8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

埼玉の桜(権現堂とさきたま古墳公園)

2011年04月16日 19時59分05秒 | 日記
4月14日 5時
道の駅「ごか」にて起床。
車の中での起床として今年初めて寒くない朝を迎えた。
「ごか」は茨城県にあるが埼玉県のすぐ近く。

この日の目的地は「権現堂」。
比較的近場なので道の駅で前泊することも無いかとも思ったが、
事前に近くまで来ておくと楽。

「ごか」から権現堂まで5km。
8時20分発し、8時半過ぎに到着。
あとで知ったのだが権現堂の駐車場は8時半から開場するらしい。

権現堂は桜並木と菜の花を組み合わせた風景が非常に綺麗な景勝地。

駐車場から堤に登ると桜並木。南東に菜の花畑が広がる。
菜の花畑の東側から定番の撮影。

桜並木も長く、菜の花畑も広いので場所取りには、さほど苦労しない。
しかし、時間が遅くなるほど人が増えて菜の花畑の遊歩道に
カメラマンや観光客が立ち入るようになるので、
人を極力入れたくなければ、朝早く撮影した方が良さそう。
また、堤は北西から南東に延びているので順光で撮影するなら
やはり朝早いほうが良いと思う。

定番の撮影以外にも、堤で桜並木や桜のアップの写真、
菜の花畑を主とした構図も画になる。
 
今年はイベントは中止されていたが、それでも10時頃には
堤は結構混雑していた。土日ならもっと混むだろう。

ここは、撮影対象も撮影ポジションもバリエーションを豊富に取れるので、
良い撮影地だと思う。

駐車場を出ようとすると前の道が渋滞。
権現堂のせいではないようだが、朝遅くなると権現堂の駐車場に入るのにも
時間がかかる。
駐車場が開場次第、入場するのが良さそう。
その意味で予め権現堂まで5kmの道の駅「ごか」で朝を迎えたのは正解だった。

続いて「さきたま古墳公園」を目指す。
権現堂から30km。

公園は広く、駐車場も広く、入場も自由(24時間出入り可?)。
桜はあちこち咲いているが、目玉は日本最大の円墳である丸墓山古墳の上にある桜だと思う。
 周囲の桜が舞う光景が印象的だったのでデジカメで撮影。

 
公園は前方後円墳を中心に幾つか古墳が集まっているが、
登ることのできる古墳は丸墓山と前方後円墳の稲荷山古墳のみ。
この時期、稲荷山古墳の上から丸墓山古墳の後ろに太陽が沈む光景を撮影できる。
ここもデジカメのみの撮影で望遠レンズで撮影。
桜の色が完全にはつぶれてしまわないように、かつ背景の暮色を損なわない様に露出を設定。


日が沈むと人は殆どいなくなるが、
暗くなった公園の中で、宴会をしている集団もいた。