サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

電動車椅子サッカーワールドカップ閉幕 記事を書きました

2023年10月31日 | 電動車椅子サッカー

電動車椅子サッカーW杯閉幕から少し時間が経ってしまいましたが、W杯後半戦の試合の様子、全体の振り返り、そして鹿児島で開催された「特別全国障害者スポーツ大会」オープン競技電動車椅子サッカー大会についての記事を書きました。

https://www.paraphoto.org/?p=38112


やまゆり園事件を題材とした映画『月』

2023年10月30日 | 映画

2016年7月26日、45人が殺傷され、うち19人の方が亡くなられた『津久井やまゆり園事件』を題材にした映画『月』が公開中、『月』の雑感を書き記しておきます。

その前に、事件と私の関係(というほどのものではないですが)です。
各障害者サッカーの映画制作を通じて、知的障害、聴覚障害、肢体不自由の人たちとつながり、描いてきた私としてはとてもショッキングな事件だった。当初は忙しさにかまけ何もすることができなかったが、2020年初頭の公判あたりからは事件の全容を理解しようと関連書籍を読み漁り、神奈川新聞、東京新聞の関連記事も事件当日まで遡ってすべて目を通した。映画の原作となった「月」も当然読んだ。

公判にも通い一度だけ抽選に当たり傍聴することもできた。その後も関連シンポジウムに顔を出したり、やまゆり園や自宅付近も何度か歩いてみたりして、何とか映画(フィクション)にならないものかと、植松が生まれてから犯行にいたるまでを書き起こして、プロットなども何度か書いてみたがきちんとした形にはならなかった。
また電動車椅子サッカードキュメンタリー映画『蹴る』の制作の流れで介護福祉士の資格を取り、また強度行動障害の状態にある入所者がいる施設に通ったり、強度行動障害支援者養成研修を受講したりと、いわゆる福祉側からの視点としての興味も持ち続けた。

そんななか、昨年の夏ごろに映画が作られると知り、完成したら是非観たいと思っていたところ、試写会で観ることができた(公開後にも再見した)。ということで感想を書いていきたい。

まず大前提として、難しい題材を映画化したスタッフ、キャスト、関係者の方々には敬意を表しますし、何よりも映画が作られ多くの人に目に触れ、風化しつつある事件を改めて考え直すきっかけになったことは素晴らしいことだと思っています。

では項目別に感想を書いていきます。

『きーちゃん』の描き方
きーちゃんは原作である小説『月』の登場者。目も見えず、発語も他者との意思疎通もできず、上肢下肢も顔面も動かせず、ベッド上に“かたまり”として存在し続ける。原作はほぼ、そのきーちゃんの想念で埋め尽くされている。
事件に則して言えば、被害者側、殺された側の人物である。

その想念をなんらかの形で直接映像化するのか、あるいは別のやり方をするのかがまず最初の興味だった。
映画では、書けなくなった小説家である洋子(宮沢りえ)が、きーちゃんの心を書き、彼女自身の再生のドラマとしても描かれる、という間接的な表現となっていた。

想念を直接映像化すればおそらく観客層を狭めることになるだろうし、元々、故河村光庸プロデューサーの「なるべく多くの人に観てもらえるような構えの大きい映画にしたい」という意図があったようで、だとすると、おのずと選択肢は限られてきたようだ。
それならそれで良いと思うが、洋子が書き上げた小説を、なんらかの映像表現で、きーちゃんの言葉としてさとくんに対峙すべきなのではないかと思った。(さとくんとは、植松聖死刑囚をモデルとした小説内の登場者)

小説は、事件後、事件に対峙するものとして存在し続けるということはわかるのだが、映画内で描くべきことだったのではないか。
原作では、きーちゃんを殺しにきたさとくんに「(略)〈ひとでないひと〉というのは、きみのかってなきめつけだ」「あ、あ、在るものを、むりになくすことはない……。あ、在ることに、い、い、意味なんかいらない」と訴えかける。その場面に代わりうるようなシーンとして。


『さとくん』の描かれ方~職員の描かれ方 その他
原作に出てくる『さとくん』は植松聖死刑囚をモデルにした登場者であり、事件をどう描くかということとストレートにつながってくる。植松には多くの方々が接見したが言いたいことだけを言い放ったという印象はぬぐえず、また責任能力の有無に終始した一審でも十分な解明にはいたらず、犯行にいたるまでの過程の足りない部分をフィクションの想像力でどう補うのか、そしてそもそもどう描くのかと思い注視した。

映画パンフレットで石井裕也監督が「植松自身の人間像を掘り下げるだけではあまり意味がない」「限りなく『ごく普通の人間に置き換えていく作業』」と言うように、「事実に寄せ過ぎないように」人物造詣がなされ、例えば普通だけど紙芝居の内容がちょっと変という味付けはされているものの、実際の事件に比して犯行に至る心理過程は圧倒的に足りなかった。
映画「ジョーカー」のように観客がさとくんへ感情的に後追いするような現象は回避しなくてはならないだろうし、確かに致し方ない面もあるだろう。
また「彼が持つ思想や考えはいまのこの社会の産物であって、ごく普通の誰の心の中にも潜んでいるんじゃないか」と石井監督がいうように、英雄視は論外としても、特別なことではなく社会の問題として描きたいこと自体は理解できる。

しかし、さとくんをできるだけ普通に描く一方、監督が取材した障害者施設での虐待の現状をリアルに描いている部分があり、結果として施設内のいびつな虐待や糞尿まみれの入所者そのものが、さとくんを犯行に向かわせたという印象が強まっている。
もちろん一つの要因にはなりえるが、あきらかに映画全体のバランスが崩れているようにも感じた。

実際には植松は、介助経験から感じたこと、日本の財政危機やトランプ大統領の台頭、犯行を犯せば総理大臣に褒められると(植松が勝手に)思った政治状況、ネット空間の影響、イルミナティカードの勝手な解釈、薬物の影響、個人のパーソナリティ等々、複合的な要素がからまって犯行にいたったものだと思われる。

また施設を舞台とするならば、虐待とはほど遠い、小説家志望でもない、いわば普通の職員たちと重度障害者の密な関係をベースとして描く必要があったのではないか。もちろん撮影することは容易ではないが。
一度公判を傍聴できたと前述したが、その日は、やまゆり園職員の方の意見陳述があった。犯行当日、入所者がしゃべれるのかしゃべれないのか植松から確認された職員の方だった。映画では陽子(二階堂ふみ)の存在にあたる。
PTSDに苦しみ、植松に対しては「命が終わる最後まで、命の尊さと向き合ってほしい」と述べられた。その残酷な場面との対比の意味でも、日常の様子はあったほうが良かった。自分であれば最もこだわる場面でもある。

石井監督は、実際の障害者の方々が出演することにはこだわり、撮影した施設側の協力もあって出演されたそうだ。そして撮影そのものが出演された障害者の方々にその後好影響を与えたようだが、原一男さんも指摘されているように彼ら彼女らが『小道具』の域をでていないようにも感じた。
(渋谷ユーロスペースの壁面に原一男さんの批評が張ってあった。最後、持ち上げるのかと思いきや最後まで辛辣な批評だった)

さとくんに話を戻すと、恋人=祥子(長井恵理)がろう者の設定になっていた。この設定にはとても大きな違和感を感じた。
植松は「意思疎通のとれない人間」は生きていてもしかたがないとい主張していたが、話すことができなくとも手話で語る聴覚障害者は植松の対象外だという。石井監督はそれを受け「彼の不寛容さを描くにあたって、どこに寛容さを示すのか明確にしておきたかった」ことから、ろう者が恋人である設定にしたというが、明確にするのは良いと思うが、恋人の設定にするのはあまりにも飛躍し過ぎだと感じた。
またろう者である祥子は「我々が使うだらしなく使う言葉の空虚さから逃れている存在」というが、聞こえないから音声言語の空虚からは逃れているかもしれないが、手話も言語だからこそだらしなく使う言葉の空虚さをもつわけで、手話に対する何か幻想じみたことを感じていたのだろうか。

撮影としては、実際のろう者である長井恵理さんがキャスティングされ、手話指導もろう者監督の今井ミカさんが入り、しっかりと進められたようだが、そのことと、ろう者の恋人を設定することは全く異なる話だ。

長井さん(祥子役)と磯村さん(さとくん役)は、2人が付き合って何年目であるとかいろいろ話したらしいが、自分の頭のなかでは2人の過去を考えれば考えるほど、犯行へといたる、さとくん像が見えなくなった。
また犯行に及ぶ日の朝、さとくんは彼女に聞こえないように犯行をほのめかすことをしゃべるが、そのことがプラスに働いているとは思えなかった。
この恋人設定は「『ごく普通の人間』に置き換えていく作業」のなかで、行き過ぎた改変だったのではなかろうか。

陽子(二階堂ふみ)も昌平(オダギリジョー)も石井監督の観念の産物というイメージが大き過ぎるように感じた。現実に起こった事件を元に描くにあたっては、石井監督以外の脚本家も加わり、もっと客観視できる制作体制にすべきだったのではないかとも感じた。

ただ前述したように、映画が作られ多くの人に目に触れ、風化しつつある事件について議論するきっかけになっていることはとても評価しています。
言うは易し、作るのは大変です。

(参考資料)
映画「月」パンフレット
月刊「創」11月号(創出版)
「月」辺見庸(角川書店)


映画『月』は試写会と公開後の2度観たが、試写会では、元津久井やまゆり園の職員の方や、やまゆり園事件に詳しい方々と観て、その後感想を語り合った。
その元津久井やまゆり園の職員の方が映画.comに感想を書かれている。

https://eiga.com/movie/99730/review/03114141/


電動車椅子サッカーW杯 予選リーグがすべて終了

2023年10月19日 | 電動車椅子サッカー

第4回電動車椅子サッカーW杯5日目、日本代表は予選リーグ最終戦の相手はデンマーク。
デンマークは直前のアルゼンチンとアメリカの試合が引き分けたため、試合前にベスト4進出の可能性が消滅。
一方の日本は勝っても負けても7位決定戦進出は変わらずで、数字上は消化試合となったが、やはり予選リーグ最終戦は勝利し、いいイメージで終えたい。

日本の先発は、三上勇輝、平西一斗、塩入新也、中山環。
塩入はイングランド戦同様、ゴールエリアに下がる。GKユニフォームは三上、デンマークの10番Petersenを抑え、押し上げるという役割も担っているのだと思われる。イエローカードを2枚もらっていたが、予選リーグ最終戦ということもあり、気兼ねなくプレーできる。

実際、日本が押し上げ、デンマーク陣内でのプレー時間が多く、惜しい場面も見られた。
イングランド戦では攻め込まれ、ゴールエリアに下がった塩入はあまり休むことはできなかったが、この試合では負担軽減されているようだ。

デンマークは、GKユニの三上をゴールエリアから遠ざけようという意図か、10番Petersenがポジションチェンジしてサイドに回ることも多くなる。
その対応か、平西に代わりGKユニフォームの内海恭平が入り、三上はGKユニを脱ぎフィールドプレイヤーの青に変わる。
日本は内海と三上の当たり負けしないコンビに変わった。

前半は0-0で終了し、後半も同じメンバーでスタート。

デンマークに攻め込まれる時間帯もあったが、塩入の好守で得点を許さない。
31分、中山がデンマークのバックパスに果敢にプレスをかけシュートするも、惜しくもゴールポストに跳ね返される。
その後は、攻め込まれる場面が増えたがゴールを許さず、スコアレスドローで終えた。

日本は予選リーグ9試合を1勝4分4敗、勝点7、得点6、失点16、得失点差-10の戦績で終え7位となり、7位決定戦でウルグアイと対戦する。
キックオフは20日午前9時(日本時間)。

明日の試合もおそらく6人で臨むことになると思われるが、是非最後を勝利で締めくくってほしい。
先発は、池田、平西、塩入、中山だろうか。

予選リーグの戦績は以下
1位 フランス    勝ち点27  得失点差+43   
2位 アメリカ    勝ち点22    得失点差+15
3位 イングランド  勝ち点 21   得失点差+17  
4位 アルゼンチン    勝ち点14  得失点差-1 
5位 オーストラリア 勝ち点12  得失点差-7
6位 デンマーク   勝ち点11  得失点差-5   
7位 日本      勝ち点7   得失点差-10  
8位 ウルグアイ        勝ち点6   得失点差-15    
9位 アイルランド  勝ち点4   得失点差-17 
10位  北アイルランド   勝ち点2   得失点差-20  

フランスの総得点45、得失点差43は驚異的です。
準決勝は、フランスvsアルゼンチン、アメリカvsイングランドの対戦。


電動車椅子サッカー日本代表 イングランドに敗れる

2023年10月19日 | 電動車椅子サッカー

第4回電動車椅子サッカーW杯5日目、日本代表の第1試合の相手はイングランド。
かつてイングランドに電動車椅子サッカーを伝えたのは日本。イングランドはその後、力をつけ、前回大会では3位。イングランドは、日本が目指す「スペースを使い、ボールを動かすサッカー」を体現し、いわばお手本のようなチームでもある。
そのイングランド相手にどこまでできるか。

日本のベンチ入りメンバーは今日も6人、先発は内海恭平、池田恵助、塩入新也、中山環。
フル出場を余儀なくされる負担軽減のためか塩入がゴールに下がり、GKユニフォームを着たセンターの内海と、ゴールエリア内を守る。池田はフィールドプレイヤーの青いユニフォームで前目のポジション。セットプレー時は内海と池田がエリア内の守備に入る。

イングランドは序盤からボールを動かし、日本の隙を窺う。
そして7分、イングランドは8番Boldingの縦パスを、右サイドで受けた10番Maclellanがダイレクトで折り返し、ファーで待つ4番Commonが直接ゴールに蹴り込む。塩入がぎりぎりのところで防いだかに見えたが、ゴールの判定。
イングランドの、スペースを使いボールを動かす展開から先制点を奪われる。

日本は相手陣内に攻め込むものの、有効なシュートまでにはいたらない。

16分、イングランドは自陣でボールを奪うと、1タッチプレーの連続で押し上げる。センターと右サイドでパス交換を繰り返し、パスコースが空いたところで10番が9番にクロスを通す、エリア内で守る内海と塩入が振られると9番はリターン、10番Maclellanがゴールを決めた。
すべて1タッチでつながった攻撃、日本は完璧に崩された。

18分にはオウンゴールから3点目。
日本は0-3で前半を折り返した。

後半、池田に代え三上勇輝が入る。三上は既にイエローカードをもらっており、3枚目を危惧しての先発回避かと思われたが、局面を打開するために必要だとの判断だっただろうか。
(予選リーグはイエローカード累積3枚で次戦出場停止となる)。

フィニッシャーとしては覚醒してきたが、なかなかボールに絡めない中山がゴールに下がり、塩入が前線に張る場面が増えてくる。

なんとか1点を返したい日本は、三上、内海が押上げ相手陣内に迫る局面も増えてくる。
27分には三上、内海、塩入とつながり塩入がシュートするものの、惜しくも8番Boldingに防がれる。

37分には内海に代えて再び池田が入る。
しかし38分に塩入がなんらかのトラブルでアウト。以降の時間、日本は3人で戦わざるを得ない。
そして0-3で試合終了。

日本は予選リーグ8試合を終えて、1勝3分4敗で8位。予選リーグ順位の可能性は7位か8位となった。
残された試合は本日14時キックオフの予選リーグ最終デンマーク戦と、明日9時キックオフの7位決定戦ウルグアイのみ。
その2試合で内容も結果もともなう試合を期待したい。
デンマークは勝てば準決勝進出の可能性を残しており、激しい試合が予想される。

塩入のトラブルは心配だが、試合後の挨拶には出てきていたようなので何とか大丈夫だろうか。
山田、宮川の体調不良による不在を感じる試合でもあったが、おそらく最後まで6人で乗り切るしかないのだろう。
とにかく日本から応援しています。

(追記)
アルゼンチンがアメリカと引き分けたため、アルゼンチンの4位が確定。日本vsデンマークは、数字上は、消化試合になりました。
内容も結果もともなう試合を期待したいことには、変わりはありません。

 


電動車椅子サッカー日本代表 アルゼンチンに敗れ自力でのベスト4進出は消滅

2023年10月18日 | 電動車椅子サッカー

第4回電動車椅子サッカーW杯4日目、日本代表第2試合はアルゼンチンと対戦。
アルゼンチンは直接4位争いをしている上位チーム、準決勝進出のためには勝利が求められた試合。

日本は、北アイルランド戦と同じ池田恵助、平西一斗、塩入新也、中山環の先発。
山田貴大と宮川大輝の体調不良つき、塩入、中山がフル出場しなくてはならない状況は同じである。

試合開始早々、中山は前線からプレス、積極的な姿勢を見せる。
しかし1対1に強いアルゼンチン10番Zegarelliに押し込まれるなど、日本は終始攻め込まれる展開が続く。

そこで日本は12分、1対1に強い内海恭平、三上勇輝を、池田、平西に代えて投入。
塩入をゴールに下げ、なんとか押し上げようと試みる。
その流れで日本は何度かチャンスを作り出す。

14分には内海の左サイドキックインから 中山へ絶好のパスが通るがシュートはポストを直撃、惜しくもゴールにはならない。
その後はアルゼンチンの攻撃が続き、日本は我慢の時間帯。

後半は前半終了時のメンバーでスタート。
エリア内は状況に応じて、内海と塩入、内海と三上が守る。
アルゼンチンの攻撃に耐え、得点の機会をうかがうがなかなか糸口がつかめない。

30分、流れを変えようと内海、三上に代えて池田、平西が投入される。
(筆者はそのまま我慢したほうが良いと思いつつ観ていた)

その直後、ハーフウェイラインまで押し上げた池田が10番Zegarelliに裏を取られ、そのままドリブルで持ち込まれ、先制点を許してしまう。

なんとか追いつきたい日本だが、相手陣内までボールを運べない。

35分には再び内海、三上が池田、平西に代わって入る。
しかしゴールは遠く、アルゼンチンに0-1で敗れた。

日本は7試合を終えて、1勝3分3敗、勝点6、得失点差-7となり、自力でのベスト4進出は完全になくなった。
(他力での可能性は、日本がイングランドとデンマークに2勝したうえで、アルゼンチンがアイルランドに負ける。オーストラリアは北アイルランド、アイルランドのどちからの試合は引き分け以下に終わる等、条件がそろう必要がある)

ともかく予選リーグは残り2試合(イングランド、デンマーク)。
一つでも上の順位を目指して、闘いきってほしい。

(追記)4日目を終えての戦績表は以下。( )内は残りの試合

1位 フランス    勝ち点21 得失点差+33   (デンマーク、ウルグアイ)
2位 アメリカ    勝ち点18   得失点差+13  (ウルグアイ、アルゼンチン)
3位 イングランド  勝ち点 15  得失点差+12  (日本、北アイルランド)
4位 デンマーク   勝ち点10 得失点差-2   (フランス、日本)
5位 アルゼンチン    勝ち点10 得失点差-3  (アイルランド、アメリカ)
6位 ウルグアイ   勝ち点6  得失点差-6    (アメリカ、フランス)
7位 日本      勝ち点6  得失点差-7  (イングランド、デンマーク)
8位 オーストラリア 勝ち点6  得失点差-10  (アイルランド、北アイルランド)
9位 アイルランド  勝ち点4  得失点差-14  (アルゼンチン、オーストラリア)
10位 北アイルランド  勝ち点2  得失点差-16  (オーストラリア、イングランド

フランス、アメリカはベスト4進出決定