サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

映画「アイ・コンタクト」DVD発売中!
サッカー・映画・手話、各障害者サッカーにまつわる話もUPしていきます

電動車椅子サッカー交流大会inちば

2018年06月10日 | 電動車椅子サッカー
本日6月10日、千葉県八千代市で開催された電動車椅子サッカー交流大会inちばへ行ってきた。
公式戦ではないが関東のチームが12チーム集結。ディビジョン1は8チームでトーナメント、ディビジョン2は4チームで総当たりのリーグ戦という形で勝敗を競った。いずれも国内ローカルルールである制限速度6kmで行われた。
映像では浴びるほど接していた電動車椅子も生は久しぶり。何だかホームに帰ってきたような感じ。

ディビジョン1の決勝は関東の強豪チーム、横浜クラッカーズとレインボーソルジャーの対戦となった。両チームともに中心選手が引退し過渡期でもある。
試合はクラッカーズがFKを三上、紺野とつないで先制。しかしレインボーが後半同点に追いつく。中盤で紺野が蹴ったボールをレインボー中坪が蹴り返しそのままゴールへ。10kmルールであればGKもボールへ追いつけたかもしれなかった。そして終了間際、クラッカーズはキックインから永岡がレインボーディフェンスの間を抜き、ファーで待ち構えていた石井へ。石井の決勝ゴールでクラッカーズが優勝、石井はMVP。副賞はサッカーボールの形をしたチョコレート。大きさもサッカーボール大。表面だけがチョコになっているようだ。

クラッカーズから枝別れした若手中心(でありつつベテランが支える)横浜レッドスピリッツは健闘したものの勝利することは出来なかった。自力をつけてきている横浜ベイドリームは優勝したクラッカーズと1回戦であたる不運もあり1回戦敗退。クラッカーズにとっても冷や汗の勝利であった。
(他の4チームのことも余力があれば少し書き足します)

リーグ戦で行われたディビジョン2は水戸のポケットファイトFCが優勝。ディビジョン1は全試合観ることが出来たが、2は眺める程度しか出来なかった。

またこの大会は八千代市内の中学高校なども協力しており、中学生たちが出場チームに声援を送っていた。こういう地元の学校やサッカー部を巻き込むやり方はもっとお手本にしても良いかと思う。





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ソーシャルフットボール日本代表 幻のゴールで準々決勝敗退…

2018年05月16日 | ソーシャルフットボール

 イタリアで開催中の精神障がい者のワールドカップ「Dream Worldcup2018」、15日、ソーシャルフットボール日本代表は準々決勝でハンガリーと対戦。2-3で敗れ、2大会連続の優勝には手が届かなかった。
試合は先ほど終了。終了間際、小林耕平選手の遠目からのゴールが決まったようにも思えたが試合終了のホイッスル。ゴールネットを揺らしたかどうかは映像では確認できなかったのだが、シュートした小林選手がガッツポーズした直後に試合終了となった。得点が認められていれば同点ゴールとなるはずだった。うーん…。

 大会には10ヶ国が参加予定だったがセネガルが不参加。日本のグループBは4ヶ国となってしまい、順位をつけるための3試合となった。4ヶ国ともに準々決勝に進出できるが1位になれば別グループの4位と対戦することになり、普通に考えれば有利にはたらく。個人的には9ヶ国となった時点で来るグループ2位以上が準決勝進出、準々決勝は無しにしても良いのではないかと思った。
 日本代表は大会初日の13日初戦のフランスには17-2の大勝、同日に行われたアルゼンチン戦も8-0の勝利。幸先の良いスタートを切った。
中1日で対戦したスペインは前述の2チームと比べて自力のあるチーム。試合は日本が押し込む展開だったがカウンターから2失点。しかし日本は松嵜、黒沼のゴール等、分厚い攻撃力で逆転し8-2と得点差を広げる。ゴレイロ川岸も好守で追加点を許さない。終了間際に1点を返されたものの8-3の見事な勝利。その結果、日本代表はグループリーグ3戦全勝で1位通過を決めた。尚、グループリーグの試合は10分ハーフ、時計を止めるプレーイングタイムで行われた。

 一方グループAはイタリアが全勝で1位通過を決めたものの、2位から4位までは勝ち点6で並ぶ混戦。得失点差で、2位チリ、3位ペルー、4位ハンガリーとなった。このグループは最終戦を前にした段階ではハンガリーが2位通過するかと思われた。しかしチリに6-16の敗戦。この試合は観ていないが、おそらく主力選手を休ませたのだろうか。

 日本は12名で大会入りし10名のフィールドプレイヤーがまんべんなく出場していたが、他国はもう少し人数も少なく主力と控え選手がはっきり分かれているような印象でもあった。日本はほとんどの試合でスターターは、ゴレイロ川岸、フィクソ北澤、ピヴォ八木、アラに中島と竹内。ある程度の時間が経つとフィクソ松嵜、ピヴォ竹田を中心としたユニットに交代。アラには黒沼、小林崇太郎、小林耕平、加村などが入り、順次交代していく。出場する選手でチーム力が落ちることもないし、連戦の疲れもため込まない。

 そしてハンガリーとの対戦になった準々決勝はハンガリーが先制、前半は追いつくとことが出来ずに折り返す。後半、松嵜のCKを黒沼が蹴り込み同点、さらには中島が中央から持ち上がり竹田のポストプレ―から小林崇太郎がシュート、逆転ゴールを奪った。しかしハンガリーはフリーキックで同点、ゴレイロからのパスを受け反転したシュートが決まり3対2と再逆転。
 その後、残り時間が少なくなってくると、日本はフィクソの北澤がGKユニフォームを身に纏いパワープレーに出る。 合宿でも練習してきた形だ。
 そして幻の同点ゴール…。
 その後再度映像を確認したが、シュートした直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、ホイッスルが鳴っている間にゴールネットを揺らしたように思える。試合終了って、ホイッスルの吹き始めが試合終了のタイミングなのだろうか??
シュートしそうな位置、態勢だったら審判も一呼吸笛を吹くのを待ったのかもしれないが、意外性のある位置からのループ気味のボレーシュートのようだったので気にせず吹いてしまったのだろうか。吹いてしまったからにはゴールは認められないということだろう。

スペイン3部リーグでも同様のことがあったようだ。
https://www.theworldmagazine.jp/20171103/01world/spain/185927

 日本代表は準々決勝で敗れてしまった。決勝まで進む力は充分あるように思えたし、地元イタリアとの対戦が実現しなかったことは残念だった。初戦のフランス戦以外はパソコンにかぶりつき中継を観戦、明日も観る気満々だったので少々さみしい。

 前回大会はすべて生観戦、今大会はインターネット中継の映像観戦だったので単純比較は出来ないが、個人のパフォーマンスはともかく、総合力という意味では2年前より確実に進化しているように思えた。

とにもかくにも選手、スタッフの皆さま、お疲れ様でした!


(注)前述したようにネット中継の不鮮明な画像を観ての記事なので不正確な点があるかもしれません。お気付きの点があれば、ご指摘ください。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ソーシャルフットボール日本代表 Dream Worldcupに出場 (追記有)

2018年05月11日 | ソーシャルフットボール

 ソーシャルフットボールの国際大会「Dream Worldcup2018」が5月13日~16日イタリアローマで開催、日本代表がディフェンディングチャンピンとして出場する。競技としてはフットサルの大会ということになる。その壮行会が5月9日にJFAハウスでおこなわれ、私も行って来た。

 壮行会はもう少しメディアの人も来てくれたら良いのになあという人数ではあったが、奥田亘監督を始め、キャプテン八木選手、関東在住の松嵜、竹田、原田選手等が参加、大会に向けての意気込みを語った。

 

 ソーシャルフットボールとは、精神疾患・精神障がいのある人たちが、チームワークとコミュニケーションが求められるフットボールを通じて、社会参加・回復を目指すというもの。実際、「以前は対人関係が怖かったのだが、フットサルを通じて心を開いていくことができた」「以前は自信が持てなかったが、少しずつ自信が持てるようになった」といった選手たちの声も聞かれた。

 ソーシャルフットボールの世界大会は2016年2月に大阪で初めて開催、今大会が2大会目となる。前回大会には3か国(日本、イタリア、ペルー)が参加、日本代表チームが初代チャンピオンに輝いた。ただイタリアの選手たちはフットサルよりもサッカーを得意としている選手たちが多かったり、地元の利などもあっての優勝という側面もあった。

 前回大会の様子は、過去のブログ記事を参照。全て生観戦した。
https://blog.goo.ne.jp/kazuhiko-nakamura/e/34a7077b8ebfcf0dc32a7270d12ec597
https://blog.goo.ne.jp/kazuhiko-nakamura/e/b332374700970863195d4edf3c65437e

 今大会はヨーロッパでの開催ということもあり10ヶ国が参加。5チームずつに別れて総当たりのグループリーグを戦い、準々決勝へという流れになる。グリープAは、イタリア、チリ、ハンガリー、ペルー、ウクライナ。グループBは、日本、アルゼンチン、スペイン、セネガル、フランス。全国からセレクションした代表なのか、あるいは単一の病院を中心としたチームなのか、各国の情報は少ない。前回大会のリベンジに燃えていると思われる地元イタリアチームは、早くからセレクションを始めて準備を進めているようだ。 

 ちなみに日本は精神科の病床数が世界一多く、長期入院も問題となってきた。一方のイタリアは早い時期に精神科病院を解体、地域精神保健センターによる在宅ケアへと舵を切った国でもある。

 そんなイタリアの精神科医バザーリアを描いた、こんな映画もある。
「むかしMATTOの町があった」予告編  (予告は私が以前作ったのですが、急ぎで作ったので粗いです…。)
https://www.youtube.com/watch?v=SxuHQME9Y_o

 ソーシャルフットボール日本代表に話を戻す。奥田監督は前回大会に引き続いてチームを預かる。前回はチームをまとめ上げ力を引き出すことに心を砕いたが、今回は選手たちにより厳しい要求をしている。実際、合宿の時もそういった様子は見受けられた。要求に応え得るという信頼感があってのものだろうし、 選手たちはそういった要求・期待に是非応えて、持てる力を出しきってきてほしい。そのことが「誰かの助けになれば」「認知度の向上を図りたい」という選手たちの言葉にもつながってくるだろう。

 尚、日本代表選手12名は昨年6月末にお披露目された障がい者サッカー連盟統一ユニフォームで大会に臨む。ユニフォームデザインのコンセプトをきちんと聞いたことはないのだが、私は勝手に以下のように考えている。
 サムライブルーのユニフォームは、歴史を紡ぐ糸をイメージした刺し子柄のデザインである。白い線が消えているところは裏に糸が通っているということだ。一方、統一ユニフォームは線は細いが実線となっている。裏を通っていた糸、つまりこれまで社会の目立たないところにいた障がい者サッカーが、表に、社会に出てきて一本の線につながった。そんな解釈である。


障がい者サッカー連盟7団体の代表選手たち 


以下は大会スケジュール。時間はいずれもイタリア時間。日本時間はプラス7時間。
5月13日(日)
10:50~  vsフランス
18:30~    vsアルゼンチン
14日(月)
9:30~  vsセネガル  セネガルとはロシアW杯のサムライブルーより一足先に対戦。
*セネガル不参加のため、14日の日本の試合は無し。
15日(火)
9:30  vsスペイン
準々決勝 1位通過の場合 16:40~  2位通過の場合17:30~
16(水) 
10:00~ あるいは 11:20~ 準決勝
16:20~ 決勝  

尚、詳しいレギュレーションやスケジュールはっきりしていない点もあり、日本ソーシャルフットボール協会のホームページやFacebook等を参照。試合によっては中継もあるようで、その点も随時更新される予定。
http://jsfa-official.jp/index.html
https://www.facebook.com/jsfakokusai2016/ 

(追記)
セネガルは不参加となり、参加国は9ヶ国に。

初日の戦績
日本 17-2 フランス
日本 8-0 アルゼンチン

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

デフサッカー男子日本代表 アジア2位

2018年05月06日 | ろう者サッカー

 韓国で開催されていた「第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会」決勝で日本代表は地元韓国と対戦。前半12分に東海林のゴールで先制したものの、後半セットプレーから2失点、韓国に逆転を許し準優勝に終わった。

 決勝は日本のスタッフがFacebook経由で中継、映像を見守った。
 先制点はGK松元からのロングキックを前線で競り合ったこぼれ球にボランチの東海林が反応しダイレクトでロングボレーシュート! GKの頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。東海林の技術と広い視野に裏打ちされた見事なゴールだった。
 大会直前の練習試合ではほころびを見せていたディフェンスも安定、センターバックの仲井、設楽、ボランチの松本、東海林は全5試合に先発で固定され、隙のない連係した守りを見せる。
前半右サイドから崩されたことはあったが、それ以外は流れのなかでは決定的な場面を作らせない。
しかし後半8分、韓国のコーナーキックから、ニアで先に触られうまく合わせられ同点ゴールを許してしまう。
13分、日本は左サイドからのクロスを松本(?)がヘディングシュート、ゴールネットを揺らし勝ち越しゴールかと思われたがオフサイド。
逆に16分、韓国のフリーキック。ファーサイドでうまく折り返しニアに詰めた選手が押し込みゴール。韓国が逆転。

 いずれもセットプレーの守備で後手に回ってしまった結果の失点となった。
 その後、日本は何度かチャンスを作り出すものの1-2で試合終了。日本の優勝とはならなかった。

 植松新監督体制となってから初めての公式戦、大きな成果と少なくない課題の見えた大会となったことだろう。今回、選に漏れた選手、あるい他を優先し出場できなかった選手たちも含めて、世界選手権、そして2021年デフリンピック(ドバイ?ロサンゼルス?)でのさらなる躍進を期待しています。

詳しくはろう者サッカーのHPを参照。
http://jdfa.jp/news/deaf_soccer_men_final_korea_201804/

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

祝!デフサッカー女子日本代表アジアチャンピオンに

2018年05月01日 | ろう者サッカー

 なでしこジャパンのアジアカップ優勝に引き続き、“もう1つのなでしこジャパン”=デフサッカー女子日本代表が、韓国で開催されている第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会で優勝。女子のアジア規模の大会としては初開催、日本代表が初代女王に輝いた。
 おめでとうございます!
 
 大会には3か国が参加、総当たりで優勝を争った。日本は初戦のネパールに15-0、地元韓国を11-0と2戦とも大勝。無失点での優勝となった。
今大会は現地に行くことも出来ず中継もなかったので結果しかわからないのだが、おそらくネパール、韓国ともに結成間もない、あるいは練習もままならない、初心者も含まれているようなチームなのかもしれない。しかし優勝は優勝だ。本当におめでとうございます。
 ネパール、韓国選手のなかには今回の結果を受け、モチベーションが下がってしまった選手もいたかもしれない。懲りずに是非、今後も活動を継続していってほしい。合宿や遠征費用の捻出など簡単ではないが、アジアで切磋琢磨できるような関係になっていってほしい。

 優勝カップを高々と掲げたのはキャプテンの大谷遥佳選手。以前は、サイドバックのポジションで黙々と上下動を繰り返すものの、どこか抜けている印象もあったが、キュプテンとして責任感あるプレーをセンターバックのポジションで見せてくれているようだ。

 最優秀選手賞は、ネパール戦でセンターバック、韓国戦でボランチの位置に入った阿部菜摘選手。元々はFWの選手だが身体能力の高さなどからセンターバックにコンバートされていた。今大会ではどういうプレーをして評価されたのだろうか。相手ボールを次々と奪い攻撃の起点になっていたのだろうか。今後も守備の中軸としてのプレー、本当に期待している。

 得点王は2試合で6得点を挙げた宮田夏美選手。2015年ブルガリアデフリンピックの時は、気持ちは伝わってくるプレーヤーだったがどこか空回りしている印象もあった。その後、普通高、大学のサッカー部で揉まれ、様々なポジションも経験し成長著しい。
中学2年生の山崎優子選手は5得点、その他延べ11人の選手がゴールを挙げたようだ。今回の経験を基に、さらに成長していってほしい。もちろんその他の選手たちも。

アジアカップのなでしこジャパンは岩淵真奈選手が、高倉監督の狙い(願い)もあり、頼れるエースとして覚醒した感があったが、デフジャパンの岩渕亜衣選手は怪我のため今大会は試合に出場することは出来なかった。世界選手権、2021年のデフリンピックでは存分に実力を発揮してくれることだろう。

久住呂監督は、2021年デフリンピックで世界トップ3を目指している。アメリカやロシア、ポーランド等とのチーム力の差は現状ではまだまだかと思うが、少しずつステップアップしていることは間違いないだろう。
今後のデフサッカー女子日本代表の躍進に期待しています。

監督選手のコメント、試合の詳細等は以下を参照
http://jdfa.jp/news/deaf_soccer_women_korea_201804/

一方、男子はグループリーグ2戦を終えた段階で1勝1分け、5月2日のマレーシア戦に勝てば準決勝進出となる。男子はアジア各国の実力も上がっており優勝までの道のりは容易ではないが、是非、いい結果を持ち帰ってほしい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

電動車椅子サッカードキュメンタリー映画完成~ハリルホジッチ監督解任

2018年04月14日 | サッカー

 2か月半程、ブログの更新が滞っていました。
 この間、電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画編集が大詰めで、その他のことは何もできない時期が続いていました。日本代表ハリルホジッチ監督電撃解任の引き金となった3月末のヨーロッパでの2連戦も、目を開けて見ているのが精いっぱいという体たらく。内容がどうのこうのではなく、こちらの忙しさや余裕の問題です。
 そんなこんなで6年半撮影していた電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画はやっと完成しました。撮影でお世話になった方々、本当にありがとうございました。タイトルはいろいろ迷って、最後は究極のシンプルなタイトルで「蹴る」に決めました。
 上映に関しては、まだまだこれからということになります。映画「蹴る」に関しては順次、更新していきます。

 
 ということでハリルホジッチ監督解任です。
 ハリルホジッチ監督の存在を知ったのはブラジルワールドカップの時でした。4年前のブラジルW杯で最も印象に残った試合、胸が熱くなった試合は、間違いなくアルジェリアvsドイツの試合でした。そう、ハリルホジッチ監督がアルジェリアを指揮しドイツを追い詰めた試合。
 グループリーグ惨敗に終わった日本代表と比べて、とてもとても羨ましく思ったことを、鮮烈に覚えています。そのハリルホジッチ監督が日本代表に就任した時は、期待感に充ち溢れました。

  ザッケローニ監督率いる日本代表にも相当な期待感を抱いていましたが、結果としては惨敗。コンディショニングに失敗したとしか思えなかったことと意思統一が出来ているようには見えなかったことは、ショックでした。

 その後思ったのは、いくらアジア予選やテストマッチで良い試合をしても、W杯本番で結果が出なかったら、あるいは内容がともなわなかったら、水泡に帰してしまうこと。とにかくW杯本大会で納得のいくサッカーを見せてさえくれれば、W杯にいたるまでは面白いサッカーを見せてくれる必要はない。アジア予選は結果とW杯につながるものが見えさえすれば良い。テストマッチは勝とうが負けようがどうでも良い、思いっきりテストしてW杯につながっていけば良いと思っていました。少なくともロシアワールドカップまでは。

 ザックジャパンの時はアジア相手に大量得点差勝利をあげたり、ヨーロッパの強豪相手に良い試合したりという流れでしたがW杯で惨敗。逆のほうがいいや、ということです。

 で実際ハリルジャパンは、そんな感じて進んできていました。アジア予選では、Away&Homeのオーストラリア戦、 AwayのUAE戦など、監督の戦術がはまった試合もありました。テストマッチは痛快なまでのテストの連続。韓国戦はテスト以外のことをやって勝とうという気が感じられませんでした。私は別にいいやと思いましたが、許せなかった人たちも多かったでしょう。

  もちろんテストがうまくいってないという側面もあったでしょうが、とにもかくにもテストを繰り返し、やっと本番が見られると思ったところでの解任劇、ショックでした。

  W杯では各試合ごとに戦術を綿密にたて、ターンオーバー制も駆使した戦いを観たかった。いわば選手をコマのように当てはめるやり方でしょうから、面白くないと思う人にとっては面白くないでしょうが、日本サッカーの将来を考えるうえで重要な戦いになるのではないかと思っていました。針を振り切った方が次の段階に行けるのではないかということです。その前にチームが〝壊れる〟と判断されたのでしょうか。

  ブラジルワールドカップが終わった後、一つのやり方に固執する「サムライブルー」より、かろやかに姿を変える「商人(あきんど)ブルー」や「町人ブルー」を観たいというようなことをブログに書き込みました。そういった意味でカメレオンのような戦いが観られるのではないかと期待していました。走り負けしないカメレオンです。

 もちろん戦術が全くはまらず、試合中の修正も効かず敗れてしまうこともあったかもしれませんが、何をしようとしてダメだったのかは可視化されたかと思います。
 そういった意味でとても残念でした。

  解任の理由は正直よくわかりません。もちろん監督が代わっても応援しますが、今は気持ちの切り替えがなかなかうまくいきません。

 「日本サッカー」という言葉が飛び交っていますが、「そのサッカー」をやりきってくれれば負けても納得がいく「サッカー」。そういったサッカーが「日本のサッカー」になっていくのかと思いますが、まだワールドカップで観たことはありません。
 歴史の積み重ねだけが「日本のサッカー」を形作っていくことだけは、間違いないですね。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

電動車椅子サッカー、CPサッカーがパリパラリンピック競技候補に

2018年01月30日 | 障害者サッカー全般

2024パリパラリンピック追加競技候補として、電動車椅子サッカー、CPサッカーが残ったようです。ゴルフ、セーリングを含めた4競技が2次審査に残り、2019年に最終判断がなされるみたいです。

特定のコア要件として、クラス分け、アンチドーピングの遵守、4年ごとに世界大会が開催されているか等が列挙されているようですが、電動車椅子サッカーは昨年のW杯は4年周期が6年に延期。それでもなんとか開催に持ち込めたことが大きかったでしょうか。南米の普及台頭も大きいかもしれません。
そしてW杯で優勝したのはフランスですから、フランス側の金メダル有力競技として猛烈なプッシュがあるでしょうか??

正式種目になる可能性も、かなりあるかもしれません。

そのためには今後の各国の取り組み次第、ということも大きいでしょう。

もし正式種目になれば、2021年W杯、2024年パリパラリンピック、2025年W杯ということになります。今後、4年毎にW杯が開催され続けていけば。
周知にためにも2020年東京パラリンピック前後にも是非国内で何らかの大会を! フランスチームを呼ぶのもいいかも。

そしてCPサッカーは東京パラリンピックでは外れてしまいましたが、復活なるか。
復活すれば、苦難の予選が待ち構えています。というかそうなれば予選方式も変わるでしょうか。アジア予選ということになれば可能性が広がる? しかし強豪のイランがいますし。
一度パラリンピックから外れたということは改革をつきつけられたわけでしょうし、クラス分けやその他、かなり変更になってくるのかもしれません。

この4競技のうち、いくつ正式種目になるかはよくわかりません。

以下のパラリンピック国際委員会の発表を受け、私見憶測等を混じえて書き込みました。
The IPC makes key decisions for future Games 28.01.2018 The IPC Governing Board decides the athletics and swimming programmes for Tokyo 2020 and progresses applications for Paris 2024

ちなみに東京パラリンピックのサッカー競技は、ブラインドサッカーのみです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

1月の映画『MARCH』上映予定

2018年01月06日 | 映画『MARCH』

1月は、女川と神戸で上映があります。
お近くの方は是非ご覧ください!

1月7日(日)宮城県女川町 女川まちなか交流館 多目的室A
13時~ 15時~の二回上映。無料。

1月20日(土) 兵庫県神戸市 神戸元町映画館
「神戸スポーツ映画祭!2018」の
オープニングイベント内での上映 オープニングイベントは14時~
入場無料。事前申し込み必要。
詳しくは映画祭のHP参照
https://www.kobe-sff.com/


映画『MARCH』のHPは以下
http://seedsplus.main.jp/

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

明けましておめでとうございます

2018年01月01日 | 電動車椅子サッカー
明けましておめでとうございます。
今年は、6年間撮り続けてきた電動車椅子サッカードキュメンタリー映画完成の年。当初は4年間でまとめるつもりでしたが、ワールドカップ2年延期のため6年半に延びてしまいました。期間だけは大作です。
編集作業が予定より遅れているため、年末年始も休み無しで編集しています。
公開の時期は未定ですが、今年、皆さんに観ていただけるはずです。


写真は福島県南相馬市の朝日。
初日の出ではなく、2015年10月撮影。短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の撮影ポイントからの写真です。左側の岸壁は津波で削られ、以前とかなり形状が変わっています。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

DVD『日本代表激闘録 アジア最終予選 ―ROAD TO RUSSIA―』

2017年12月22日 | サッカー

DVD『日本代表激闘録 アジア最終予選 ―ROAD TO RUSSIA―』(構成・ディレクター中村和彦)が12月20日発売。

日本代表激闘録 アジア最終予選 ―ROAD TO RUSSIA― [DVD]

サムライブルーの試合は3月末までありませんので、この機会にワールドカップ予選を振り返ってみるのも良いのでは。
本大会の戦いのベースが見て取れますし、これほど多くの選手が出場した予選は初めてです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加