サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

ロンドン五輪開会式での“聞こえない”人々

2012年07月29日 | 手話・聴覚障害

ロンドン五輪の開会式、日本選手団が入場してくるあたりまで、なんとなく見てました。

開会式の演出を担当した映画監督のダニー・ボイルの作品で好きな映画は「トレインスポッティング」。
会場でも映像が流れていました。
60年代からのロックメドレーでは、70年代はわりとあっさりスルーしたような。
監督の趣味なのかなあ。
ツェッペリンも流れなかったような。クイーンはあったけど。
あっさりとスルーして、パンクにいった感じだったなあ。
ピストルズは2曲くらい流れたけど、さすがに「ゴッド・セーブ・ザ・クィーン」は流れなかった。
しゃれにならないだろうし。
スミスもなかったような。「クィーン・イズ・デッド」なんかさらにしゃれにならないだろうし。

開会式に聴覚障害者の方々がかなり出演していることに触れようとして書き始めたんですが、
ロック大好き少年だったということもあり脱線してしまいました。
中学・高校と、ロック(特にブリティッシュロック)とサッカーが大好きな野球部員だったわけで。

まあ、それはともかく。
開会式には、“聞こえない”パーカッショニスト、ダンサー、国歌斉唱の子どもたちが出演していたようでした。
ダンサーには日本人の方もいたようです。
パーカッショニストは、かなり著名な方ですね。
以前にも何かで見た事がありました。

“聞こえない”に、“”をつけたのはNHKがそう言っていたからですが、
聞こえないのか、聞こえにくいのかはよくわかりませんでした。
国歌斉唱の子ども達はイギリス手話付きで歌っていたわけですが、よく見ると歌っている子もいれば、歌っていない子もいる。
聴力レベルにもかなり差があることが想像されました。
人工内耳の子もかなりいたのかもしれません。
“聞こえない子”だけの歌声なのかどうかもよくわかりませんでした。
軽度難聴や中途失聴者や人工内耳装用者、あるいは健聴者も交じっていたのか?
人によっては「歌うな」と言われていたのか?(うまく歌えないから)
実は音源が別にあったのか?
気の遠くなるような練習をしたのか?
それは誰のためなのか?
なんだかよくわかりませんでした。

別にケチをつけているわけではありませんが。


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