いつまでも「かやのみっ子」
2016年3月31日。 かやのみ保育園では淋しさと嬉しさが入り混じった複雑な一日を過ごしていました。
40年間、かやのみ保育園一筋に勤められた先生、そして、20年間、毎日尾道市から通勤してきたがんばり屋の先生、
そして、かやのみ保育園初の男性保育士だった先生の3人が退職しました。 毎日一緒に働いてきた仲間の退職は、
やはり淋しい気持ちでいっぱいです。 しかし、3人の先生方の退職にあたり、多くの保護者や卒園生がお別れと感謝の
気持ちを伝えるために園へ帰ってきてくれました。 みなさん ありがとう。
お父さんやお母さんがかやのみ保育園の卒園生で、自分の子どももかやのみ保育園へ入れるという方がたくさんおられます。
40年の先生は、2代にわたり担任をしたということになります。 すごいことですよね。
卒園生たちは、体も心もぐ~んと大きくなっているのに、私たちにとってはあの時のままの小さな子どもなのです。
だから、名前の呼び方もあの時のままで可笑しい・・・
園庭で記念撮影! どの子も素直で仲が良くてほんとにかわいいです。
みんな、かやのみの卒園生。 実は、宮野先生も卒園生だったのです。
お父さんもお母さんも子どもたちも、ほんとに心優しい人たちなのです。
毎日の送りく迎えの時に交わす何気ない会話も大切にしています。
いつまでもみんな「かやのみっ子」です。 いつの日か大きな大きな同窓会ができるといいね。
わたしたちも「かやのみっ子」で~す。
明日から1つ大きいクラスだよ。 がんばろうね!
卒園していく子どもたちも、退職していく先生も何年経ってもつながっています。
結婚して遠くにお嫁に行った職員も、いまでもずっと子どもたちを連れて園に里帰りをしてきてくれます。
少しずつ職員の顔ぶれは変わっていくかもしれないけれど、「ただいま」と帰ってこられる園であり続けたいと思っています。