6月11日の土曜日の千草台公園プールのヤゴ救出ですが、今年は現地での宣伝がなかったため、参加者0人でした。
ヤゴはたくさんいましたがどうしようもなく、10匹ほど捕獲して、家に持ち帰りました。
「ヤゴ救出」はそれで終了してしまいましたが、僕は一昨年この近くの水田でホウネンエビを確認して以来、昨年も今年も、このホウネンエビを見るのを楽しみにしていました。
そして、今年も見られました!
ホウネンエビは不思議なエビです。
この時期1ヶ月くらいの間しか姿を現さない大きさ1.5㎝ほどの小さなエビなのです。
水田に棲み、仰向けになって泳ぎます。
これはオスです。大きなキバ(アゴ)のように見えるのは触覚で、これがついているのがオスです。
メスにはオスのような大きな触覚は付いていません。このメスはお腹に卵を抱えています。
以上の写真を見れば、この写真は上を泳いでいるのがオスで下を泳いでいるのがメスだということがわかると思います。
そして、周りにいるミジンコのようなツブツブの生きものはホウネンエビの幼生らしいのです。
飼育していてもなかなか確認が困難なのですが、何回か脱皮をして成体になるらしいです。
水田は通常、稲の刈り取り時には水が抜かれ、翌年の田植えの時期まで再び水が入れられません。秋にはすっかり田は干からびています。
ホウネンエビの卵はこの乾燥と冬の寒さとを耐え抜き、翌年流れ込む温かな水に刺激されて目覚めるのです。
エビは農薬に弱いので、ホウネンエビの見られるこの水田が、農薬に頼らず稲作を行っていることがうかがえます。
しかしそれほど広くありませんし、周辺の開発も進んでいるため、いつまでこの水田があるのかと不安もよぎります。
でも、また来年も見られることを楽しみにしています!
ヤゴはたくさんいましたがどうしようもなく、10匹ほど捕獲して、家に持ち帰りました。
「ヤゴ救出」はそれで終了してしまいましたが、僕は一昨年この近くの水田でホウネンエビを確認して以来、昨年も今年も、このホウネンエビを見るのを楽しみにしていました。
そして、今年も見られました!
ホウネンエビは不思議なエビです。
この時期1ヶ月くらいの間しか姿を現さない大きさ1.5㎝ほどの小さなエビなのです。
水田に棲み、仰向けになって泳ぎます。
これはオスです。大きなキバ(アゴ)のように見えるのは触覚で、これがついているのがオスです。
メスにはオスのような大きな触覚は付いていません。このメスはお腹に卵を抱えています。
以上の写真を見れば、この写真は上を泳いでいるのがオスで下を泳いでいるのがメスだということがわかると思います。
そして、周りにいるミジンコのようなツブツブの生きものはホウネンエビの幼生らしいのです。
飼育していてもなかなか確認が困難なのですが、何回か脱皮をして成体になるらしいです。
水田は通常、稲の刈り取り時には水が抜かれ、翌年の田植えの時期まで再び水が入れられません。秋にはすっかり田は干からびています。
ホウネンエビの卵はこの乾燥と冬の寒さとを耐え抜き、翌年流れ込む温かな水に刺激されて目覚めるのです。
エビは農薬に弱いので、ホウネンエビの見られるこの水田が、農薬に頼らず稲作を行っていることがうかがえます。
しかしそれほど広くありませんし、周辺の開発も進んでいるため、いつまでこの水田があるのかと不安もよぎります。
でも、また来年も見られることを楽しみにしています!