トッペイのみんなちがってみんないい

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派遣法の改悪は

2009-01-07 11:44:24 | 非合理主義・疑似科学
製造業派遣解禁「止められず申し訳ない」 広島労働局長(朝日新聞) - goo ニュース

派遣法改正「止められず申し訳なかった」広島労働局長が謝罪(読売新聞) - goo ニュース

 2004年の労働者派遣法の改悪に関しては、お役人からも「止められず申し訳なかった」との発言が出るなど、今回の、年越派遣村の運動は国政に少しずつ変化をもたらしているようです。しかし、いつも思うのですが、官僚も議員も責任を取るということをしないということです。2004年の改悪は、小泉政権下で行われたものですから、小泉氏以下改悪を推し進めた政治家は責任を取っていただきたい。

 この改悪は、1999年の労働者派遣法の改悪に端を発するものでした。この時に、今まで26に限られていた派遣対象業務を原則自由化しました(製造業など4分野は除かれました)。財界の意向を受けた結果でした。(日経連「新時代の『日本的経営』1995年)。この時に改正に賛成した党は、自民・公明・民主・社民党でした。公明党の議員の賛成討論は「労働者に多様な選択を確保し、就業機会を図るために…時宜を得た内容と考える」。各党の代表としての発言でした。

 そして、小泉政権下では、自公の賛成により製造業への派遣をも認められることになったわけです。

 ※労働者派遣法だけではなく、これに連動して労働基準法の改悪にも言及する必要がありますが(非正規労働の増加や3年契約の有期雇用の問題等。これに関しての各党の態度)、機会がありましたら書いてみたいと思っています。

 

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4 コメント

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こんにちわ (zero)
2009-01-08 00:36:42
まったく その通りですね。

いつの時代も政治家は責任を取らない。

やれば やりっぱなし。
派遣法改正の時も 反対論者には耳も貸さずに 結果はこの通り!

国なんか信じられませんね。
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本当です (トッペイ)
2009-01-08 00:47:08
 責任を取らない大人を見ている子供たちにも悪い影響を与えているようですね。

 国民がしっかり観ていく必要ありです。
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責任のがれ (gmeg)
2009-01-13 10:56:43
お風邪はその後良くなられたご様子で、安心しました。
よく厚労省にいく機会のある身としては、責任逃れをしていると思います。国も官吏も。そして、人が死んでからしか具体的な動きが出てきません。最近は人が死んでも動きたがらないのかなと、悪く取ってしまう事があります。
人権思想は望むべくもないようです。現実は厳しいですが、諦めません。
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諦めないこと (トッペイ)
2009-01-13 18:09:20
 どうも、ご心配していただいてありがとうございました。
 諦めずに、主張を続けることが必要ですね。
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