上半期最後のG1は悔いを残さぬよう、しっかり検討したい。
メンバーを見て幾らか迫力が落ちたような気がしたが、よく考えたら
ローゼンクロイツとエリモエクスパイアの名が無いではないか。
特に前者は単に中京巧者というだけでなく、中距離での底力は現役屈指と
あって見る楽しみも減ったし、何よりどの馬から買うにしてもオッズを分散
させてくれる馬が一頭減ったのは痛い。
そう、本命にする心積もりが無かったのが唯一の救いだが、競馬人として残念。
秋に万全で復活してくれることを願いたい。
さて、まず今回の展開を大きく握るアドマイヤメインから考察したい。
ちなみに、一度この馬に触れたことはあるが、その解釈は変わらない。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/cad276d0c85c8e1bd1f0e5689f06574e
この馬とは非常に馬券の相性が良く、買って来なかったことはない。
それだけ、特性を読みきっているとも言えよう。
現代の日本競馬では、ディスタンスの領域でこそ真価を発揮出来る馬。
この阪神の2200Mでそういうレースに変えてしまうには、当然息の入らない
流れを築くことが条件になるが、リクスも先行馬として大きくなるのは確か。
ただ鞍上川田にスイッチとなればその策を選ぶ可能性は高い。
また、強い競走馬の証とも言える厳しいラップを踏みたがる馬達が多いことも
アドマイヤメインのペースアップを後押しする材料になりそうだ。
近走を見てもダイワメジャーやメイショウサムソンは最初の1000Mをこの馬場で
あれば59秒を切って来る可能性も十分高い。
アドメイヤメインは有馬記念は万全であったか?この答えはおそらくNoでいいだろう。
あのレースは、ハイゾーンのいいレースであった。ただ距離は2500Mと言えど、
問われるスタミナ量は宝塚記念と然程差はない。
そこで有馬記念の相対実力値を引っ張り出すと、これは恐ろしいことに今回
アドマイヤメインが厳しいラップを刻めば、中途半端に付いて行った馬は
潰れる計算になる。気になるのは有馬記念は2キロ古馬より軽かったことが
どう実際に影響があるかだが、これは掴みにくい。当時より現4歳馬が2キロハンデが
負担されると考えた方が、経験的にはしっくり来るのだが。
ともあれ、アドマイヤメインの存在こそが今年の宝塚記念を面白くさせてくれる
一番の材料かもしれない。
果敢に逃げて、高速阪神の恩恵をしっかり受けて粘ってもらいたい。
だが、この馬はSS直系×ヘクタプロテクターとあって改装後の阪神はもろに
不適性である事実も最後に付け加えておかないといけない。
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思っているので(^^;頑張って欲しいです。
緩まないラップ、ロングスパート・・・
金鯱賞では失速してしまいましたが体調面に問題があった模様ですので
どこまで戻してこれるか、気になるところです。
ディスタンス向き・・・そうですね。
距離短縮では道中のスピードの負荷が他馬に影響を
与えなくなるので距離延長こそがこの馬の持ち味を
活かす道かもしれません。復活に期待!
アドマイヤメインの状態が大変気になるので、色々探ってはいますが、あまり入って来ないです。(^^;
今回人気も薄そうですね。
状態普通であれば、かなり直線シブトイと思われます。また、この馬がまともに走れれば先行馬壊滅のシーンも思い浮かぶので、本当に面白い存在です。
ただメイショウサムソンにだけは分が悪そうなんですよね。。