サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

映画「アイ・コンタクト」DVD発売中!
サッカー・映画・手話、各障害者サッカーにまつわる話もUPしていきます

知的障がい者サッカー日本代表 世界選手権6位

2018年08月18日 | 知的障害者サッカー

スウェーデンで開催中の知的障がい者サッカーのワールドカップ(INASサッカー世界選手権2018)で地元スウェーデンをPK戦の末、降した日本代表は5位決定戦でロシアと対戦。

日本の先発はGK内堀、5バック右から谷、草田、小林、結城、杉村。中盤は右から丸山、安達、徳村、木村。1トップに上山。
前半はロシア選手にイエロカードが乱れ飛ぶ荒れた展開だったようだ。(所用のため、後半からしか見れませんでした)。

後半、ポスト直撃の危ない場面等あったものの、日本代表は粘り強い守備でロシアに得点を許さない。先月の合宿では守備面でうまくいかない局面も見受けられたが、各々が連動した守備を見せる。

62分、上山に代わり原良田、87分には安達に代わって浦川が入り、4・1・4・1というか4・1・3・2のような布陣へ。
4バック右から谷口、草田、結城、小林。アンカーに徳村。2列目右から丸山、杉村、木村。2トップに浦川と原良田。

両チーム無得点のまま、延長戦へと突入した試合が動いたのは延長前半6分、ロシアにPKを与えて先制点を許してしまう。
延長前半14分には木村から平野へ交代。
なかなかチャンスを作り出せないまま試合は延長後半アディショナルタイムに。右サイドの密集から谷口がクロスを入れ、ゴール前で待ち構えていた原良田がうまく合わせて起死回生の同点ゴール!
2試合連続のPK戦へともつれ込んだ。
日本は1人目の徳村が止められ、2人目の草田が枠を外す。3人目浦川、4人目谷口は決めたものの、4人全員が成功したロシアがPK戦を制し5位となった。敗れた日本は6位の成績で全日程を終えた。

選手スタッフの皆さま、お疲れ様でした。

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「アイ・コンタクト」「プライドinブルー」連続上映

2018年08月14日 | 「アイ・コンタクト」上映予定

9月20日木曜、東京新宿K'sシネマにて「アイ・コンタクト」「プライドinブルー」の連続上映があります。
両作品とも久しぶりの映画館での上映となります。平日午前中からの上映ですが、是非ご来場ください。
両作品とも私のトークがあります。

「アイコンタクト」午前10時〜
2009年台北デフリンピックに出場した、ろう者サッカー女子日本代表を追ったドキュメンタリー。
聴覚障害者・聴者が共に鑑賞できるよう、口話・手話それぞれに対応した字幕入り。

「プライドinブルー」12時15分〜
2006年ドイツでの世界選手権に出場した、知的障害者サッカー日本代表を描いたドキュメンタリー。
日本語字幕版での上映。
現在、日本代表はスウェーデンで開催中の大会に参戦中。

パンドラ創立31周年特集上映「時代とともに」の一環として上映。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiem5fezOrcAhUDUt4KHX3eBwIQFjAAegQIABAB&url=http%3A%2F%2Fwww.pan-dora.co.jp%2Fpandora31%2F&usg=AOvVaw1xlW7tq0Ih_3qkl3AN3ygJ


新宿K'sシネマ
http://www.ks-cinema.com/

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知的障がい者サッカーのW杯 日本代表敗れる(追記有)

2018年08月09日 | 知的障害者サッカー

スウェーデンで開催されている知的障がい者サッカーのワールドカップ、INAS World football championshipsで日本代表はグループリーグ第2戦でサウジアラビア代表と対戦。サウジは大会3連覇中の強豪。
5・4・1の布陣で臨んだ日本代表は、高い集中力と連動した守備でサウジアラビアの攻撃を跳ね返し続ける。
GK内堀はビッグセーブを連発、DF陣もスペースを与えず、シュートへの寄せも速い。
気持ちの伝わってくるプレーでサウジの分厚い攻撃を無得点に抑え込んでいたが、74分、サウジの右サイドからのクロスにうまく頭で合わせられ得点を許し、0-1と敗れてしまった。

日本代表はこれで2敗となり準決勝進出の可能性が消滅、ファイナリストという目標を実現することは出来なかった。
だがこの大会は順位決定戦があり、是非とも5位を勝ち取ってきてほしい。

ちなみにサウジ戦の先発は、GK内堀、ディフェンスは右から小林、草田、吉永、結城、谷口。中盤は右から佐藤、安達、徳村、木村。1トップに浦川。
前半浦川に代わって上山。63分には佐藤に代わり丸山、77分には木村に代わって原良田が途中出場している。間違っていたらすいません。

グループリーグ第3戦の相手はロシア、引き分け以上でグループリーグの3位が決まる。
今後の日程は以下(時間はいずれも日本時間)。

10日23時~  グループリーグ第3戦 ロシア戦

(追記) 日本代表はグループリーグ第3戦でロシアに1-2と敗れ3戦全敗となってしまった。先制したが逆転されたようだ。 しかしまだ順位決定戦で5位になる可能性がある。

8月15日23時~ 順位決定トーナメント初戦 対戦相手はスウェーデン

8月17日23時~ 5-6位決定戦 15日の試合で勝った場合 対戦相手はロシアvsドイツ戦の勝者
8月18日1時30分(17日深夜)7-8位決定戦 15日の試合で負けた場合 対戦相手はロシアvsドイツ戦の敗者

 

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せんだいスポーツ映画祭で「MARCH」上映

2018年07月20日 | 映画『MARCH』

映画「MARCH」、宮城県仙台市「せんだいスポーツ映画祭2018」で上映されるそうです。

7月21日土曜日18時〜20時
映画祭内の企画「子供映画祭」のなかで
地下鉄国際センター駅 2階「青葉の風テラス」

22日日曜日14時30分〜15時30分
プロデューサーツノダ氏のトーク有
せんだいメディアテーク1階 

いずれも入場無料

詳しくは映画祭のHP参照
//http://sendai-sff.com/#/

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W杯日本代表の得点及び失点場面

2018年07月19日 | サッカー

ワールドカップのベルギー戦に関する記事を読むと、1点目を返されたヴェルトンゲンのヘディングシュートが「不運」などという言葉で説明されていることが多い。そのシュートはけっこう狙ったのではないかという印象があり、違和感があったので見返してみた。
ついでに他の失点及び得点場面も見返したので、備忘録も兼ねて振り返っておきます。
 

グループリーグ第1戦 コロンビア
前半6分 得点 1−0
コロンビア左サイドからのアーリークロスを昌子がクリア、1バウンドしたボールを香川が半身になり右足アウトサイドで前線のスペースへ浮き球のパス。大迫とダビンソン・サンチェスが競り合い大迫が抜け出しキーパーと1対1に。大迫のシュートはGKオスピナに一度は弾かれるがセカンドボールを香川がダイレクトでシュート。ペナルティエリア内でカルロス・サンチェスがハンド、サンチェスは退場となり日本にPKが与えられる。
香川がキーパーの動きを見極めてゴールし、先制。
香川のダイレクトでのシュートは、もし誰も触らなければ、外れていたかクロスバーを叩いていたと思われる。 

前半39分 失点 1−1
長友の高く蹴り上げたクリアボールを長谷部とファルカオが競り合う。微妙な判定だったが、ファルカオがうまくファ−ルをもらった?
キッカーはキンテーロ。壁は4枚。キッカーから見て、右から長谷部、大迫、吉田、昌子。
キンテーロのグラウンダーのシュートがジャンプした壁の下を抜けていきニアへ。川島は両手を伸ばし、かき出そうとするがゴールラインを越えていた。
壁はジャンプしない取り決めになっていたようだが、4人全員がジャンプしていた。
川島は片手だけを伸ばせば止めるチャンスはあったのか??

後半28分 得点 2−1
日本のテンポよいパス回し。昌子からの縦パスを受けた柴崎が前を向き乾へ。乾は柴崎へ戻し再び乾へ。乾が今度は前を向き大迫へ、大迫は本田に落として本田がスルーパス、酒井がクロスを入れる。そのボールを大迫が落として走り込んだ酒井がシュート。ディフェンダーに当たってコーナーキックとなる。
左CK、キッカーは本田、左足でゴールから遠ざかるボール。大迫がアリアスを押さえ込み、ヘディングでファーへそらしてゴール。
勝ち越し点となった。


グループリーグ第2戦 セネガル戦
前半11分 失点 0−1
セネガルの右サイドからワゲがクロス。原口がバックヘッドでクリア。クリアが小さくなりサバリが1トラップしてシュート。川島がパンチングするも詰めていたマネが押し込み、セネガルが先制。
やはり川島はキャッチすべきだった。また原口はコーナキックに逃げる手もあった。CKの守備に自信がある国は平気でゴールラインを割ってCKに逃れる。

前半34分 得点 1−1
吉田から柴崎へパスが渡り、柴崎がセネガルのディフェンスラインの裏のスペース(日本の左サイド)へ浮き球のフィード。長友が受けて乾へスイッチ、乾が得意の位置から右足を振り抜く。
乾のシュートはゴール右隅のネットを揺らし、同点に追いつく。

後半26分 失点 1−2
セネガル、左サイドのマネからペナルティ内のサバリへ浮き球のパス。サバリは柴崎のマークをうまくかわして左足でグラウンダーのクロスを入れる。ニアのニアングはシュート出来ないものの、左足で触りファーにつなぐ。そこへ右サイドバックのワゲが走り込んでゴール。勝ち越されてしまう。
乾がスライディングでシュートブロックを試みるも及ばず、結果としてはマークを外されてしまうことになった。

後半33分 得点 2−2
昌子から縦パスが岡崎へ、パスを受けた大迫がクロスを入れる。岡崎とDFサネ、GKエンディアイエが競り合いサネがクリア、岡崎とキーパーが倒れ込む。ファーにこぼれたボールに乾が反応、中央へ折り返す。
本田が左足で蹴り込みゴール。再び同点に追いついた。
乾の折り返しに反応しようとした岡崎の動きが、GKを押さえ込むことになった。
 

グループリーグ第3戦 ポーランド
後半14分 失点 0−1
山口がクルザワにファール、ポーランドにフリーキックを与える。
クルザワの左足からのキックにベドナレクが右足で合わせて、ポーランドが先制。
ベドナレクには大迫と酒井高徳がついていたが間を割られてしまった。


決勝トーナメント1回戦 ベルギー 
後半3分 得点 1−0
乾がボールを奪い柴崎へ、原口が右サイドを駆け上がる。その原口へ柴崎からスルーパス。スペースで受けた原口が切り返す動きを見せるがヴェルトンゲンが対応しているのを見て取った原口は、逆に右足アウトでわずかに外に持ち出す、その動きにつられてGKクルトワがニアに動いたところに、ファーへ右足でシュート。 日本が先制。
乾がボールを奪ってから13秒でのゴールだった。
柴崎のスルーパスはヴェルトンゲンが止められるそうで止められないギリギリのコース、というよりボールスピードが絶妙。ヴェルトンゲンとしてはミスだったか?

後半7分 得点 2−0
吉田から左サイドの乾へ、乾はドリブルで中央に持ち込み、ペナルティエリア内の大迫へ浮き球のパス。しかしこれはコンパ二がヘディングでクリア。香川が拾ってキープし、乾へ。乾の右足でのシュートは無回転でゴール右隅へ。
日本、追加点。
ベルギーは人は余っているのに寄せがあまかった。近くにいたデブライネはヴィツェルにお任せでまったく守備をする気がなかった。

後半24分 失点 2−1
ベルギーのコーナーキックからの流れ。川島がパンチングに逃れたボールを乾がクリア。高く蹴り上げたボールは逆サイドのヴェルトンゲンのもとへ。 ヴェルトンゲンのヘディングシュートがファーのサイドネットをゆらしベルギーが1点を返す。
「中央への折り返しがたまたま入った」という言い方をされているが、何度見ても狙ったヘディングシュートに見える。ファーに味方の選手が詰めて押し込んでほしいという期待もあったのかもしれないが、ヘディングするまでのボールの滞空時間も長く日本の寄せも遅れていたため態勢も充分だったし、頭や視線もファーのサイドネットあたりを向いていた。ボールが高く上がったため、ファーまで届かせるに充分な反発力も計算できた。川島がファーからニアまで急いで寄せてきたのも間接視野に入っていただろう。決まった後も「入っちゃたよ」という表情ではなかった。1失点目は自分のミスという意識もあっただろうし、やっとプラマイ0になったという感じだったか。
ヴェルトンゲンも自国のメディアにはコメントしているだろうから、ご存知の方は情報教えてください。 

後半29分 失点 2−2
ベルギー、コーナーキックからの流れでアザールが左足でクロスを入れ、フェライ二のヘディングシュートが決まる。
日本は同点に追いつかれる。
昌子がフェライニからうまくマークを外されてしまったか。
(追記)
その後昌子選手のインタビューを読みましたが、昌子選手だけディフェンスラインを上げた結果マークを外されたように見えたようです。
フェライニのマークについていたのも、昌子選手ではなかったそうです。

後半アディショナルタイム 失点 2−3
本田の無回転フリーキックをキーパーのクルトワが弾き出しコーナーキックとなる。こぼれ球が日本の選手に渡らぬように弾き出した落ち着いたセービングだった。
左コーナーキック、キッカーは本田。本田の左足キックをクルトワが直接キャッチ。走り出したデブライネの勢いを殺さぬように、クルトワがデブライネの前にボールを転がす。デブライネは高速ドリブルで持ち上がる。昌子もすぐに追い始める。右サイドのムニエ、中央にいたシャドリも猛ダッシュ、シャドリをマークしていた乾も追うが途中であきらめて止まってしまう。ムニエは香川が追走していたが、途中から香川はデブライネの方に寄ってきたためムニエはフリーに。 デブライネの前には山口が立ちはだかるが距離を詰めきれず、デブライネから右サイドを駆け上がるムニエにパスが渡る。それまでルカクをマークしていた長友がムニエのマークに走る。ルカクのマークには長谷部がつく。その裏からはシャドリが上がってくる。長友が寄せきる前にムニエからグランダーのクロス、ルカクはスルー、フリーで走り込んでいたシャドリが流し込む。昌子は懸命に戻るが及ばず。
ベルギーが超高速カウンターで勝ち越す。
昌子はかなり後方からの追走、最初はデブライネを追い、パスを出されてからはフリーのシャドリを追った。よくもあそこまで戻ったものだ。 

超高速カウンターを止めるチャンスはあったのか?
1 キーパーにキャッチされるようなボールを蹴るべきではなかった。
  ショートコーナーや低いボールを蹴り込む等の工夫はありえただろう。延長に持ち込むべきだとう意見もあったようだが、延長になったからといって日本が有利であるとも思えなかった。
2  キーパーの前に誰かが立つべきだった
  そのチャンスがあったのは吉田と昌子。しかしクルトワはキャッチと同時に走りだしているので前に立つのは難しいと思われる。
この時点でキーパーへのファールで止めることは可能だったかもしれないが、そういった判断は難しそうだ。 
3 山口がファールでもよいので止めるべきだった。
  確かにその通りだが、デブライネに詰めても右サイドのムニエはフリーだったためめ、速めにパスを出された可能性も大きい。香川はムニエを追走していたが、途中からドリブルするデブライブの方へ寄っていったということもあり、ムニエは完全にフリーになっていた。香川がずっとムニエに付いていれば状況は変わっていたかもしれない。また山口はデブライネからルカクへの縦のパスコースは切っていた。  
4  乾がシャドリを最後まで追走出来ていたら、シャドリをフリーにすることはなかった。
  乾には追う体力が残っていなかった。もし交代できる選手がいれば追走できていたかもしれないが、適任者がいなかった。中島が選ばれていたら良かったのにと、個人的には思った。
5  カウンターに備えてもう1人、自陣に残しておくべきだった。 
  監督が試合後の会見で「数秒後に自陣のゴール前に運ばれてしまうあのようなスーパーカウンターを受けるとは予測していなかった」と述べていることからも、有りえない選択だった。
  しかしあの時、「カウンター要注意!」と思った人々は多かったのではないか。私もそうだった。  

 

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ワールドカップが終わった(Facebookまとめ)

2018年07月18日 | サッカー

ワールドカップが終わった。
何かしら書き込もうと思ったのですが、W杯に関してFacebookに書き込んだものを、シェアしたものを含めて時間軸でまとめておきます。その時の気分で書き込んだり書き込まなかったりです。ロシアに行ったわけではありません。

 
6月16日
サッカー W杯、イランvsモロッコ面白かった〜。
スペイン、ポルトガルと同組で、グループリーグ突破に可能性を残すためにはほぼ勝つしかない両チーム。初戦とは思えない激しい試合だった。最後はオウンゴールで
イランの勝利。ひょっとしてひょっとするとイランのグループリーグ突破もあるかも。
当初この試合はスルーしようかと思ったけど観てよかった。両監督の采配も面白かったし。
スペイン対ポルトガル戦はいろいろと用件があって日曜日に録画視聴。そこまで情報をシャットアウト出来るか?
無理だろうなあ。


6月19日
ワールドカップも現時点で14試合を消化。熱戦、面白い試合が多いですがやはり気候が大きく影響しているのでしょうか。
全部観れたわけではありませんが印象に残っている試合は3試合。
イランvsモロッコは、魂揺さぶられる系。ポルトガルvsスペインは、高い技術に酔いしれる系。ドイツvsメキシコは、分析の末のアップセットを目撃してしまった系。
そして日本vsコロンビアはどういう試合になるでしょうか。
代表に関しては思うことが多々ありますが、コロンビア戦は福島県南相馬市 道の駅南相馬のパブリックビューイングで観ることにしました。映画MARCHの上映もありますし。当日参加も大歓迎のようです。
南相馬市(小高区)は日本代表シェフ西さんの生まれ故郷。代表選手たちは試合前日の鰻丼や脂身の少ないハンバーグで、エネルギー源となるご飯を美味しく食したことでしょう。
兎にも角にも気持ちの伝わる試合を観せてほしい。


6月22日
アルゼンチンが0-3でクロアチアに敗れグループリーグ敗退の危機。
それにしても目の離せない試合だった。クロアチアはカリニッチが強制帰国させられ結束力が高まったということもあるのか、よく走るし統制された守備も素晴らしかった。モドリッチのシュートは正に目の覚めるようなシュート。守備に攻撃に、モドリッチ半端ない! ラキティッチも。
アルゼンチンのグループリーグ突破の条件は複雑になってきたが、ナイジェリアがアイスランドに勝ってもらうことが近道。しかしアイスランドのファイティングスピリットは凄まじい。いったいどうなってしまうのか?
クロアチアは順当にいけば準々決勝でスペインかポルトガルと対戦?今から楽しみだ。それともイランがポルトガルに勝ってポルトガルもグループリーグ敗退ということがあり得るのか?

6月24日
ワールドカップを全試合観るのは難しいので、生中継で集中して観る、生でながら見、録画で観る、全く見ないの4パターンに分けているけれど、前回チャンピオンが敗退してしまうかもしれないドイツ戦は当然集中して生中継視聴。
そのドイツは、鼻血は止まらない、先制される、ポストに嫌われる、退場者は出るという悪循環だったが、アディショナルタイムのラストプレーでクロースの逆転弾。
アンビリーバボ!
スウェーデンは数的優位を活かせなかったのが敗因か。

この結果、2勝したメキシコのグループリーグ敗退の可能性まで出てきてしまった。韓国も数字上は可能性が残った。
どうなってしまうのか、死のグループF。


6月25日
サッカー日本代表vsセネガル、ミスもあったものの気持ちの伝わってくるいい試合だった。運動量がさほど落ちないことも素晴らしかった。コンディショニングもうまくいっているのだろう。
それにしても乾のゴールはまさにワールドクラス。
直後に行われたコロンビアvsポーランドは、3-0でコロンビアの勝利。11人のコロンビアに勝つのは難しかっただろうなと思わされた試合でもあった。
グループリーグ敗退の決まったポーランド、いったいどういうモチベーションで最終戦に臨んでくるのかよくわからないが、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。
そのポーランド戦まで中3日、疲労のたまった選手の先発メンバー入れ替えを是非考えてほしい。
3戦目までは何とかもつかもしれないが、中3日ないしは中4日でむかえる決勝トーナメントではベストパフォーマンスを発揮できなくなってしまう。先のことを考えると足元をすくわれる危険性もあるが、コンディションを先まで考えた選手選考をしてほしい。それこそが攻めの采配かとも思う。
例えばベルギー 、あるいはイングランド相手には、万全の大迫、乾選手等がいてほしい。

グループリーグ最終戦、世界の注目はセネガルvsコロンビア。とっても面白い試合になりそうだ。日本vsポーランドは、日本人と少数のポーランド人しか興味がないかもしれないが、総力戦できっちりと決勝トーナメント進出を決めてほしい。


6月26日
FIFA TVでワールドカップの各試合を、国際手話でお知らせしています。

シェアしたのは、日本vsセネガル戦。
国際手話はほとんどわかりません(以前少し勉強しましたがほぼ忘れてしまいました…)が、どのあたりのプレーを表しているかはわかります。
乾選手や本田選手のゴールシーンが蘇ってきます。
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6月27日
万難を排して、アルゼンチンvsナイジェリア戦をリアルタイム視聴。メッシ、最後のワールドカップとなる可能性があったわけだし。
メッシの右足シュート、PK判定、ナイジェリアのハーフタイムでの立て直し、いろんなことがあって試合終了間際までアイスランドも含めた3カ国のどこが決勝トーナメントに進出するかどうかわからない、はらはらの展開。結果的にはアルゼンチンの勝ち抜けとなったが、眠気も吹き飛ぶ最終戦だった。
決勝トーナメントでフランスに勝てるとはとても思えないが、メッシが論理を超越するのか。
初戦は波乱が続いた今大会、結果的には格上がグループリーグを突破している。予想外のサプライズは日本のみか?

6月28日
ドイツがなんとグループリーグ敗退。メキシコは韓国に救われた。

スウェーデン戦アディショナルタイムに起死回生のビューティフルゴールを決めたクロースは、韓国戦では無情にも韓国のキム・ヨングォンへのパスとなってしまった。

しかし歴史をさかのぼると、前回優勝国は3大会連続、過去5大会で4度のグループリーグ敗退を喫している。フランス、イタリア、スペイン、ドイツ。各国から丸裸にされるのか。例外はブラジル。そのブラジルのグループリーグ突破をセルビアが阻止することがあるのか?
グループリーグから目の離せない試合が続く。

それにしてもスウェーデンがいると死の組になってしまう印象がある。
日韓大会でもアルゼンチンを奈落の底に突き落としたし。その試合は生観戦してました。


同日
今夜、ポーランド 相手に引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定するサッカー日本代表。

西野監督のガンバ大阪監督時、ACL優勝後、インタビューさせていただいたことがある。
数字上は引き分けでOKの試合があり「引き分けは考えませんでしたか?」と質問したところ、「全く考えなかった」というような答えだった。攻撃的であることを「売り」にしていたガンバだし当然かとも思ったが、一般論として狙って引き分けをもぎ取る強さ的なものに関してどう考えますか?というような質問を投げかけたところ、「難しい」というような答えだったと思う。
同様な質問は他の監督にしたこともあるが、メンタル的に守りに入ってしまう危惧が強い印象だった。
しかし将来的には、引き分けをもぎ取る戦い方を、日本代表にやってほしいという思いがあった。それに比較的近い戦い方が、ハリルホジッチ監督時のアウェイのオーストラリア戦だったように思う。メンタル的に守りに入るわけではない、絶対に引き分けは、もぎ取る戦い方。
今日の試合はどうなるかわからないが、リスクマネージメントをとりつつ前に出るサッカーを見せてくれるだろう。もちろん意思統一されていることが大前提で。
勝利して中4日で決勝トーナメントを迎えるというのがベストシナリオだろうが。

 

同日
日本代表6人入れ替え。3〜4人は入れ替えてほしいなと思っていたけど6人とは!情報はガセネタじゃなかったんだ。

ポーランド は4バックでも3バックでもいけるメンバー?
様子を見ながら流動的にやってくるのだろうか。
互いのベンチの動きも見もの。


6月29日
西野監督、完全なる他力本願の博打に勝っての決勝トーナメント進出。
自分のチームの力より、コロンビアが守りきる力を信じ、他力本願で戦うことを放棄した日本代表。
他会場のスコアを睨んでゲームを壊すことはもちろんありだが、そういったスコアではなかったのではないか。
「こんなのサッカーじゃない」って本当に思った。


同日
日本vsポーランド戦、試合終盤西野監督の選択に関して、思うところをブログ更新
サッカー日本代表 ヴォルゴグラードの他力本願 


6月30日
サッカー日本代表は警告数の差で決勝トーナメント進出。そのルールに関してブログ更新
警告数の差で決勝トーナメント進出が決まってしまうルールって


7月1日
W杯決勝トーナメント1回戦初日の2試合はスーパーゴールの連続!

エムバペのスピード、ディマリアのスーパーミドル、パバールの抑えたシュート。カバーニとスアレスのスーパー2トップによるゴール等々。
決勝まで見逃せない試合が続く。

明日はスペイン、クロアチアの勝ち上がりか?


7月3日
日本代表のW杯が終わった…。

選手たちの気持ちが痛いほど伝わってくる試合だった。2点リードするという展開は予想だにしていなかった。原口、乾のゴール、ともに素晴らしかった。
だが結果としてベルギーとの力の差をまざまざと感じた試合でもあった。
適切な交代要員もベンチにはいなかった。日本人選手が存在しないわけではないだろうが、ベンチにはいなかった。

1997年ジョホールバルでW杯の出場権を初めて獲得した日、延長に入る直前、NHKの山本アナは次のように言った。

このピッチの上、円陣を組んで、今、散った日本代表は、私達にとっては「彼ら」ではありません。これは「私達」そのものです。

私にとって、日本代表はずっとずっとそういった存在だった。
しかしそれ以来初めて、今大会の日本代表には心がついていけなかった。とても批判的に見ていた監督の時代もあったが、心はついていけていた。

応援はしていたが「自分たちの代表」と最後の最後まで思えなかった。

私の方に問題があるのかもしれない。気分を害された方がいたら大変申し訳ありません。


7月5日
ロシアW杯でのサッカー日本代表、プレーの随所にハリルホジッチ監督時代を彷彿させるものを感じた。
コロンビア戦のPKにつながるプレー、ベルギー戦の原口選手のゴール等々。
それにしてもフル出場した長友、酒井両サイドバックは頼もしかった。
槇野選手は今大会レバンドフスキを担当し、何とか役割を全う。昌子選手はその分、1週間ルカクのことをイメージし続ければよかった。
 ハリルの功績、なかったコトにするな! 日本代表の選手らが謝意、続々 2018/7/ 4 16:49


7月7日
眠気が吹き飛んだベルギーvsブラジル戦。ベルギーのディフェンスへの集中力や寄せが日本戦とまるで違う。

DFコンパニは日本戦、良いリハビリだったのか。前半はフェライニとムニエ達でブラジルのネイマールサイドを押さえ込んだし、GKクルトワはナイスセーブ連発。やはり2点差は追いつけないのがサッカーの常識。
ベルギーの戦術の勝利であり、日本戦が延長じゃなくて良かったねという試合でもあった。

カバーニ抜きのウルグアイはフランスに敗れ、残ったチームはヨーロッパ勢のみ。
準決勝フランスvsベルギー戦はとても楽しみ。コンディション面ではフランス有利だがどうなるか。

明日は今日と比べて渋い2試合?
でも見逃せない

 

7月12日
ベルギー戦、最後のコーナーキックの瞬間、「カウンター注意!」と思った人はかなりいたんじゃないのかなあ。

自分もその瞬間「残り時間を考えるとカウンターだけには気をつけなくてはならない」と切に願ったし、左足の本田ではなくてゴールにボールが向かう右利きの選手が蹴った方がカウンターのリスクが少しでも減っていいのではないかとも思った。
ベルギーのキーパークルトワは直前の本田のフリーキックを、こぼれ球が日本選手に渡らないように冷静に弾き出していたし、日本がコーナーキックで得点する期待よりカウンターを食らう心配の方が大きかった。だからと言ってわざと延長に持ち込んだ方が良いとは思っていなかった。
結果論というかカウンターのリプレーを見た時は、追いかけるのをやめた乾選手の交代要員として中島選手がいてほしかったなあと切実に思った。
 
“悲劇的な散り方”をした日本選手に金子達仁が贈る言葉とは? 〈週刊朝日〉


 同日
クロアチア、3試合連続延長の末、決勝進出! 同点、逆転ゴールともに素晴らしいゴールだった。

以前、草サッカーをいっしょにやってた知人の居酒屋で日本語ペラペラのクロアチア人と何度か話したこともあり、心情的、そしてサッカー的にもクロアチア応援。
コンディション的には不利なクロアチアがフランス相手にどう戦うか?
とても楽しみな決勝となった。

深夜3時キックオフの試合も今日が最後、ほっとするような、寂しいような。


7月16日
W杯、フランス優勝。
今大会、一番面白いチームはベルギーで、応援したくなるチームがクロアチアだった。

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サムライブルーに続き 知的障がい者サッカー日本代表が世界に挑む

2018年07月17日 | 知的障害者サッカー

昨日(7月15日)、知的障がい者サッカー日本代表の合宿に栃木県さくら市へと行って来た。
8月にスウェーデンで開催される「国際知的障害者サッカー連盟サッカー世界選手権スウェーデン2018」に向けた最終合宿である。
知的障害者サッカーのワールドカップであるこの大会は第1回大会が1994年オランダで開催され、2002年の第3回大会以来、ワールドカップ開催国で閉幕後におこなわれてきたが、今大会は(経緯はよくわからないが)ロシアではなくスウェーデンで開催されることになった。
 
知的障がい者サッカーとの個人的な関わりは、初めて見たのが2002年の日本大会。2006年ドイツ大会ではドキュメンタリー映画「プライドinブルー」撮影のため帯同。以降は時々、合宿の見学に行く程度である。3大会連続で監督を務められた小澤さんから西さんへ監督が代わって以降は、初めての見学となる。
西監督はヴォルカ鹿児島(現在の鹿児島ユナイテッドFC)のFWとして活躍、前回ブラジル大会にはコーチとしてチームに帯同した。


この日は栃木SCユ−スチームとの練習試合。30分×3本の試合がおこなわれた。
試合前には西監督から選手達へ、守備面、攻撃面への注意事項が伝えられる。
「新しいことは何も言っていない」という監督の言葉にあるように、ミーティングや練習でくり返されて来たことのようだ。

 選手達は新しい概念をスムーズに理解するのは難しい。

1本目は4・2・3・1の布陣。
先発メンバーのなかで前回大会から続いての出場となるのは5人。6人は今大会が初出場、初めて目にする選手が多かった。
既知の選手では、キーパーの内堀が引き締まった体で精悍な顔つきになっており、指示の声もよく出ていてとても頼もしく見えた。
代表選手達は知的障害として軽度とは言え、瞬時に言語化して指示を出すのは簡単ではない。

ベンチからも要所要所で西監督からの声が飛ぶ。印象的だったのは、問いかけのような声が多かったことだ。選手も以前言われたこと、あるいは練習したことを思い出して、動きを修正、練習の積み重ねが窺い知れた。
「続けろ」という言葉もくり返され、守から攻への切り替え、攻から守への切り替えを徹底しようという意図が感じられた。
しかしこの日はかなりの猛暑、選手達はなかなかに大変そうだったが、スウェーデンでは楽に感じることだろう。

1本目は、コーナーキックの流れからこぼれ球への詰めの甘さ、あるいはDFラインの裏を取られたりで0−3で終了。

2本目、3本目は、大会へ向けてのオプションを増やすという意味もあったようで、5バックを試した5・4・1の布陣。
最初は人数が足りているのにも関わらず、カバーの意識が足りないなど連動性に欠けている部分もあったが、監督の指示もあり徐々に修正され守備も安定、失点も減った。
3本目には、4大会連続の出場となる浦川が1トップとして出場。故障もありベストな状態ではないようだが、ポストプレーで前線の起点となっていた。スウェーデンでは是非チームを引っ張っていってほしい。
初出場の選手達もボランチやセンターバック等で存在感を発揮しており、前回ベスト4に勝ち上がったメンバーとの融合が進み、いいチームに仕上がりつつあるようだ。 


日本代表チームは今月末の直前合宿を経てスウェーデンに出発。
大会には8カ国が出場し、4カ国ずつ2つのグループに分かれてグループリーグを戦う(予定)。

 帯同した2006年ドイツ大会は16カ国が参加していたが、参加国は減っているようだ。今回開催地のスウェーデンは前回大会の際、資金不足で参加を断念しかけたがイブラヒモビッチのポケットマネーで何とかブラジルに渡ることができた。各国とも資金不足には悩まされている。日本も例外ではない。(例外的に予算がある国もある)

日本代表渡航費支援のための応援Tシャツが販売されている。 
もうひとつW杯応援プロジェクト始動!


グループリーグの日程は以下(時間はいずれも現地時間 日本時間は+7時間。大会公式HPによる)

8月6日  14時〜    ポーランドvs日本
8月8日  18時30分〜   日本vsサウジアラビア
8月10日 16時〜    ロシアvs日本  

日本代表は、障がい者サッカー7団体の共通ユニフォームに身に纏い大会に臨む。
前回大会を越えるファイナリストが目標だ。 


尚、知的障がい者サッカーを継続的に取材されているカメラマン内田さんのブログも知的障がい者サッカーを知る一助となる。
IndigoBlue 1型糖尿病カメラマンのブログ/ウェブリブログ

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未明のW杯〜ブラインドサッカー日本選手権生観戦

2018年07月08日 | ブラインドサッカー
今日はブラインドサッカー日本選手権生観戦。
午前中の3位決定戦から行こうと思っていたけど、未明のW杯ロシアvsクロアチア戦が延長PKまでもつれ込む死闘となったため、朝起きることが出来ず、午後の決勝のみの観戦。本当はブラインドサッカー界の女メッシと勝手に呼んでいる菊島宙選手のゴールを観たかったのだが。
W杯未明の試合は両チーム2試合連続の延長戦。今大会、死闘という言葉が最もあてはまる試合だった。
積極的に攻撃に出たロシアが先制、クロアチアが追いつき延長へ、さらには勝ち越しゴール、へこむロシアサポーター、起死回生の同点ゴール、歓喜のロシアサポーター。しかしゴールを決めた選手がPKを外してしまい…。
クロアチアは、試合中、腿裏を痛めたキーパーも最後までやりきる。
ロシアは敗れはしたものの、ここまでやりきってくれたらサポーターもきっと大満足だろう。

ということでブラインドサッカー日本選手権決勝会場へ。
決勝は、たまハッサーズとAvan zareつくばの対戦。Avanzareはスペイン語で前に進むというような意味らしい。
この試合で何よりも目を見張ったのは川村怜選手の進化。(3月の日本での国際大会を見逃しているのでプレーを観るのは久しぶり)。おそらく体幹トレーニングを積み重ねてきたのか軸がぶれない。以前から体が強いイメージはあったが、一皮向けた感じ。ボールに体重が乗っているし、右サイドから切れ込んでアウト気味にかけたシュートを放つなど、試合を通して得点の気配を感じさせた。
先制は川島の振り向きざまのシュートがゴール右隅に決まった。代表選手でもある、たまハッサーズのキーパー佐藤大介もほとんど動けなかった。
振り向きざまでも軸がぶれないので、ボールの芯を外さない。ゴールの方向性もきちんと把握出来ているようだった。
その川村が後半2点目を決め、さらには山川聖立選手がダメ押しの3点目。
つくばは、川村選手ほどではないまでも山川選手も体幹がしっかりしている印象で、魚住監督がチームとして取り組んでいるのかもしれない。
またこのところの日本代表の攻撃的なスタイルが各チームに浸透しているのか、両チームともに攻撃的な姿勢を見てとれた。たまハッサーズは田中章仁選手から黒田智成選手への素晴らしいパスなどもあった。

このところブラインドサッカーはポジショニングの意識が飛躍的に進化しており、現代サッカーのポジヨショナルプレーと相通ずるものもあるかもしれない。

大会は、3-0で勝利したつくばが優勝。MVPは決勝で2得点の川村。

ハーフタイムは東京外国語大学のチアリーディングチームのパフォーマンス。なんで東京外大?と思ったら、大学が競技場のすぐ近くだった。
男女でいっしょに行う珍しいチームのようで、男子が土台になっている分、高さがある。個人的には、膝に黒いサポーターを巻いていた女子メンバーの動きが印象的でした。
ま、それはいいとして、眠かったので行くのやめようかと思ったけど、行って良かった。
有料だけどお金払って観る価値有り。
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警告数の差で決勝トーナメント進出が決まってしまうルールって

2018年06月30日 | サッカー

ロシアW杯、ポーランド戦での西野監督の判断は支持している方が多いようだが、ここではそのことには触れず、ルールそのものについて少し考えてみたい。

今回の件は様々な条件が並んだ場合、警告数が少ないほうが勝ち上がるというルールがあるから起きたことである。
もちろん日本はそのルールの範囲内で決勝トーナメントに駒を進めた。
ではそのルールがなかったらどうなっていたのか?

単純にその項目だけが削除されれば、勝ち上がりは抽選で決まることになる。

その場合、今回の例に当てはめれば、得点を奪う、勝ち点を奪う、あるいは他会場の結果に期待するという選択肢しかない。
つまり通常のサッカーをやるしかなかった。
極端に言うと、抽選で突破する確率は50%、自チームが得点する確率はそれより低く、失点する確率は高いと考えると、抽選を選ぶチームも理論上はあり得るかもしれないが、実際はプレーしないことで抽選を選ぶチームはないだろう。

もともとはそのルールを制定したのは、3試合を終えて抽選で雌雄を決するよりは、警告数を考慮した決め方のほうが試合内容も多少は反映するし、全体として警告につながるようなプレーの軽減につながるという意図があったのだろう。
駆け引きに用いられるとは想定されていなかったのかもしれない。
だがこのルールがある限りは、露骨か巧妙かはともかく、今後も決勝トーナメント進出の駆け引きに用いられるだろう。

日本が選択した是非は別として、今回のような試合がW杯の試合として無い方が良いのであれば、警告数の項目は削除したほうがよい。

もちろん単純な削除ではなくて改良されるのであれば、それも良いのだろうが、なかなか名案はないかもしれない。
柔道のように教育的指導をするわけにいかないだろうし。
項目を削除したうえで、翌日にPK戦でもやるか? 会場は決勝がおこなわれるメイン会場?
滅多にないことだろうし盛り上がるかもしれないが、GKやキッカーにかかる重圧はとてつもない。

決勝トーナメント進出を決めた2チームのある種の談合試合、得失点差で安全圏にいるチームがゲームを壊してしまう試合は無くしようがないだろう。
それもサッカー。

ともかく有識者の方々、より良いルール改正に向けて知恵をしぼってください。

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サッカー日本代表 ヴォルゴグラードの他力本願 

2018年06月29日 | サッカー

 ロシアワールドカップグループリーグ最終戦、西野監督はポーランド戦の試合終盤、0-1の「負け」を選択し戦いを放棄、結果として決勝トーナメント進出を決めた。日本はグループリーグ3試合を終えてセネガルと勝ち点、得失点差、総得点、当該チームの成績まですべて並んだものの、警告の数の違いによりセネガルを上回り、コロンビアとともにグループリーグ突破を果たした。
 
 日本代表の終盤の戦い方は様々な議論を呼ぶだろうが、思うところを書いておきたい。

 「負けてセネガルを上回る」という監督の選択が、長谷部選手の投入によりピッチ上の選手たちへ意思統一がなされた。結果としてうまくいく形となったが、もしセネガルがコロンビアからゴールを奪い1-1の同点に追いついてしまったら日本代表はその瞬間から予定調和のボール回しをやめ得点を奪いにいかなくてはならなかった。セネガルのゴールが遅い時間であればあるほど、日本の攻撃時間は少なくなる。仮に韓国がドイツ相手に奪ったゴールのようにアディショナルタイムに入っての得点であったならば、日本の攻撃のために残された時間はほとんどない。最悪の場合、10分以上も「負け」を求めてボール回しをした後に、1点を取りにいく時間の圧倒的な少なさという絶望のなかでワールドカップの戦いを終えてしまう可能性もあった。自分たちの力不足で負けるのではなく、力を出す時間もないままに終わってしまう可能性もあった。

そんな悲劇のなかでワールドカップを終えてしまったら、選手たちの心はどうなってしまうのだろうか?
少なくない選手にとっては最後のワールドカップだ。最後の最後がそんな形の終わりだとしたら…。

そんな悲劇の運命を、監督の他力本願で強いてしまってよいものなのか?

そんな悲劇を選手たちに背負わせる権利が監督にあるのか?

そう思いながら試合を見つめた。いや「何をやってんだ」と叫びながらテレビを観ていた。

結果が出たから博打に勝ったからといって、許されるものなのだろうか?

勝負師として確率論の中で選択した論理は理解出来ないわけではない。もちろん試合終盤で敢えて「負け」を選択し、後方でボール回す選択を否定するものでは全くない。仮にセネガル0-2コロンビアというスコアなら完全肯定だ。それはサッカーだ。

選手たちはつらい選択に「見事な」意思統一で応えた。そういった形でもぎ取ったグループリーグ突破、是非次戦につなげてほしいという思いは強いものの、この試合で起きたことはあまりにも釈然としない。

〈追記〉 各種報道等で、なでしこジャパンロンドン五輪のグループリーグ最終戦で、敢えて2位抜けを狙ったことが今回と対比して語られています。 あの時はすでに決勝トーナメント進出は決まっており、1位抜けか2位抜けのどちらを選択するかという状況でした。その試合で五輪が終わるという可能性は0%で、2位抜けが移動が少なく楽でした。 その時のことは、試合の際から100%肯定しており、ブログの過去の記事にも書き込んでいます。 今回とは全く状況が異なります。 ついでに2004年アジアカップグループリーグ最終戦、日本とイランが示し合わせて引き分けに持ち込んだ試合もOKだと思いますし、ドーハの悲劇はまだまだナイーブだったと思います。
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