↓
       ↓
       ↓


これは本象牙ですが、こんなのが
出来るらしい。

キューのファンシーインレイ

2022年06月01日 | open


この花弁部分の奥行きを出すイン
レイというのは、どうやってやっ
てるのだろう。
重ね貼り?
でも、日本の螺鈿技法とも違うよ
うな・・・。
重ね貼りだと、複合的な凹凸にな
るので、埋めてから貼って重ねて、
その上からはレジン等で膜を厚く
コートしないと、ただのクリアで
平面の面一まで塗装するのは結構
困難なように思える。

このキューが凝ってるのは、薔薇
部分だけでなくリングもそう。
ただの染め樹脂の輪っかを着けた
のではなく、細い短冊切りを縦に
並べてきちんとリングワークをし
ている。
目立たない部分で手の込んだ技法
を見せている。
薔薇ばかりが目立つが、細かい所
に技を見せている。