競馬予想 競馬桜坂

2006年間馬券収入500万、G1的中率8割の競馬人がこの世界
に新たな境地を切り開くことを強く約束する。

【競馬 予想】 第43回 サンスポ賞フローラS(GII) レース回顧

2008年05月01日 21時52分52秒 | Weblog
GWに入り格段と暖かくなり、仕事にも競馬にも身が入らない日々ですが
天皇賞春の枠順も発表され、また集中して行きたいと思います。


レースの流れは、競走馬にとって理想的なミドルゾーン競馬
さて、昨年も同レースで絶賛した経緯があるが今年も北村宏Jは
完璧な騎乗
を見せた。
ここ2年弱サンプル数が少ないとはいえ、この東京2000Mで逃げた時は
馬券圏内100%、先行した時を含めても8割近い
のだから恐れ入る。
決着時計を強く意識した騎乗によるものが大きそうだ。

注目したレッドアゲートは上手い位置取りで危なげなく勝利した。
しかし、これまでのパフォーマンスを見るとやや低調ともいえ、
実際レースレベルも低くなった。
仕上がりが万全過ぎたことも、一転してオークスで狙う気にはならなく
このトライアルまでが馬券の妙味だったと解釈したい。

カレイジャスミンは先にも挙げた好騎乗によるものも大きいが、
どの専門紙を見ても調教からの特注馬であったように
人気を考えてもこのあたりに強い狙い撃ちが出来ないようだと
馬券を買う上でセンスがなく反省を残した。

キュートエンブレムは好走したと言うよりも、他が走らな過ぎたというのが
妥当な解釈だろう。
その走らな過ぎた筆頭がシングライクバードであり、危ない人気馬だったと
いうことだろう。ダッシュ力を著しく欠いている状況時の競走馬はやはり
リスクが大きく、状態自体も今回はかなりの際どい仕上がりだったように
映っていた。だが、それでも最終的に3連複の相手役に任命したことは、
これまた自分の生温さを露呈した。

今年の3月ぐらいから、上がり3ハロンの能力を指数化している。
当然、各レースでのペース、コース形態、トラックバイアスなど細かい点も
加味して算出しているため、それなりの精度は保てるものであり、
特に競争馬の能力性質はこれまでよりはっきり分別出来そうだ。
そんな意味でも、展望でも触れたがこのレースに出走して来た
カイゼリンには非常に注目していた。
今回はレース中の故障が如何程マイナスに働いたかの疑問はあるが、
同馬はそれまでの上がり指数がダート馬かと勘違いする程のもので
あったため厳しいことは予測された。
故障回復後も特定の条件で強味を発揮するタイプとして付き合ってみたい。

このレースで相対実力値が抜けて優秀だったのはメイショウベルーガ
ただ、ある意味これもレースレベルを少し疑う材料か。
毎日杯で鋭く追い込んで3着も、次走1番人気で豪快に見せ場無く飛んだ
ミダースタッチに被る部分がありそうで、次走時は慎重に精査したい。

馬券は3連複を外して狙い度が低い馬連のみでは脱力感を残しただけ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする