ＪＦＥや神戸製鋼で、高炉を一時休止

　自動車向け需要の急減のために、ＪＦＥスチールや神戸製鋼で、粗鋼を生産
する高炉の稼働を一時休止するという記事が、今朝の新聞に載っています（日経）
鉄鋼メーカーが高炉を停止するのは、7年ぶりのことだそうです。新日鐵200万トン、
ＪＦＥスチール150万トン、神戸製鋼60万トン、鉄鋼各社は、2008年下期に大幅な
減産計画を発表しています。

　自動車は、関連する産業のすそ野が広いと前にもブログに書いたけれど、三井
化学は自動車用バンパーや内装部品に使うポリプロビレン加工品を北米で減産。
三菱化学もポリプロビレン加工品の米国生産を１割削減するそうです。

　で、その自動車ですが、ホンダがロシア向け小型車を生産するトルコ工場での
増産計画を一時凍結、インド第二工場の稼働時期も一年以上先送りしました。
スズキもハンガリー工場で減産を実施。

　インドは7月、ロシアとブラジルは10月に、販売台数が前年同月比でマイナスに
転じました。そしてアメリカ、11月の新車販売台数が、前年同月比で36％も減少
しました。26年ぶりの低水準だそうです（夕刊）。

　あーーぁ、重症やなぁ。。。世界の経済。