しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

義父の十七回忌でした。

2021年04月04日 08時17分50秒 | サメ家のこと

ジャスト命日に、菩提寺に、くちサメと義妹達がうち揃う、

筈でした

10分前に、くちサメと義妹2は、本堂へ。

程なく、お坊さんも登場。

義妹1さえ居れば始められるのですが、来ない

運転中だろうから電話も遠慮。

定刻10分過ぎた時に始めて貰うことにしました。

 

お坊さんが御本尊に向かい一礼し、

正しく一声を発するべく息を吸い込んだ、

その瞬間に、

義妹2、

「何のお経をあげますか?

 此処にあるお経の本を借りても良いですか?」

お坊さんは、

「そこにあるお経のをあげる予定では無かったのですが、

 一緒に唱えられるのなら、そのお経の方が唱えやすいですから、そちらのお経に替えましょう。」

義妹2、

「唱えません、目で追います。」

しーん・・・

 

サメ家のことなんです。

これまでの経験上、くちこは、なるべく関わりたくないんだけど・・・

小さな声で、

「いえ、そちらが選ばれたお経でお願いします」

くちこは、宗教に詳しくは無いんだけど、

義父の十七回忌の法要に相応しいと選ばれたお経があるのなら、それが良いのでは、と。

サメ氏は、何も言わない人なのでねえ。

 

結局、

義妹2の要望が通り、

義妹は、お経の本を極めて適当にパラパラ、そして、キョロキョロ・・・

見ているような、見ていないような

 

くちこは、宗教に詳しくないくせに、若干の霊感があり、

最近、その霊感の力も弱いのですが、

すっと背中に義妹1を背負いました。(意味不明ですよね)

※イメージ的に・・・

此処に座り、心を寄せるべきは、くちこよりも義妹1であり、

そして、今、此処に居ないながらも、此処を目指して、叶う事なら読経の席に並んでいたいと思っているであろう義妹1。

その心を此処に置くために。

義母も背負おうと思ったけれど、どうして落ちてしまう。

※変な表現ですみません・・・今後、書きませんから。

 

読経も終わり、

法話?

歓談・・・

約一時間弱経過した頃、義妹1、無言で登場

 

お坊さんが、

「大丈夫でしたか?」

「何かあったのではと心配していたんですよ」等々。

義妹1、

ただ、苦笑して終わり。。。(無言)

 

ご心配をお掛けしましたと謝ったのは、くちこ

 

最近、メンタル落ち気味だった理由の一つはこれなのよね。

50歳で再婚したくちこ。

サメ家の家風?歴史?流れ?

どんだけ当惑してきたか。

くちこから見たら、

普通の事が普通にできないような・・・

まあ、逆もまた真なり、なのでしょうけれどね。

 

くちこは禅宗(臨済宗、建仁寺派)で育ったので、

浄土真宗に、イマイチ馴染めないのもあります。

とても、煌びやかなお寺です。

 

   

 

サメ氏が食事もすると言うのでレストランヘ。

   

 

くちこは、事前に、滅多に兄妹が集まらないのだから、言いたい事、伝えたい事は言っておくようにと勧めておきましたが、

兄妹三人、会話は、ほぼ無し。

寡黙な上二人と、多動多弁ながら場が読めない一人。

場をまとめて、舵を取り、終わらせる役のくちこ。

サメ氏の前妻は、義父母、義妹達に相当虐められたことは、この近辺の語り草らしいけど、

どうして、こうなのかなあ・・・まあ、考えても栓無き事ながら、

毎度、神経がすり減って、ストレス甚大なくちこです

 

さて、

今年初めてのサメ家詣で。

義母が暮らしていた頃は、サメ氏は、ほぼ毎日帰っていたし、

くちこも、月に数度は掃除に帰っていましたが、

くちこも大きな手術をし、

サメ家も空き家になり、

どんどん足は遠のき、ついには、3か月以上も帰らなかったんだなあ・・・

 

帰省の間隔が空けば空くほど、恐怖なんです。

家の荒れ方が

サメ家の人々にとってはこれが普通みたいですが、

くちこから見たら、野生動物が棲みついたのかと思うレベルでして、

再婚した当初は、どうにか綺麗にしようと孤軍奮闘を続けましたが、

不毛に近い作業で、ストレスと過労、そして怒りの蓄積だけが残ることを学習

 

70点主義は、50点、ついには20点主義になりました。

余生は極めて有限。

勿論、体力も気力も更に有限にて下降の一途

天国のお義父さん、すみません

くちこは、諦めさせて貰います

 

   

 

      

 

            

 

唐突ですが、くちこも、過去には、結構頑張ったって記事を此処に言い訳に残しておきます↓

 

今年初のサメ家詣で - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

ついつい腰が重くて、ね行くべし。行かねば。嫁たるもの でもね、行くとなると・・・相当な覚悟が必須。サメ家と関わって既に十数年。どれだけ大変だ...

今年初のサメ家詣で - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

 

 

ゴミ屋敷の住人へのインタビューでさ、

住人が全く、汚いとか散らかっているとか自覚していない話が出てくるけど、

全く同様です

サメ氏に、問題意識、無いんです

全て必要、不要な物は無い、と

肥料の空き袋も、牛乳の溜まった空きパック、虫の湧いた椎茸の使用済み榾木も全て必要だと。

 

隣の綺麗な畑は従姉妹の畑、その隣の耕作放棄地に見えるのがサメ氏の畑↓

 

   

 

   

 

まあね、

住んでいないんだし、車で1時間以上離れているし、ね。

ただ、今後どうなるのかと思うと・・・

 

ポポーです↓                      壊れた外水道↓

      

 

外水道、他に3か所もあるから、此処は放棄したらと言っても、直すと言いはる。

自分が直すそうで・・・ウルトラ級に不器用なのですが・・・

 

くちこもねえ、

くちこ家とくちこの実家を一人で背負っているのでね。

もう、無理だわ

 

昭和で時が止まった家です。

懐かしいとも言えます。(きれいごとですが)

 

   

 

   

 

   

 

       

 

 

           

 

とにかく、荒れ地に点在する花達を救済

 

      

 

 

      

 

法事の後、夕方まで、サメ家の草刈りをして、ヘトヘト帰宅したくちこでした

 

閑話休題。

そう言えば、山桜と山藤の押し花の屏風額があったなと、久しぶりに出してみたら、

退色してしまっていました

 

  

 

↓在りし日の色褪せていない時・・・

 

捨てようかどうしようか・・・

3日間悩み中です

コメント (40)
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