サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

手話での講演

2010年10月26日 | 手話・聴覚障害
今週末の31日(日)川崎ろう者のつどいで講演をすることになっているのだが、
出来るだけ手話でやろうと思っている。
手話がまだまだ未熟な私がどこまで出来るか…。
無理と途中で判断した場合は口話に切り替える予定。
はなはだ心もとないが…、まあ頑張ります。

日本ろう者劇団

2010年10月23日 | 手話・聴覚障害
昨日、日本ろう者劇団の芝居を観に行った。
創立30周年記念公演、「エレファントマン」をめぐるお話。
ろう者劇団の芝居は、一昨年に続き2度目の観劇。
役者は手話でセリフを語るが、健聴者の役者が声をあてているので、手話がまったくわからない人も楽しめるようになっている。

通常の手話から音声への通訳の場合は、通訳の方が手話を読み取り、声を出すので、順序として手話→声となるのだが、芝居の場合は基本的には同時、あるいは声が先行する。
手話を読み取ろうとすると声に惑わされたりでなかなか手話をうまく読み取れなくて、途中耳をふさいで見たりしているうちにやっと慣れてきた。
(耳をふさいだり足を組み替えたりして、隣に方にいやな思いをさせてしまったようで、失礼しました)
ただ、声の出演の方が、勇み足で次のセリフまで言ってしまうことが結構あり、そのあたりは、うまくいっていない部分もあった。

演出的には、ついたてを自由自在に動かして、時間と空間を飛ぶ演出は面白かった。
またエレファントマンの顔をどこでどういう風に見せるのかなと思っていたら、かなり早い時間帯であっさりと見せて、尚且つほぼ特殊造形的なものがないことに驚いた。
しかし、社会から見放される弱い立場のエレファントマンと、外見的には違いがわかりにくい聴覚障害者、ろう者の姿を重ね合わせているとすれば、それはそれで効果的かもと思われた。




1万人突破

2010年10月18日 | 日記

おかげ様で、ブログのトータル訪問者数が1万人を超えた。
皆様どうもありがとうございます。

公開終了までは連続更新していたが、最近少々ご無沙汰していた。

先日、とある小学校に臨時講師として招かれていったのだが、
どのくらい理解してくれるか、はかりかねるところもあり、
小学生相手にしゃべるのは、なかなか難しいと痛感。

翌日には、浦和レッズvsセレッソ大阪を観戦。
1週間前には青く染まっていた浦和美園駅周辺やスタジアムが、
真っ赤に染まっていて不思議な感じ。いやいや赤い方が日常だよね。

そのまた翌日は、障害者福祉会館祭りというのに顔を出し、点字初体験。
点字の手作り名刺を作る。
「点字勉強しませんか」と誘われるが、
「手話がまだまだなんで、そこまで手が回りません」と断る。
取材の際、「手話をどのくらいで習得しましたか」と、よく聞かれたが、
とんでもない、まだまだ勉強中の身である。




日本代表 試合前の練習

2010年10月11日 | サッカー
監督によって、試合前の練習も個性があるので興味深く見ていた。
トルシエの時はボール無しでのポジショニングの確認、オシムの時はほとんど紅白戦のような事もやっていることもあったし。

アップから常に実戦を意識している印象があった。
例えば、浮き球の処理の際も、一度ワンバウンドさせて胸トラップ、インサイド、ヘディングしたり、下がりながら、上がりながらインサイド、ヘディングしたり。
パスして相手に詰めて、軽い1対1をやったり。

サブ組はボールの追回し等やることが多いが、先発組もサブ組も、2タッチ以内のボール回しを同じようにやる点も印象的だった。別場所で。

またGK練習では、コーチが手で投げている事が多かったのだが、とてもリズミカルで且つ、キチンと反応すればキャッチできる微妙なところにボールが行くので、GKが試合に向け集中力を高めやすいような気がした。なんだか野球の内野ノックを思い出してしまった。
GKコーチのキックもいい感じだった。