豊かなあそび
子どもたちのあそぶ姿をみていると、やはり、あそぶ環境を整えることが何より大切なことだと思う。
玩具、光、時間、空間、人。 子どものために整えられた保育室や園庭があれば子どもは一生懸命にあそぶ。
おやつの時間に収穫したトマトを食べる。 「一人3個取ってね」と声をかける担任。
「1・2・3 3個」と数に触れ、色に触れ、自然の恵みに触れる。
「いろんな色を3個だぞ」と見せてくれます。
「見て、こんなに小っちゃくてかわいいよ」と言って見せてくれる子どもの手に優しい気持ちを感じました。
洗濯板を使って洗濯中です。右手は洗濯板が動かないようにしっかりと押さえています。
また、板が斜めに置けて固定できるように保育者が箱を準備しているという配慮が見られます。
保育室には洗濯干し場があり、小さなママたちが手際良く洗濯物を干しています。
お手伝いを楽しんでできる環境を用意していると、何事にも積極的に関わるようになります。
実習生が保育を学びに来ています。 あと2日で実習が終わります。
朝は、忍者になって大型オセロゲーム(忍者の修行の1つ)を楽しみ、勝利チームには
金の手裏剣メダルが首にかけられました。 おやつの後は、大好きな絵本を読んでもらっています。
あそぶときには思いっきりあそぶ。 食べるときには美味しく食べる。
その時その時に集中できる子どもは、その時間を自分なりに楽しんでいます。
大人は、子どもの気持ちに寄り添い、子どものあそびが豊かになるような環境を整えていく。
家庭も同じです。
子どもの時間を機械任せにせず大切に使ってあげてくださいね。