競馬予想 競馬桜坂

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【競馬 予想】 新潟大賞典 京都新聞杯 プリンシパルS NHKマイルカップ レース回顧

2008年05月12日 02時59分45秒 | Weblog

今週は雨による影響で意気込みに反して気楽な立ち回りとなった。

【新潟大賞典】

レースの流れは約5馬身のスローゾーン競馬と極めて緩かった。

期待したオースミグラスワンは他馬のレベルの低さにも
助けられ豪快に差しきった。
幾度となく触れているように、上がり指数は現役最高レベル。
大阪城Sは以前も評価したが、大阪杯を上回るものであり、
単順な馬の強さとしては今最も強い馬と解釈して良い。
問題なのは、この手は今の高速芝、多頭数の日本競馬では
システム上大成出来ないということ。
ハーツクライ、ディープインパクト、エルコンドルパサー、ダイワスカーレット、
スイープトウショウ、カンパニーこれらの馬も肝心なレースでは
先行しその時こそがもっとも内容も安定したのは当たり前のこと。
オースミグラスワンは残りの競争生活も短いことからも、ここらでもう
結果は抜きにして負荷を掛けて行く必要がある。
最大目標となるマイルCSに向けては、差して勝利するにも
それまでに免疫を付けておかないことには、結果は付いてこない。
ちなみに天皇賞秋に出走しても、このレースは展開もそれなりで
スタミナ不足のこの馬には厳しく、またスローゾーンになっても
前は止まらない。この新潟大賞典にダイワスカーレット、メイショウサムソンが
出ていれば31秒前半の豪脚を繰り出しても物理上届かないというのが
今のオースミグラスワンのスタイル。

ブライトトゥモローはここまで上がりが速いときつかったか。
ただ、気になったのは
返し馬が非常に硬く見えて悪かったのは
確かであり、今後陣営のコメントで明らかになるかもしれない。
しかし、最終的にもそんな馬を渋々3連複の相手に指名したのは、人気面を
考えても情けない。

12番人気で注目したバトルバニヤンは2着にタイム差なしの6着と
非常に惜しかった。上がりを見ても、もう少し運があればスウィフトカレント
ともに馬券圏内もあっただろう。そのスウィフトカレントはようやく
復調しており、基本的には東京マイルがベストとあって安田記念が
この後理想的だろう。

サンライズマックスの人気は意外だった。こういう
上がり指数が極めて
低い
差し馬はまず新潟では走れない。

相対実力値はオースミグラスワンが抜けているのは当然として、
2番手スウィフトカレントも以下を大きく離している。

馬券は単勝は結局買わずに、太く取った馬連のみ。
また3連複で15万円分も意思と違う馬を買ったお粗末振り。
きちんと買えていても的中はしていなかったのが、尚更悲しい。
消化不良なレースであった。


【プリンシパルS】

9Rでトーセンイマジゲンは飛ぶべくして飛んだように、降雨によって
馬場状況は適性とスタミナが問われる特殊馬場となった。
今の東京開催は雨が降るといつも以上に、重たくなる芝の管理状態
なので、残り4週も注意が必要。

レースの流れは約6馬身の極度のスローゾーン競馬

これで最低人気のアグネスターチが残ってしまうのだから、
この馬の能力は特質および、レースの低調さを物語っている。

ベンチャーナインはやはりこういう条件に強い。
ただ昨年の青葉賞と同じで本番には直結しないだろう。
また、この馬はダートで将来走っている可能性もありそうだ。

1番人気テラノファントムこういう馬場がからっきし駄目ということは、
今後に向けて少し痛い材料。

相対実力値最上位は、アグネススターチ



【京都新聞杯】

レースの流れは約3.5馬身のスローゾーン競馬

期待したロードアリエスは願い通り上手く先行して嵌った感じだ。
絶対実力値がこのメンバーで優秀なのだから、先行すれば
後続は厳しかったが、このレースは戦前からレベルが低いと
見ていたように、今後は大きな成長が無い限り厳しいだろう。
また、
鮫島Jはただ一人3コーナーから4コーナーにかけて、
微動だにしなかった騎乗は、非常に褒められる点。
直線の進路選択には冷や汗かいたが。
しかし
阪神芝1800Mでいい競馬をした馬はこの馬はじめ、
オースミグラスワン、ディープスカイと今週見事だった。

だらしないのは、ミダースタッチのみ。ただ、あの走りを見る限り
もう適性、能力以前の前に体調がおかしいとしか考えられない。

4着ホワイトピルグリムは強く狙っていただけに、脚を余したのは
馬券的に痛かった。

ブラストダッシュヒルノラディアンは人気に釣り合う程の
内容ある戦績をぶら下げて来た存在ではなく、まだまだ条件級。

相対実力値最上位はメイショウクオリアホワイトピルグリム
分けた格好だが、先にも挙げたようにレースレベルは500万級。

馬券は単勝は逃したが、馬連、3連複を太くとらえ重賞では久々に
大台の的中となった。


【NHKマイルカップ】

日曜日は3メインとも購入見送り。G1を買わなかったのは久々。

レースの流れは約2馬身半のハイゾーン競馬で、これで内が荒れていると
なれば逃げ先行馬は厳しかった。

内容はディープスカイが強いの一言。こういう馬場も苦にしなかった。
厳しい流れの1600Mを差したことは決してプラスにはならないが、
ダービーには出走して欲しい。今年の面子、この馬の状況からしても
出る価値は十分であり、また結果抜きにしてそれが許されるのがダービー。
ブラックシェルはこれまでと同等、いや今まで以上に頑張ったか。
それを距離が違うと言えど、楽々にディープスカイは差しきったのだから、
兼ねてから今年のダービーはレインボーペガサス、アドイヤコマンドとの
3強と記していたが、同等扱いするのは失礼になって来たか。
ただ他世代と比較すれば、まだまだ例年のトップクラスに過ぎないが
この世代では抜けた存在と称するのが正しいところ。
まあしかし、後肢の張りが他馬と一回り違いなのは一目瞭然なので
まだ確認して無い競馬人には是非ご覧になって頂きたい。

ダノンゴーゴーを理論的に中心視した馬券者は素晴らしい。
左回り巧者というのもあるが、最近のNHKマイルは行く行くスプリント戦、
中でも高松宮記念にリンクするような馬が走る
ので、これは来年以降も
警戒しておきたい。

下記、展望のコメントで名前を明記し忘れた2頭の内もう一方がドリームシグナル
実力通りに走っての4着だろう。

>芝の重馬場適性は未知だが、上がり指数が極めて悪いレッツゴーキリシマ、
シンザン記念は極度のハイゾーン競馬だったとはいえ、この2頭の持つ
絶対実力値は馬券圏内。

注目したファリダットは今日のような条件では大外を回っては、4着はあった

だろうがあれが限界だろう。今後は積極的に運べる1400M以下で
活路を見出して行って欲しい。

アポロドルチェは着順程内容は悪くなく、今日はレース運びが無茶だった。
今後、東京で巻き返して来る考えに変わりはない。

レッツゴーキリシマの9着は、この競馬の流れからすると最も意外。
こういう馬場が合わないのか、さすがに連戦でお釣りが無かったのかは
今後確認したい。

ゴスホークケンはやはりこういう馬場では厳しい。適性範囲が狭いのが泣き所。
ただ、この馬の朝日杯の内容はトラックバイアスに基づいた時計の
裏付けがある確かなものであり、今後は条件さえ整えば
きっと巻き返してくるはず。
3歳初期よりその後、自分の能力自体が落ちたフサイチジャンク、
フサイチホウオーみたいにならないことを願いたい。

相対実力値最上位は言うまでもなく、抜けてディープスカイ
ブラックシェルはこれまでに無い負荷を掛けたのは、今後
中距離でも大きく生きる後藤Jのファインプレイはここにもあった。


来週のG1、京王杯SCは晴れればガチガチだろう。

コメント (6)
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