もうすぐ七夕
今日は、6月最後の日。 もう半年が経ったのですね。
私が子どもの頃(遠い昔)は、7月7日を過ぎると願い事が書かれた笹飾りを歩いていける距離にある川へ
家族で流しに行っていました。 最近は、「川へ流すなんてありえない」という時代になってしまいましたね。
保育園の玄関には、子どもたちの願い事が書かれた短冊や自分たちで作った飾りが飾られ、風に吹かれては
笹の葉がカサカサと音をたてたり、短冊がゆらゆらと揺れたりして、この季節ならではの風情を感じます。
学年別に笹が飾られ、お迎えの時に親子で笹に飾りを付けていきます。
5歳児は細く長く切った紙を交互に折り重ねて輪を作ったり、紙を交差させて市松模様を作ったりしています。
かわいいおり姫様やひこ星様も飾られています。
願い事が叶うといいですね。 いっぱいあそんで学んでほしいです。
4歳児は折り紙でおり姫様やひこ星様、トマトを作っています。
輪つなぎも上手にできています。 願い事に 「すいかが おおきくなりますように」と書かれていて
畑の作物の成長を願う優しい気持ちに感動しました。
1歳児の姿
1歳児のクラスでも生まれの早いこと遅い子では全然発達の段階が違います。
言葉も運動もあそびもみんな違います。 だから面白いし発見もたくさんあります。
道具と砂を上手に使ってあそんでいます。 「いっぱいね~」などの言葉も聞かれます。
保育者は、傍であそびを見守りながら、「ほんとね いっぱいね」と共感します。
滑り台の階段をのぼりきった子ども。 「のぼれたね。ここからすべる?」 と子どもに声をかけます。
保育者の顔を確認し安心して「うん」と頷き滑り降りていきます。
基本的信頼関係を築く乳児期に、しっかりと目と目を合わせ、子どもの要求することに精一杯答えて
あげてください。 このやり取りにつまずくと、幼児期~学童期にかけて人の気持ちを汲むことが苦手になったりします。
傍にいて「ここにいるよ」をたくさん伝えてあげてくださいね。