「いいものみつけた」

かやのみこども園では、ホームページだけでは伝えきれない毎日の感動を、ブログを通してお伝えできればと思っています。

春が来た

2014-03-16 10:15:14 | 園長のひとりごと

春が来た!

3月も中旬になり、保育園では新年度の準備が同時進行で行われています。

14日には4月から入園される方への入園説明会が行われました。

きっと新しい環境に不安をお持ちの方もおられることでしょう。

安心してください! みんな笑顔でお迎えいたします。 

 

秋、子どもたちが春が来るのを楽しみにしながら花壇にチューリップの球根を植えました。

長い冬を土の中で過ごしていた小さな命、春の気配を感じたのでしょう。ついに芽をだしました。

7年前に「カリカリ梅を作りたい」という子どもの声から植えた梅の木には、たくさんの花が咲き

甘い香りが漂っています。 ビー玉を入れてかわいくあしらわれた花瓶の中で栽培されている

クロッカスの球根は蕾がふっくらとし、まもなく花を咲かせます。

みんな「春が来たよ」!

 

今日はお日様の下で日光浴です。

 

たくさんな梅の実ができるといいのですが・・・

 

ビオラの花は満開です。 気持ちよさように咲いています。

 

秋に植えたチューリップの球根が芽を出しています。 何色の花が咲くのか楽しみだね!

 

日本には四季折々の風景を感じることができる喜びがあります。

先日、園庭で遊んでいた子どもたちが、青空に広がる雲を見て

子1「今日の雲は何雲じゃろ?」

子2「うろこ雲でもないな~ あみあみ雲じゃな」

と思わず笑ってしまいそうになるかわいい会話をしていました。

自然に目を向けられる子どもたちを愛おしいと思った瞬間でした。


大きな園庭にデビュー

2014-03-12 10:55:00 | 日々の暮らし

大な園にデビューしました

各クラス、保育室の引っ越しも終わり新しい環境にも慣れ落ち着いて生活しています。

1歳児は大きな園庭にデビューし、何だかちょっと大きくなった感じがします。

ローラー滑り台やが人気のようです。 何度も何度も乗っては滑ります。

3歳児のお兄ちゃんやお姉ちゃんが面倒をよく見てくれるので助かっています。

自信満々で滑ってきます。

 

何度でも階段をのぼっては笑顔で滑り降りてきます。

 

螺旋階段も平気です。 この余裕の顔をみてください!

 

砂場にも興味津々。

 

何が見える?

 

葉っぱみつけたよ。

 

「お兄ちゃんの作戦会議に参加させてもらっている僕です」「内容はよくわかりませんが・・・」

 

2歳児の生活になると、ぐ~んと運動量が増えてきます。 園庭で走り回り、階段をのぼり、砂場で穴を掘る。

友だちのことが気になり始め、並行して同じ空間で自分のあそびを楽しみます。 心も体も満たされて食事の量も増えてきます。

しっかりと感覚を磨きいろんなことを吸収してほしいですね。

自分の思いを通そうとする、自己主張の時期です。 お母さんにとっては厄介な時期ともいえますが、話や思いをしっかり聞いてあげることで

以外にこの時期を楽しく乗り切ることができます。 「つぶやき」を記録に残しておかれるとより理想的です。

 

 

 

 


卒園登山

2014-03-08 17:07:13 | 日々の暮らし

卒園登山

昨年から始めた卒園登山。 今年も親子でがんばって蔵王山に登ってきました。

裏山で鍛えた子どもたちの脚力やバランス力はさすがなもので、あっという間に登り切りました。

お父さんやお母さんも負けずと子どもを追いかけて登り、頂上で記念撮影!

自分たちで作ったおむすびをぺろりと食べて下山です。

途中、小さな公園で遊ぶなど充実した時間を過ごすことができました

 

軍手をはめて出発です! 岩肌を見て登る前から少し不安なお母さんたち。

 

今日はとても晴れていたので、福山の町がきれいに一望できました。

 

頂上です。

 

みんなで記念撮影です!  みんな いい顔してます。

 

自分たちで作ったおむすびは美味しかったね! 腹ごしらえ完了。

 

下山開始。

まだまだ元気が残る子どもたち。 最後まで誰も負傷することなく下山することができました。

 

お父さんお母さん、そしてお父さんやお母さんの代わりに参加してくださったおじいちゃん、おばあちゃん。

本当にありがとうございました。 子どもたちにとって今日という日は、思い出に残り、自分を生かす良い

機会になったと感謝しています。

子育ては楽しくもあり、苦しくもあります。 だからこそ、子どもと同じ体験をたくさんして、いろんなことを

語り合ってほしいのです。 

子どもたちが大きくなり、自分たちがお父さんやお母さんになった日、必ず今日のことを思い出すはずです。

そして、一緒に体験することの大切な意味も知っていくことと思います。

家族みんなで参加された方もおられます。 足が痛い中を子どもと共にと参加してくださった方もおられます。

こんな素敵な人たちに出会えて、とてもうれしく思っています。 いろいろと園へのサポートをありがとうございました。

心より感謝申し上げます。 あとわずかな園生活を幸せな時間にしていきたいと思っています。

 

 


何だろう?

2014-03-06 14:17:33 | 日々の暮らし

何だろう?

保育園に登園してきたら玄関近くに「小さな種?」を発見。

薄茶色で平ぺったくて、しかもかなり固い。

種? 石? 卵?   とりあえず子どもたちは「ふしぎなたね」と名付け植えてみることにしました。

2つ植木鉢を用意し土を入れて種植え開始!

 

何が出てくるかわからないので、「ふしぎなたね」と命名される。

 

お水をあげて 「朝9時にあげたから 夕方は4時ね」と張り切っている。

 

いつ何が出てくるのか楽しみ! 「私が早く帰る日は、誰かにお水やり頼まんとね」と 芽を出す日を心待ちにしている。

 

寒かったんだね

せんせい 「氷の中のスプーン」を発見! と嬉しそうに教えてくれた。

「船みたいな形じゃろ」と割れないように大事に持って見せてくれました。

もうすぐ春だね。もう氷もはらなくなってしまうね。

植木鉢からどんな芽が出るのか? 何が産まれるのか?楽しみだね。

先に楽しみなことができると元気が湧いてくるよね。 園長先生も楽しみにしとこ・・・

 


命のバトン

2014-03-06 08:17:20 | 園長のひとりごと

「命のバトン」

 3月5日、今年度最後のおはなし聴会をしました。

一年間、年長児の子どもたちに「命の尊さ」を伝えるために、言葉遊びをしたり、畑の物語を語ったり、

さつま芋の命をいただく前にみんなで感謝の気持ちを話したり、お父さんやお母さんが流す涙の意味

を考えたりといろいろな角度から話をしてきました。

 この日は、年長児には最後のおはなし聴会、年中児には初めてのおはなし聴会となりました。

 本堂で小さな手を合わせ、「なもあみだぶつ」と仏様のお名前を呼ばせて頂くことからはじまりました。

内容は、間もなく東日本大震災から3年が経ちます。 必ず伝え続けていかなければならない大切なこと。

おじいちゃん、おばあちゃんからお父さんやお母さんへ繋がれた「命のバトン」。

お父さんやお母さんが一生懸命生きて私たちに繋いでくれた「命のバトン」。

「このバトンを誰に繋いでいこうか?」と尋ねると、「自分たちが大人になって生まれてくる赤ちゃんへ」と答えてくれまた。

大変うれしかったです。 

 運動会で経験したリレーの話を思い出しながら、「とにかく転んでも躓いても次に待つ友だちに渡すために一生懸命走ったよね」

だから「命のバトン」も同じなんだよ。生きている限り転んでも躓いても立ち上がって次に繋げていこうとを話しました。

「生まれたときからみんなと同じ気持ちになってくださるのは、お父さんやお母さんのほかに阿弥陀様がおられること」

そして、「東日本大震災で悲しくも亡くなってしまった小さな命の分まで一生懸命生きてに繋げていってほしい」と伝えました。

また、「人の命を奪うようなこと(いじめや悪口を含め)はしてほいくない」ということも伝えていきました。

 1年間子どもたちと過ごした「おはなし聴会」の時間はかけがえのない大切な時間となりました。

今すぐにこの子たちが理解できる、実行できると思ってやってきたものではなく、これから先いろいろなことを経験していく

子どもたちに「あ~、あの時こんな話聞いたことある」 またやり直せばいい、もう少し頑張ろう、優しくなろうと思ってくれれば

「それだけでいい」と思っています。           

 3月11日には、「命のバトン」の話を思い出してくれることを願っています。                合掌