2023年、今年のヤゴ救出の予定が決まりました。
①6月10日(土)午後2時から・・・綱島公園プール。雨天の場合は翌日6月11日(日)午後2時からとなります。
②6月17日(土)午後3時から・・・千草台公園プール。雨天の場合は中止となります。
③6月18日(日)午後2時から・・・六角橋公園プール。雨天の場合は翌週6月24日(土)の午後2時からとなります。
雨天による実施の可否の判断は当日の朝9時ごろに行ない、このブログでお知らせします。
2023年、今年のヤゴ救出の予定が決まりました。
①6月10日(土)午後2時から・・・綱島公園プール。雨天の場合は翌日6月11日(日)午後2時からとなります。
②6月17日(土)午後3時から・・・千草台公園プール。雨天の場合は中止となります。
③6月18日(日)午後2時から・・・六角橋公園プール。雨天の場合は翌週6月24日(土)の午後2時からとなります。
雨天による実施の可否の判断は当日の朝9時ごろに行ない、このブログでお知らせします。
2023年、今年のヤゴ救出を実施できるよう調整を進めております。
今年も昨年行なった①綱島公園プール、②六角橋公園プール、③千草台公園プールの3プールで行なう方針です。
①綱島公園プール・・・許可が出るかどうかわからず、プールの管理業者さんが役所からの回答待ちです。
②六角橋公園プール・・・6月18日(日)午後2時から行なう予定としました。雨天の場合は翌週6月24日(土)の午後2時からに延期とします。
③千草台公園プール・・・6月17日(土)午後3時から行なう予定としました。雨天の場合の延期はなく中止となります。
新らしい情報が入り次第またお知らせいたします。
どのプールで、いつ行なうかはまだ調整中ですが、今年2023は私の予定が既に埋まっており、土曜日か日曜日の午後に行なうこととなりそうです。午前中に行なうのは難しそうです。
昨年2022年は、綱島公園プール、六角橋公園プール、千草台公園プールの3ヶ所でヤゴ救出を行ないました。
今年もこの3箇所のプールでヤゴ救出を行なう方針です。
ただいまプールの管理会社とスケジュール調整に入っていますので、何日間かお待ちください。
ただプール清掃のスケジュールと私の都合とか合わず、できない場合もあるかもしれませんので、その点はご了承ください。
2022年6月19日(日)、田園都市線藤ヶ丘駅から徒歩約10分のところにある藤ヶ丘公園プールでヤゴ救出を行ないました。
このプールで行なったのは何年かぶりで、このブログでしかお知らせしていなかったので、参加者の方がいらっしゃるか少々心配だったのですが、5家族20人くらいの参加があったのは嬉しいことでした。
私がヤゴ救出を企画する理由は、一言でいうと身の回りの自然や生きものたちに目を向け、決して怖かったり汚かったりするものではないということを体感し、親しみを感じてほしいからです。それが自然と共存した持続可能は社会への第一歩だからだと考えているからです。
以下は、ちょっと長くて難しいお話になるかもしれません。
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私たち日本人は元々農耕民族で、里地里山と呼ばれる環境の中で自然と共存して暮らしてきました。
みなさんも里地里山という言葉を聞いたり目にしたりしたことがあると思います。これは元々、人里とか単に里とか呼ばれていたのが、2010年に愛知県で開催されたCOP10(生物多様性条約締結国による第10回会議)で話題となったため、「里地里山」という名称で定義づけられるようになったものです。
なぜ話題となったかというと里山こそ多種多様な生物の生息空間であり、そこでの暮らし方こそ、自然環境とと共存した持続可能なライフスタイルだからです。だから、私たちはそれに倣うべきだということで、それ以後里山ブームとなったのです。
このブームでは環境省などによって、里山とは何か、里山はなぜ大切かといったことが解説されたパンフレットが配布されたり、NHKなどでも同様の内容のテレビ番組が放映されたりしました。しかし残念ながら、一時的なブームで終わってしまいました。
環境問題の根本はこうです。自然環境は元々、自己浄化作用や環境調節機能を持っています。その働き、その力を超える量の汚染物質やゴミや排気ガスなどを出すから環境問題が起こっています。
環境に負荷をかけないようにそうしたゴミや汚染物質を出さないことも大切ですが、自然を守ること、減らさないことが本当は肝心の基本のはずなのです。
ところが、環境に負荷をかけないように、ゴミを出さないように、温室効果ガスを抑えるようにとは言われてはいますが、草地を守ろう!森を守ろう!これらは大切だいう言葉は、あまり聞きません。それどころか草ボーボーで汚い。木々は見通し悪い。虫は気持ち悪いという言葉さえ、よく耳にするようになりました。そして当たり前に野草たちが除草され、木々は切られ、虫は殺されます。里山も壊すようには力が注がれているのに大事にしましょうという言葉はあまり聞くことがありません。私たち日本人が昔は親しみを感じていたはずの野の花や木々も里山も、今や大切にされなくなってしまったことは否定できないです。
SDGsの宣伝を信用していると大丈夫だと思い込んでしまうのかもしれませんが、その中で、こうした環境や生きものたちを大切にしようという話題が出てこないのは問題だと思います。
こうした環境や生きもたちに対して、親しみがないことには大事にしようなどとは思えないのは当たり前です。だから、トンボ、やごといういうたかが昆虫かもしれませんが、まずは親しみを持っていただきたい。決して怖かったり汚かったりするものではないということを体感していただきたくて、ヤゴ救出を企画しているのです。
少し前の投稿の繰り返しになりますが、自然観察は決して自然や生きものの好きな人たちだけの単なる楽しみといったものでは決してありません。元来共存してきた自然環境から遠のいてしまった私たちが、自然や生きものたちへの親しみや理解を取り戻すための確かな手段で、環境学習とか自然環境体験学習とも言えるものです。
1週間前の天気予報では雨だったのですが、今日は晴れの天気。千草台公園プールでのヤゴ救出、決行します。
<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/07/37127f508fbe2da7f1291d2a51914985.jpg">
本日午後2時から1時間半程度を予定しています。
6月11日に綱島公園プールのヤゴ救出のMSさんからも、とんぼ羽化のご報告をいただきました!
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綱島公園で最後ギリギリの時間に伺った父娘の母、Mです。
初めてじっくり観察しました。とても、神秘的で感動しました。
八匹頂いて、二匹、昨晩羽化しました。
ありがとうございました。
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昆虫が幼虫から成虫へと羽化して大きく姿を変えることを変態といいます。
これは本当に神秘的な現象です。羽化の最中は動くことができず、天敵などに襲われても逃げることはできません。だから天敵があまり活動しない夜間に羽化します。風が吹いたら落ちてしまいそうになりますが、本当に落ちてしまうものもいます。体が柔らかく固まっていないので、再び草などによじ登っていくことができず、落ちたら死んでしまいます。成虫になるための命がけの行為なのです。
このような昆虫の羽化を、これからも優しい目で見守ってほしいと思います。初めての参加でご報告くださり、ありがとうございます。
一昨日シオカラトンボ♀(むぎわらとんぼ)の羽化を写真付きで報告くださったMさんから、今日はギンヤンマ羽化の報告をいただきましたので、紹介させていただきます。
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昨日、六角橋公園プールで救出しましたギンヤンマのヤゴが羽化し元気に飛び立っていきました。
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今回もMさんが夢中になって羽化の様子を見守っていたことが察せられる、見事な連続写真となっています。
昆虫の羽化は、幼虫から成虫へと姿を大きく変える神秘的な行動だなぁといつ見ても思います。命がけで羽化をしたトンボが飛び立っていく時には少し哀愁も感じるものです。夏は短く、彼ら昆虫たちも産卵するとやがて死んでいきます。ほかのみなさんのところでも次々とヤゴが羽化をしていることと思いますが、精一杯生きろよ!という気持ちで見送ってあげてください。
みなさんからの、その後の様子やお写真をお待ちしています。このブログのコメント欄でもかまいませんが、下記のメール宛に送っていただいた方がチェックしやすいです。よろしくお願いします。
kec_tm@yahoo.co.jp
6月5日の六角橋公園プールのヤゴ救出にご参加いただいたMさんが、その後のヤゴの様子を写真を添えて送ってきてくださいましたので、紹介させていただきます。
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先日は六角橋公園プールやご救出を企画して頂きありがとうございました。
翌日に1匹、無事に羽化しました。
2年越しの念願、ギンヤンマは早速、割りばしによじ登っていたのですがフライングに終わり。いまだに水槽内に待機中です。大事に見守りたいと思います。
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幼虫の殻から成虫が抜け出して翅が広がるまでの様子がしっかり捉えられていて、見事な連続写真になっていますね!
1枚目2枚目の幼虫の殻の色、形、そして成虫の胴体の色や模様からシオカラトンボのメス(むぎわらとんぼ)のようです。六角橋公園プールでも綱島公園プールでも、ほとんんどは赤とんぼの仲間のやごで、シオカラトンボのヤゴはあまりいませんでした。1匹目でシオカラトンボの羽化が見られたのはラッキーだったかもしれません。
今年もう一箇所ヤゴ救出を行なう予定のプールがあります。
田園都市線藤が丘駅から徒歩10分ほどの場所にある千草台公園プールです。
綱島公園プールも六角橋公園プールも、宣伝をしているのはこのブログだけなのですが、それでも30人から60人の方たちの参加があります。千草台公園プールでのヤゴ救出は何年かぶりですが、参加の方来てくださるかどうか感触が全くつかめていません。地元の方たちの参加があることを期待はしています。
6月19日(日)の午後2時から3時半ごろまでを予定しています。
私の自宅からは遠いこともありますので、勝手ながら、雨天の場合は小雨であっても中止とさせていただきます。
六角橋公園(プール)での次回の活動は、また来年のヤゴ救出ということになりますが、綱島公園では梅雨明けに「真夏の夜の自然探検(夜の自然観察会)」を行ない、秋にはどんぐりの自然観察会を行なう予定です。
また、新型コロナウイルス感染症流行のため活動自粛状態となっていた岸根公園でも、今年度からは活動が再開できる見通しがつきました。岸根公園でも綱島公園と同様に夜の自然観察会、秋のどんぐりの自然観察会を行なう考えでいます。それに加え、岸根公園内にある篠原池での「ゴミ拾いと&生きもの探し」を行なう計画です。
計画が具体化しましたら、こちらのブログでお知らせします。
本日2022年6月5日(日)午後1時から、六角橋公園プールでヤゴ救出を行ないました。
30人くらいの方たちが参加してくれました。
赤とんぼの仲間がほとんどですが綱島公園プールと同様、シオカラトンボのヤゴが少し見られました。また綱島公園プールでは見られなかったギンヤンマも深い方のプールで確認することができました。
今回、何年かぶりに六角橋公園プールでもヤゴ救出を行なったのは、昨年綱島公園プールのヤゴ救出に参加された方の中で、六角橋公園プールでもやってほしいとご要望があったためです。もともとヤゴ救出はその地域にの方が行い、その地域でトンボにしてあげた方が良いので、できる限り、いろいろなプールでやっていきたいものだと考えています。
ヤゴ救出に参加してくださったみなさんからの感想やお写真をお待ちしています。
kec_tm@yahoo.co.jp
本日2022年6月5日(日)朝10時から、綱島公園プールでヤゴ救出を行ないました。
50~60人くらいの方たちが参加してくれました。
赤とんぼの仲間がほとんどですが、赤とんぼの仲間はいろいろなものがいるため、どんなトンボになるのかは羽化してからのお楽しみです。例年のように、写真と一緒に送っていただければ、こちらのBlogに掲載させていただきます。そうすれば、このBlogを見てくださっている参加者みんなで、どんなトンボがいたのかを共有することができます。
送り先は、こちらのBlogのコメント欄でもかまいませんが、下記のメールアドレス宛の方が確認しやすいので、よろしくお願いします。
ヤゴ救出に参加してくださったみなさんからの感想やお写真をお待ちしています。
kec_tm@yahoo.co.jp
今年2021年 6月19日に初めて菊名エコクラブの活動にご参加くださり、その後ご感想も送ってくださったTさまより、その後の報告をいただきました。
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救出したヤゴが羽化しました。実際見れませんでしたが、脱け殻が残っておりました。子供と感動していました。我が家のビオトープ作りました。
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このようにビオトープを作っておけば、来年もヤゴ救出で捕獲したヤゴたちを入れることができますね!
もしかしたら入れなくても、トンボが産卵しにきてくれるかもしれません。