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身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

篠原園地のスミレ・・・②アメリカスミレサイシン

2007年04月15日 21時26分08秒 | 4.生きもの・風景掲示板

 鮮やかな青紫色が目を引く、アメリカスミレサイシンです。
 その名のとおり、元々日本に生えていたものではありません。
 学名をビオラ・ソロリアというので、どうやらお花屋さんで売られているビオラの一種(原種系ビオラの一種)らしいです。
 紫青色の花と、タチツボスミレより大きな、丸いハート型の葉が特徴です。

 篠原園地では、尾根の広場の、クロマツやツバキの植え込み部分のほか、中央通路の東より斜面(北向き斜面)にも少し生えています。

篠原園地のスミレ・・・①タチツボスミレ

2007年04月15日 20時46分42秒 | 4.生きもの・風景掲示板
 前々回の記事「4月14日の活動」で、篠原園地にはスミレが4種生育していることがわかったと書きました。
 その家の一つのタチツボスミレです。

 篠原園地で最も多く生えているスミレで、中央通路の北向き斜面の、いたるところに生えています。

 ②で紹介するアメリカスミレサイシンと違って日本の野生のスミレですが、他の日本のスミレよりも繁殖力が強く、市街地でも生き残っています。

 典型的な淡紫色の花のものと、白っぽい花のものとがあるので、見比べて見ましょう。
 真っ白のものは、特にシロバナタチツボスミレと呼ばれます。

「MOTTAINAI」

2007年04月15日 20時30分30秒 | その他
 今、NHKの「みんなの歌」で「MOTTAINAI」という歌をやっています。

 「MOTTAINAI、・・・それはムダにしない心がけ。」と歌っている歌です。
 私たちの身の回りには色々なモノがたくさんあります。今の時代は戦後の方々が経験したモノのない時代とは反対に、とてもモノの豊かな時代なのだと思います。

 これらの色々なモノをたくさん使用することは、その豊かさを享受することでもありますし、それで豊かな気分になれるということは、確かにあると思います。
 しかしながら、このような豊かさにもメリットとデメリットがあります。
 メリットはもちろん、豊かでモノがなくなる心配をしなくて済むことです。ですが、デメリットはモノがあることに感謝しなくなることなのではないかと思うのです。

 「MOTTAINAI」のココロは、「感謝する気持ち」と言い換えることもできるのではないでしょうか。
 モノがたくさんあり便利な都市では忘れがちですが、私たちがこうして生きていられるのも、私たち人間以外の生命あるものたちや 地球の営みによる支えがあってのことなのです。

 自然環境は、あらゆる面で私たちに恩恵をもたらしてくれています。
 自然から得られる資源というのは、私たちが自然から得ている全てのものです。
 自然環境は、循環する・再生するという特質を持っています。ですから私たちが大切にしながら用いさえすれば、日本古来の農業のように1000年単位で用い続けることができるのです。(過去記事「お正月の環境番組(その2)」を参照してください。)
 しかし大切にせずに、今だけの視点で取れるだけ取ってしまえば、循環や再生ができなくなり、自然は壊れ、そこから資源を得ることができなくなってしまいます。

 昔の人々は直接自然と接しながら暮らしていたので、こうしたことをちゃんと知っていました。農家を営む人の中には、今でも固くこうした暮らしを守っている人もいます。
 「MOYYAINAI」とはつまり、これからもずっと使い続けることができるように、モノがあることに感謝して、大切にしながら使う精神。決して、モノをたくさん使うことがカッコいいことではないのです。