goo blog サービス終了のお知らせ 

身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

明日の活動 雨天中止の可能性

2012年07月20日 10時13分17秒 | 2-5.篠原池
明日21日の朝10時から予定している、
篠原池の自然観察とゴミ拾いについて
ですが、現時点で70%雨となっている
ため、中止にする可能性かがあります。

最終決定は当日、明日21日の朝7時
に、このブログで発表いたします。
ご了承願います。

次回の活動:篠原池の自然観察とゴミひろい

2012年07月02日 20時31分12秒 | 2-5.篠原池
次回の活動のお知らせです。

次回の活動は、7月21日の土曜日に10:00~11:30の予定で
「篠原池の自然観察とゴミひろい」を行ないます。

動きやすく汚れてもよい服装とくつで、「篠原池エコ掲示板」
の前に集合してください。
参加料は無料です。





なお、色々と掲載したい記事はあるのですが、7月上旬までは
遠方での個人的な自然観察などでスケジュールがいっぱいです。

7月中旬になったら、たまった内容の記事を掲載するつもりです。

篠原池にも冬の水鳥が渡ってきています。

2011年01月10日 18時03分15秒 | 2-5.篠原池
前回の記事で、菊名池に今年も冬鳥のキンクロハジロが渡ってきたことを紹介しましたが、
となりまちの篠原池でもオナガガモが渡ってきています。

キンクロハジロもオナガガモも、どちらもカモの仲間。
カモというとアヒルと体型が似ているので、ついついペットのように扱ってしまいやすいかもしれませんが、
その多くは遠くの国からはるばる飛来する冬鳥で、野鳥です。

菊名池でも、鶴見区にある三ッ池でも「野鳥にエサをやらないように」という主旨の看板が掲示されています。
それには、大きく次の3つの理由があります。


①野鳥に限らず野生生物にエサを与えたりすると、エサを人に頼るようになり、自力で生きていく力を失っていく。

②エサを池に入れると、池の水が汚れてしまう。
 訪れる人たちが入れ替わり立ち代わりエサをやっていくことを考えると、
 エサやりによって、けっこうな量の有機物が池に投入されていると思います。
 これでは池の水が汚れてしまいます。 

③野鳥ですから他の場所に移動します。
野鳥は狩猟で狙われることがあります。人に馴れてしまうと、簡単に猟師の餌食になってしまいます。
これは犬に馴れさせることも同じです。


篠原池は、町なかの池といえども野生の生きものたちの生息する、生態系の成立した池です。
生態系を復元する目的で再整備が行われ、それが見事成功した池なのです。

菊名エコクラブは、自然環境を守るボランティア活動をしています。
その立場から言わせていただきますが、篠原池に来られる方々には、こうした篠原池の経緯にふさわしい利用と扱い方をしていただきたいと思っています。
せっかく復元された、町なかにありながらも良質の生態系が復元された池です。
それを守っていくためには篠原池に関わる人々が、篠原池に生息する野生の生きものたちの生態や自然環境のしくみを理解し、それらに基づくマナーを守りながら関わっていくことが必要不可欠なのです。



ところでオナガガモは、私の観察した10月11日と16日には篠原池では見られず、菊名池でキンクロハジロに混じって2羽見られる程度でした。
これらの日、篠原池にはカルガモ50羽ほど集まっていましたが、他のカモは見られませんでした。
それが11月13日には篠原池に18羽のオナガガモが飛来していました。

以後、11月28日には23羽、12月25日には38羽と数が増えましたが、年明けの1月8日には17羽と数が減っています。
例年これらの池では、オナガガモはキンクロハジロに比べて遅く飛来し、去って行く時期は早く、滞在期間が短いようです。
また、キンクロハジロもオナガガモもカルガモも、これらの池の間で行き来があるようです。

冬のカモがやってきました

2008年09月28日 07時55分56秒 | 2-5.篠原池


9月20日、篠原池で冬のカモがやってきているのを確認しました。

カルガモは一年中篠原池にいますが、多くのカモは冬になると冬の渡り鳥(冬鳥)としてやってくるのです。

写真の一番手前に写っているカモがオナガガモで、冬に渡ってくるカモの一つです。
今はまだ1羽だけですが、これから次第に数が増えてくることでしょう。
今年は何羽くるかな?

篠原池で今年もバンの子育ての予兆

2008年03月23日 20時54分20秒 | 2-5.篠原池
篠原池では、今年もバンが子育てをすることが確定しています。
今日の観察で、バンの交尾が確認できたからです。

篠原池は多くの生きものが生息でき、訪れる人も色々な楽しみ方ができるようにと計画された池で、コンクリートブロックを壊して島や浅瀬を作り、湿生植物が植えられるという整備が行われた池です。

約10年前に行われたこの再整備が成功し、もともといた魚が繁殖しやすくなり、昆虫や水鳥たちも戻ってきて生息するようになったのです。

菊名池の良好な自然が失われ、今後も当面はその自然を回復させる計画もない今、篠原池のこの町なかの貴重な自然は、なんとか守っていきたいと考えています。


篠原池の自然観察

2006年09月24日 23時21分44秒 | 2-5.篠原池
9月23日の土曜日、予定どおり「篠原池のしぜん観察」を行いました。

前回の企画「菊名池のしぜん観察」では、菊名池で数年前までは多く見られた小魚が見られませんでした。
これに対し、今回の企画「篠原池のしぜん観察」ではまぁまぁ多い数、その小魚を捕獲することができました。

池の大きさもほぼ同じ、大きなコイがいる点も同じ菊名池と篠原池。
それがどうして、菊名池では小魚が捕獲できず、篠原池では捕獲できたのかというと…、
それはやはり、生育している水生植物の種類が違うからだということが、よりはっきりしてきました。

篠原池には、かつて菊名池にもあったようなガマの茂みがあるのです。
ガマもハスも同じ水生植物ですが、そこに住む小魚や水鳥たちに与える影響は大きく異なるようです。