中三の三学期に生家に戻り、
不敵にも、地元進学校を受験。
合格可能性はかなり低かったけれど、
その高校が家から一番近くだったので。
滑り止めは合格済みだったし、
脳天気なくちこは、サラリと受験。
各科目、半分位の時間は、暇に窓の外を見ていました。
最善を尽くす感覚は、今でも欠落しています。
監督の先生は呆れて見ていたそうで、
後に、ぴょんぴょん跳びながら視力検査に入って来たので、
あんなのでも合格したのかと思ったそうです。
因みに、物理担当で、今でも年賀状の往復が。
この先生と、物理の準備室で、よく授業をさぼって話し込んでいました。
テストに歯が立たなかった時は、裏返して先生に手紙を書いた記憶があります。
生まれつき、電気電流に関して考える脳を持ち合わせていないのは、くちこの責任に非ず、と。
努力してもできないことに関しては、責めるに値しないことである、と。
文才に助けられて?
くちこは、高校時代、欠点になったことは無いです、ギリギリ。
この先生が校長時代、くちこ家に遊びに来てくれて、
くちこが、長男が変わり者である愚痴を延々話していると、
呆れ顔で、よくまあ言えるもんだ、と。
自分に甘く、子供に厳しい母を貫いたくちこです。
あ、高校時代だった。
ヨット部に入部。
女子が少なく、奇数だったので、
くちこは男子キャプテンと二人で乗っていました。
だから、ヨットも海も大好きだったけれど、
人間関係的には、ちょっと浮いていたような
両親が激しく心配して、双眼鏡で見ていたらしい。
ちょっと、風紀が乱れていて、
それに染まるのは本意では無いこともあり、
性懲りもなく、水泳部に転部。
これは、超お気楽クラブだったので、卒業まで。
ついでに、茶道部、華道部、写真部、生徒会執行部等々・・・
茶道部は部長だったし、
ウルトラ忙しい休憩時間と放課後でした
くちこには、くちこのモノサシがあり、
出席する価値が無いと思う授業は殆ど、出なかったな。
好きな場所で、好きなことをしていました。
一番出なかったのは、現代国語。
先生の力不足が悲惨だったので。
登校したくない日は行かなかったし。
両親の考えは、無理して登校したり、勉強したりしなくても良いと言う考え。
全ては、気の向くまま。
三人分のロッカーと、茶道部の押し入れに、
全ての勉強道具を入れて、持ち歩くのは弁当だけ。
それすら、帰りは、自転車通学する男子の自転車に放り込んで、
弁当箱だけ先に家に帰りつく始末。
男子と言えば・・・
全くもって、色恋沙汰は皆無。
誰か、一人ぐらい言ってくるだろうと思っていたけれど、
一人も。
よほど・・・・だったのでしょう
適当に近くにいても、極めて中性的存在で。
例によって、
職員室の前は無事には通過できず、
時には訳も無く放送で呼び出され、
何も悪いこと(万引きとか、喫煙とか)はしていないのに、
面白半分につつかれる
くちこの父は、高1の夏に胃癌になり、胃全摘。
病後の様態が悪く、高3まで自宅療養していました。
その間も、入退院を繰り返し、何回かは危篤状態に
250人中、7人しか就職しなかった進学校。
入学以来、受験一色の学校で、
校長は、朝礼で、偏差値の話しかしない。
そんな考えを変だと思ったし、
そんな考えに染まる生徒が気味悪いと思ったくちこです。
そんな学校に居ながら、
大学進学は、難しい家庭状況に。
何のために通学しているのか
友達はみんな進学。
くちこより、成績が上でも下でも。
進学すれば、父が無理するし、
一人っ子のくちこが遠くに進学するのも・・・
くちこは、たかだか17,18歳にして、
自分が結婚して、子供ができたら、
本人が望めば、どんな大学にも進学させてやろう、
そう決意したのでした。
だからね、離婚しても、
くちこなりに、それは貫いたつもりです。
長女は離婚後に大学院。
次男は離婚後に、大学と大学院に。
しかも、子供達の希望で、国立を蹴って私学に。
くちこの決意だから、ね。
あ、また話がそれたわ。
友達がたくさんいて楽しかった。
たくさん遊んで喧嘩して、笑って。
高一の時、学生村に6人で行こうとしたら、学校が猛反対。
理由は、前例が無い、と。
感じとしては、学校が何かの折に責任を取らされるのを危惧している。
前例は、作らなければ、永久にできない。
くちこ達6人は、とことん学校と闘って前例を作りました。
最後に学校がしたことは、
一切、学校は責任は負わない、親の全責任とする、
そう書かれた文書に親が署名捺印することでした。
全員の親がとっとと署名したのは痛快だったな。
一週間位、山里の民家にホームステイしました。
くちこ達が勝ち取った前例、後輩達は活かしてくれたのかなあ
卒業して、看護学校に進学して、GWに帰省していると、
学校の先生から電話。
学校に出て来い、と。
坂道が面倒だから行かないと言うと、家まで車で迎えに来ました。
行くと、職員室の隣にコの字型に席ができている。
くちこの近況を先生達が聞く為に。
後日、後輩に聞くと、授業は自習だったらしい。
そこまで、会いたい?聞きたい?
ちょっと呆れる話です
結婚した後に、偶然知り合った高校の先生が、
「貴女が、あの、話に聞いた、〇〇高校のくちこさんでしたか」と。
転勤した先生が、いろんな転勤先で、くちこの話をしていたらしい。
そこまで
人の評価とは、自覚とは恐ろしく違うものらしい。
そう痛感したくちこでした
そんなくちこが、その後、社会に出て、
結婚もして、(離婚も再婚もして)
母にもなって、
普通のオバサンになったこと、
社会の懐って深いなあ・・・
学生村、ホームステイ先にて(右端) 修学旅行(後列右)
とまあ、勢いで高校時代を書いてみました
それに長男さんのことを、とやかく言えないくらい自由奔放な性格だったようですね。
看護学校時代もきっと有名人だったことでしょうね!
くちこさんは子供の頃からくちこさんらしいですね。
スケールが大きいです。(笑)
このスケールの大きいくちこさんを、このまま主婦業に置いておくのは勿体ないように思います。
くちこさんの能力の使い道が、もっとあるように思えました。(笑)
全体の雰囲気 全くいっしょ
私が この写真の中に いそうな感じします
くちこさんは すごいな~ 青春してたって感じ
いや 今も してるね!
活発 行動力があるのね
そのエネルギー 少し分けてほしい~
試験の解答用紙 「この勉強 これからのわたしの人生に関係ありません」って書いて出したことも
自分の考えをまとめよ!って 問いに 「わたしの考えに点数つけられるあなたは 何者?」って、返事を。
生意気な高校生だった 今では恥ずかしいですが その先生と交流があって・・・
そんな高校生も 今では立派な普通の人。笑
でもね、同級生が子供の担任で・・・「やっぱ。変わってるわ お前の子やわ!」って。笑
”ブロ友の 才能開花 生きる糧” 生きる為の一条の光が~~ です^^ ありがとう~
くち子さんの人生本にしたらベストセラーに
なっちゃうんじゃないかな
映画にも。。。
お顔立ちもめっちゃ可愛いし
小学生で161センチもあってアイドルでスカウト
されなかったの~?
振り返ると解る。
人に言われて気づくことって多いですね。
なんてことない、しょーもない、ただの、オバサンですよ。
あ、口だけは達者だわ。。。
いつか、本を出せたら良いかなと思うことは有りますが、
ただ自費出版するだけの、自己満足的な本にはしたくないという、身分不相応な野望が邪魔をしています。