8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

飛鳥の石造物

2013年07月10日 19時03分29秒 | 日記
7月9日

飛鳥にある
石造物を撮影に行く。
機材はデジカメのみ。

この付近は撮影対象が
多くあるが、歩くには
距離がある。

また、それなりに坂もあるので、
電動自転車で移動するのが、
効率的と思う。

まずは「亀石」。
岡寺駅の東に延びる
県道155号を1kmくらい進むと
一本南の農道にある
シンプルな石造物。


農道を西へ500mほど
道なりに進むと、
「鬼の俎」、「鬼の雪隠」
に到着。

「鬼の雪隠」の前に
左に登る道があるが、
「鬼の俎」は
「鬼の雪隠」から見て
右側、数メートルの所にある
階段を登る。

これらもシンプルな石造物。
雪隠は囲っている鎖を
入れたくなかったので、
これも超広角レンズを
使用。


俎は木に囲まれて、
やや薄暗いので、
フラッシュを使用。


この二つの石造物は
もともとは石室の
底石(俎)と蓋石(雪隠)
で蓋石が転がり落ちたらしい。

また、鬼が俎で料理し、
雪隠で用を足した
という伝説も。

いずれにせよ
セットであるらしい。

ちなみに石室は
底石、蓋石、扉石
で作られていたとのことだが、
扉石は今は無い。

誰の石室かは分からない。