トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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疲れたら休んでください

2008-03-27 00:21:58 | 格差社会・貧困化社会
 心が、身体が、精神が疲れたら、無理せず休んでください。

 でも、実際は難しい事なんですよね。

今日、新聞の投書欄に中1の子の文章が載っていました。
 「最近、僕は何か分からないけど、生きづらさがあり、毎日、独りになると、不安になります。みなさんはそういう経験ありますか? 甘えている気持ちがあるかもしれませんが、すごく、どんよりと毎日をすごしています。
  このどんよりとした気持ちをなくす、あるいは忘れるにはどうしたらいいですか?」

 あまりにも若くして、そんな思いをしているなんて。

 石川啄木や芥川龍之介が感じ取れた閉塞感や漠然とした不安感に通じる所があるのでしょうか? 

 現在は、少なからぬ人間が、感じ取っているのかも知れません。

 ネットカフェ難民が、話題になってから久しくなります。非正規労働者の数も労働者人口の1/3に達しています。日本も格差社会になっています。「自己責任」論で、事態が改善されない事の言い訳を、為政者はしています。年金問題が政治の争点になっていますが、払いたくても国民年金。国民健康保険料も払えない生活を送っている若者が存在しているのです。

 後期高齢者医療制度も、厚労省が「終末医療」の観点から、高齢者に対して新たな負担と、医療の抑制をねらった制度です。長生きすることが、マイナス評価される現代版の「姥捨て山」です。

 疲れたら休んでください、そう言える社会であったならいいですね。

 でも、民主主義の原則では、投票権は金持ちも貧乏人も、等しく1票ですからね。