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2006年間馬券収入500万、G1的中率8割の競馬人がこの世界
に新たな境地を切り開くことを強く約束する。

【競馬 予想】 第44回小倉記念 レース回顧

2008年08月04日 05時00分29秒 | Weblog
週明けに済ました印4頭が全て掲示板に載ったことから、ハンデ戦と
言っても少し上位と下位に差があった構成だったのだろう。
レースの流れも前も後ろにも傾かないミドルゾーンの競馬
ミヤビランベリが出走した場合、必ずと言っていいほど各馬の
能力発揮され易い傾向があるので、今後も生かせる材料だ。

馬券はダイシングロウではなく、ヴィータローザからの厚い馬連で失敗。
3連複はダイシングロウドリームジャーニー固定で比較的厚く買っていた
ケンブリッジレーザが絡まり高い回収率となったが、欲を言えばヴィータローザ
あとひと踏ん張りがあれば、秋まで寝れたものだった。
週明けでの勝負予定だったダイシングロウドリームジャーニーのワイド一本は
3倍台のオッズに、怖気づいて回避。
しかし、ドリームジャーニーの単勝オッズは前日からかなり売れた。
良く知っている馬券者が多いもので、数十万単位で勝負した投票が
感じられた時系列だった。

今や当然スポーツの世界もトップアスリートはかけ離れた世界からの吸収を
怠らない。北京オリンピックに出場する室伏選手や為末選手もその
代表例で一般のビジネスマンにとっても、学ぶべきものは多い。
そんなやや閉鎖的な競馬社会の中でも、クレバーな騎乗を見せるのは
これまで何度も挙げているが、池添J藤岡祐J
感覚に頼らず、綿密な事前調査によって計算的に乗ってくるわけだから、
特に差し馬での乗り代わり時は、威力を発揮する。
特に池添騎手などは普段やレース後のインタビューを見れば、中間に
どんな作業をしているかが容易に伺える。ちなみに彼は大のギャンブル好きである。
先週、今週とこの二人が続いて差し馬で重賞を制覇したのも偶然ではなかろう。
今後もこの二人には注目出来るものであり、もっとこの手の騎手が増えて
欲しいのが願いだ。

ドリームジャーニーはやはり小回りが合う。
能力の特性はスピードの持続性が問われる展開、高速決着。
瞬発力を問われるようなレースは苦手とする。
だから、毎日王冠や天皇賞秋は厳しいだろう。
GⅢを使ったとなれば、次の狙いは札幌記念でいいのではなかろうか。
もう今の札幌は洋芝適性など特に必要が無いので、出てくれば有力だ。

ダイシングロウの位置取りを見た瞬間には、もう下を向いたが、それが
結果を残したのだから驚きだった。
型にはまれば強い馬は沢山いるが、少しでもリズムが崩れれば大敗するのが
大半。そんな中で、この馬の今日の走りは評価出来るものであり本物だ。
ただ今後はその類稀な先行力を生かさないと勿体ないだろうし、精神力が
強いのが分かったのだから、面白い競馬を見せてくれそうだ。

ケンブリッジレーザはレベルの高かった前走から斤量補正して上げても
一発は期待出来たが、多分に狙った方の多くは血統論者だろう。
触れると長くなるので割愛するが、父系も小倉適性抜群、母系からはあの
ニホンピロキース思い起こさせる存在だった。

ヴィータローザは良く先行してくれて、またもっと上手く3コーナーから
捌ければ、もう少し走れただろうが、まあ最後ずっと11秒台の流れでは
あれが精一杯の健闘だろう。
当然、予想される次の新潟記念も狙いたいが、これ以上馬体が増えた時には
気をつけたい
馬体重だけで体調を判断するのは滑稽だが、この馬は数少ない
特別例だ。

レインダンスは2走前から触れているが、もう虐待に近い感覚がある。
彼女の繁殖しての明るい展望を考えると、この陣営にとっては目先の
格と回収を高めることが釣り合うとは到底考えにくい。

グロリアスウィークに心中した馬券者には辛い光景だったろう。
大外、スタートロスがあったとはいえ、中堅騎手があれでは
納得がいかないと思われるレース運び
だった。


UHBは期待したトールハンマーが人気薄ながら頑張ってくれたが、
あの辺りが精一杯だろう。思ったより落ち着いた展開での、
人気上位の決着だが、あの馬場でこの決着はそう勝負出来る
ものではない。
この馬場を考慮してか、ショウナンアクトが人気していたが、如何せん
フレンチデピュティ産の函館始めとした小回り実績は極端に悪過ぎる
付き合い方は直線が長いコースでの極端に重い競馬か、軽い競馬で
パフォーマンスを跳ね上げる。


北陸Sのオフィサーの走りには言葉を失った。
通例の自分がとても嫌になる瞬間である。

新潟9Rの三国特別は長期休養明けで20キロ増えてきたサムライタイガース
だが、人気したのを見て馬体重に捉われない馬券者が多いものと感じた。
今日の走りがまずまずだが、この馬3歳時のダート1戦が中々高い
実力値でこの上のクラスも時間の問題だろう。
そのレースで接戦を繰り広げた
アドマイヤマジンもその後1000万を2勝している。
マルブツセンターはもう次は勝てるだろう。禁断の誘惑ツルマルビビッド
高速ダートということで騙されずに済んだ。

土曜日は新潟メインの新潟日報賞のみ購入。
勝手な理想通り新潟にやって来たザレマを購入し痛恨の4着。
新潟大賞典でも期待したバトルバニヤンとの3連複固定だっただけに
悔やまれた結果だった。
ココはあんな展開ながら慎重に乗り過ぎた、柴田善Jに喝を入れさせて頂きたい。
連闘は少し気が引けるが、関屋記念でも馬券圏内が予想される存在だ。
ヒカルベガショウナンタキオンあのような状態で競馬を使うのは
少し問題である。

宮崎Sはフラムドパシオンが凡走と言える内容だった。
ただ、個人的に問題と感じていたのは何故小倉をわざわざ使ったのか。
非常に脚元に負担が掛かるコースである。
馬を強くする技術は今や誰もが認める名門だが、昔から不思議なのは
上級レベルになればなるほど不可解なレース選択が目立つ。
ウオッカが安田記念を勝った時にも、陣営だけがこの馬の特性に
全く気付いていなかった感じのコメントが印象的だった。



毎年勝負度合いが高く成りやすい関屋記念の展望も週明けとなります。
今週も競馬にもお疲れ様でした。暑いが続きますが、お身体をご自愛下さい。


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