渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ハードランナー

2024年08月20日 | open


(新東名:浜松SA付近)

世の中恐ろしい人がいるね。
きょうZ-YARDで聞いた話。
富士山とヤードを往復日帰
りで走った人がつい最近い
たとの事。
所用時間22時間だったそう
だ。
私が50ccで神奈川県川崎か
ら広島県三原市まで弾丸を
やった時も24時間以内到着
だったが、距離的にはそれ
以上だ。
やるねえ。
俺の一週間前の801kmなど
は、その富士山⇔岡山日帰り
マンに
比べたらほんとにしょ
ぼい
というかチョロいもんだ
う。

ただ、その話がライダーズカ
フェZヤード
でマスターから
出た時、若者が俺に訊いた。

「きょうの往復120kmなんて
ガンモさんにとってはそこら
のコンビニに行くよう
なもん
でしょう?」と。

それは確かにある。
こういう感覚は、横浜時代に
ハマケンとの付き合いではな
く、毎週夜明け前に箱根に行
っていた事による精神醸造か
と思
う。
横浜の自宅から芦ノ湖箱根
スカイラインまでの距離が大
体90km。
そして、箱根のワインディン
グを午前中一杯大体100km強

程走る。途中でガス給油しな
がら。

昼前にはハマに帰還する。
少なく見積もって300kmは
毎週水曜には走る。
ただのツーリングではなく
ヒンズースクワット運動で。
私より相方の弁護士はさらに
50km程距離が長くなる。
当時彼は都内に住んでいたか
らだ。
それを毎週やっていた。
その他にも週末等にはロング
で走る。

なので、私にとっては300km
程は、まあ普通の通常短~中
距離程度の感覚がある。
現実として、アラ還で750km
走行は毎年のように何度も
今でもやっている。

ただ、富士山から岡山までの
日帰りというハードランは、
距離よりも実質的には走り
けている時間が非常に過酷

と客観的にみて思う。

所用時間22時間というのは半
分すると
片道11時間。
これは以前にも書いたが、休
息を30分取るのを6回取った
ら、それだけで3時間が消費
される。
かといって、給油のみで走り
続けるのは諸事情から無理だ。
トイレにも行くし、エネルギー
補給のために食事も取る。
「腹を満たす為ではない。
戦闘能力を維持する為に摂
するのである」という特殊精
部隊兵士と全く同じような
を実行しないと、長距離走
行は絶対に
できない。
長距離を一度も走った事のな
い素人に限って、ロングディ
スタンスを走り抜いたライダ
ーをネットの匿名掲示板等の
こそこそした卑怯なカスの
溜まり場などで馬鹿にして喜
んでいる。

それの精神的背景は明白だ。
自分が出来ない事をやった人
間に対する嫉妬が精神の根底
に潜んでいる。
そして、やり抜いた人間を
誹謗中傷する事で、自分の
精神的安寧を得ようとして
いるのだ。
ダサさの極み。
というか、それが本来の動物
的な自己保身なのかもしれな
い。あくまで動物の。
だが、それは知的生命体とし
ての知
的活動の範疇には無い。
自己への客観的な検証を放棄
して、他者を排撃する事によ
ってのみ自己の立場を保全し
ようとする救いようのない非
人間的な精
神が根底にあるか
らだ。

それは一切人間の知的活動や
「強さ」とは無縁である。
だが、本質的にしょぼ過ぎる
種族たちはそのパターンを
好んで選択実行したがる。
有り体に言えば、カスだ。
自己保身のみに立脚した精神
性からは人類の進歩と調和な
どは絶対に生まれない。
カスから未来が生まれる筈も
ないのは小学生にさえ解る道
理だ。
つまり、それらの精神性を有
するネット愚民のようなカス
たちはオツムが小学生以下な
のだ。

自分が走り抜いてから物を
言え。たわけ。






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