サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

ろう者サッカー日本代表 今日帰国

2012年07月30日 | ろう者サッカー

男女のろう者サッカー日本代表が今日帰国します。

男子は7-8位決定戦でタイに1-2で破れ、8位という成績でした。
世界のベスト8です。
決勝は、地元トルコとエジプトが対戦。
1対0で地元トルコが優勝したようです。

女子の決勝はアメリカ対ロシア。
1対0でアメリカの勝利、強国アメリカがまたしても優勝です。

日本の女子チームはフェアプレー賞を受賞。
またGKの芹澤さんは最優秀GK賞を受賞した模様。
おめでとう!

選手スタッフのみなさんお疲れ様でした。


男女ともに決勝トーナメント進出

2012年07月30日 | サッカー

なでしこジャパンに続き、Uー23日本代表が決勝トーナメント進出を決めました。
1トップで先発した永井を2列目に下げ、残り10分で1トップに再び上げた我慢の関塚采配が結果としては効きました。
途中、大津1トップ、永井が2列目の左だったときは、
「逆にした方がいいんじゃないの」とぼやきながらTV見てましたが。

それにしても、永井でしかあり得ないゴールでした。
ヨーロッパでの永井の評価がさらに上がったことでしょう。
清武のパスも永井のスピードがわかった上でのパス。
素晴らしかった。
権田も落ち着いた好守を見せていました。

3戦目は引き分け以上で1位通過ですが、どういった先発メンバーでくるのでしょうか。
出来るだけ選手も休ませたいところ。
永井、清武、東、扇原あたり。

1位通過すれば相手はベラルーシかエジプト?
男女ともに見逃せない試合が続きます。

 

 


なでしこジャパン 第2戦

2012年07月29日 | サッカー

なでしこジャパンは、スェーデンに0対0の引き分け。
勝てれば良かったんでしょうが、全体の調子は上がっているようで。
澤も60分で休養したりと、うなずける交代。

南アフリカ戦はかなりメンバーをいじってくるのだろうか?
澤や大野は休ませておくとか。
近賀も休ませて矢野出しとくとか。矢野が右SBやったのは見たことないけど。
高瀬とかフル出場してもいいかもしれないし。

心配なのは宮間。
なんかいつものキックの精度が感じられないような。
どこか痛めているのか、疲れなのか?
復調してほしい。


ロンドン五輪開会式での“聞こえない”人々

2012年07月29日 | 手話・聴覚障害

ロンドン五輪の開会式、日本選手団が入場してくるあたりまで、なんとなく見てました。

開会式の演出を担当した映画監督のダニー・ボイルの作品で好きな映画は「トレインスポッティング」。
会場でも映像が流れていました。
60年代からのロックメドレーでは、70年代はわりとあっさりスルーしたような。
監督の趣味なのかなあ。
ツェッペリンも流れなかったような。クイーンはあったけど。
あっさりとスルーして、パンクにいった感じだったなあ。
ピストルズは2曲くらい流れたけど、さすがに「ゴッド・セーブ・ザ・クィーン」は流れなかった。
しゃれにならないだろうし。
スミスもなかったような。「クィーン・イズ・デッド」なんかさらにしゃれにならないだろうし。

開会式に聴覚障害者の方々がかなり出演していることに触れようとして書き始めたんですが、
ロック大好き少年だったということもあり脱線してしまいました。
中学・高校と、ロック(特にブリティッシュロック)とサッカーが大好きな野球部員だったわけで。

まあ、それはともかく。
開会式には、“聞こえない”パーカッショニスト、ダンサー、国歌斉唱の子どもたちが出演していたようでした。
ダンサーには日本人の方もいたようです。
パーカッショニストは、かなり著名な方ですね。
以前にも何かで見た事がありました。

“聞こえない”に、“”をつけたのはNHKがそう言っていたからですが、
聞こえないのか、聞こえにくいのかはよくわかりませんでした。
国歌斉唱の子ども達はイギリス手話付きで歌っていたわけですが、よく見ると歌っている子もいれば、歌っていない子もいる。
聴力レベルにもかなり差があることが想像されました。
人工内耳の子もかなりいたのかもしれません。
“聞こえない子”だけの歌声なのかどうかもよくわかりませんでした。
軽度難聴や中途失聴者や人工内耳装用者、あるいは健聴者も交じっていたのか?
人によっては「歌うな」と言われていたのか?(うまく歌えないから)
実は音源が別にあったのか?
気の遠くなるような練習をしたのか?
それは誰のためなのか?
なんだかよくわかりませんでした。

別にケチをつけているわけではありませんが。


奇跡では決してない

2012年07月27日 | サッカー

Uー23日本代表がスペインに1対0で勝利!
ろう者サッカー男子日本代表が大会初戦でスペインを6対1で撃破しましたが、
Uー23日本代表も続きました。
何とか引き分けてくれないかなとは思っていたのだが、勝ち点3ゲット!
決勝トーナメント進出の可能性が俄然高まりました。

スペインはオフ明けから時間もなくコンディショがあまり良くないようで、1戦目に対戦したのはラッキーでした。しかも退場者も出たわけで。
しかしその退場は、永井のスピード、頑張りがあってこそ。
前線からの永井の献身的なプレスは素晴らしかった。
東も頑張って走ってました。怪我による交代がなければ、お疲れ様で途中交代したんでしょうが。
最後は完全に足にきてましたが何とか走り切りました。

アジア予選では永井の1トップはなかなかうまく機能しませんでしたが、スペイン戦でうまくはまりました。
決定機を決めていれば良かったかったんでしょうが、相手GKのポジショニングも的確でTVで見ているよりシュートコースが狭く見えたんでしょうか。
まあ永井、清武、山口蛍の誰かには決めてほしかったですが。

CKからのゴールは素晴らしかった。
非公開練習で試したパターンだったのだろうか。
ニアに3人が飛び込み相手DFをひきつける、扇原はニアを超え、急速に曲がり落ちるボールを蹴る。
そこに大津が飛び込む。
数少ないチャンスをものした素晴らしいセットプレーからのゴールでした。
アジア予選アウェイのバーレーン戦で、扇原のCKからファーに飛び込み右足アウトで蹴り込んだゴールをちょっと思い出しました。

権田も良いセーブを見せたし、DFラインも安定、山口も攻撃の目を摘むいい動きをしてました。

心配は酒井宏樹の怪我、どのくらいでも戻ってこれるんでしょうか。
大津は大事をとっただけ?たいしたことではなかったのでしょうか。

とにかく、せっかく初戦を勝利で飾ったわけであるし、
絶対に決勝トーナメントに進出してほしい。