「いいものみつけた」

かやのみこども園では、ホームページだけでは伝えきれない毎日の感動を、ブログを通してお伝えできればと思っています。

豊かに暮らす 2

2018-05-30 16:41:03 | 日々の暮らし

豊かに暮らす 2

「あっ いちごが 赤くなってる~」

どれどれ・・・

本当だ! 「あ~ 残念 あおむしさんに食べられちゃってるぞ~」

そこで、色水あそびに使うことにしました。

いちごをつぶしながら、「なんか 甘いにおいがしてきたな~」と素敵な言葉が・・・

 

ハーブや咲き終わった花びらを使って色水あそびを楽しんでいます。

いろんなものをブレンドして研究していますよ。

 

あそんだあとは

大きくなったハーブを摘んで足湯にいれ、リラックスタイムです。 (消臭・殺菌作用あり)

 

「あ~ いい匂いがする~」 「揉んだら もっといい匂いがする~」 と

今日は、レモンバームとラベンダーとローズマリーのブレンドです。

ナチュラルで素朴な生活空間を作ることを心がけた生活は、ストレスを溜めにくく疲れにくいです。

子どもたちも大人と同じで、癒される空間は大好きです。

テレビやスマホ、タブレットから少し離れた、優しい色や光の中での生活を心がけてあげると

子どもの心が安定し、言葉数(語彙)も増えていきます。。

文明の力に頼らざるを得ない私たちですが、ときどきは、頭も目も心も休ませてあげないと壊れてしまいます。

いい加減・・・ネガティブな意味にとられがちですが、本当は、「頃合いが良い」「いいぐらい」 というポジティブな言葉です。

いい加減を知り、気持ちが豊かになる暮らしを心がけていきたいものですね。

 

 

 

 


豊かに暮らす 1

2018-05-30 15:20:15 | 日々の暮らし

豊かに暮らす 1

子どもが生活する施設(保育園・幼稚園・こども園)などは、日々、いろんな体験を通して学ぶ場ではありますが、

毎日、行事のために何かに追われたり、ワークをしたり、大人から楽しいことを提供されたりばかりする場ではないと思います。

日々の生活は、ごく普通であり、その中で自らが発見したことに共感してくれる大人や友だちが居て、

発見したことをさらに追及してみたり、何かに使えないかと考えたり、工夫したりすることを楽しみ、

自分の喜びにしていく時間を過ごすことの方がずっと充実していくのではないかと思っています。

 

今日は、5月のお楽しみ会の日。

「はらぺこ あおむし」の人形劇を先生たちが作って披露してくれました。

あおむしの人形は、こののち、2歳児の保育室で子どもたちが紐通しとしてあそべる

ように作っています。 喜んであそんでもらえるといいな!

小さい子どもたちも 、よ~く見ていますね。

 

お楽しみ会を終えると、外あそびに出かけた子どもたち。

「何してるの?」  「けん・けん・ぱーするんよ」

 

〇がどんどん増えていくのですね。 面白い!

 

「一番前の人が丸を描くんだ?」 丸を描いてた人は疲れたのかな~ 

後ろの人も同じポーズで止まって待つ。これまた面白い光景でした。

 

なんだこれは?

誰かが途中まで描いていたものでしょうね。

そこで、3人の子どもたちが寄ってきたので、順番に1つずつ描き足していくことにしました。

「じゃあ 私は歯を1本」と描いてみると 「ぼくも 歯 1本」

そのあとは、

「ぼくは 鼻」 「ぼくは 目」 「ぼくは 髭」とどんどん増えていき

こんな顔になりました。

とても素朴なあそびですが、ほっこりと優しい気持ちになる豊かな時間でした。

お家でも、紙と鉛筆1本あればできるあそびで、

親子で会話を交わしながら優しい時間を過ごすことができます。

ゆっくりと流れる時間の中で、子どもと一緒に何かを見つけて楽しむ。

「忙しくて そんなの 無理」と決めつけてしまわず、どうやったらそんな時間を

作ることができるのかを楽しみながら考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「トモダチ ダイスキ!」

2018-05-23 10:23:30 | 日々の暮らし

「トモダチ ダイスキ!」

一人あそびが十分に満足したら、少しずつ友だちの輪を広げていきます。

2歳児では平行遊びと言われる、同じ空間で同じ玩具や積み木であそんでいるが、まだひとりで楽しんでいる

姿も多くみられます。

3歳児になると、ほとんどの子どもが同じ気持ちで同じ遊びを楽しむ姿が増えてきます。

 

会話を交わし、友達の思いも聞き入れるようになります。

いちごを発見しましたね。 「赤くなるまでまっててね」と伝えました。

でもやっぱり気になるようですね。

「どうか 赤くなるまで実が残っていますように」

一人が描きはじめると、また一人描きはじめます。

 

ふたりが言葉を交わさず、目と目で合図を送っている面白い光景が見られたので、しばらく見ていると

静かに息を合わすように同じように動きを取りました。

4歳児になると、こんな動きも可能なんだなと驚かされたのと、何だか「素敵!」と胸がキュンとしました。

すると、

「せんせ~い かいがらみつけた~」とどアップです。

砂場の中から発見したそうで・・・

それを見に来た5歳児と何か話しをしています。

異年齢の子どもが、いろいろな会話を交わす姿も微笑ましくてかわいいです。

いろんな関係性の中で、自分の立場や気の合う友だちを知っていきます。

友だちとの関係を心配されるお母さんもおられますが、時間をかけて子どもたち自身が

コミュニケーション能力や人間関係を築いていくので、ゆっくり見守ってあげてください。

 

 

 

 

 


0.1.2歳児の室内あそび

2018-05-23 08:58:14 | 日々の暮らし

0.1.2歳児の室内あそび

お天気が良い日には

0歳児は、歩行が完了している子どもが、まだ少ないことからバギーに乗って外気に当たったり、

シートを敷いてあそんだりしています。

1歳児は、砂あそびをしたり固定遊具(滑り台やスプリング式の遊具など)であそんでいます。

2歳児は、園庭で元気に走り回ったり砂場でままごとをしたり鉄棒にぶら下がったり、体をしっかり

動かしてあそびます。

室内では、自分の好きな玩具であそびます。

室内に置かれている玩具は、子どもの指の発達を促すものや、その年齢に身につけてほしい力を

あそびを通して促していけるようなものを選んで置いています。

 

今日から入園してきた僕です。 涙も出るけれどバランスボールは楽しかったみたいです。

可愛い笑顔がたくさん見られました。

 

はらぺこあおむしの絵がついた「ぽっとん落とし」の玩具。 全部入れ終わると「もう1回」の合図をし、

保育者に中身を出してもらっては、何度も繰り返しあそびます。

 

「だ~るまさん だ~るまさん にらめっこしましょ・・・・」とにらめっこをしてあそんでいます。

その顔を見ては

ともだちと笑いあいます。

ここにもかわいい笑顔があります。

保育者は

ゆっくりと丁寧な関わりを心がけて、子どものあそびを大切にしています。

 

2歳児の保育室では

兄弟で、ぴったり息の合った遊びを楽しんでいました。

これは、3本の指の動きの発達を促すあそびです。

ここでも3本の指を意識した玩具であそんでいますね。

子どもは3本の指を意識してあそんでいるわけではありません。

しかし、保育者は、いずれお箸をもったり、クレパスを持ったりすることを意識した保育を計画していかなければなりません。

 

形を認識しだしました。 新幹線が描かれたパズルを楽しむ様子です。

じっくりと取り組みます。

好きなことから集中する時間が増えてくれればと思っています。

「よく観る・よく聴く・よく考える」という教育・保育目標を持っています。

あそびを通して、子どもたちが考えることが楽しいと思えるようになってくれれば嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 


いい顔!

2018-05-14 18:25:28 | 日々の暮らし

いい顔!

おやつを食べた後、園庭であそぶ子どもたち。

いい顔してあそんでいます。

 

何を考え、何を見ているのでしょうか?

手をつないで一緒にいるのに2人のそれぞれ視線は違います。 でも何かを真剣に観ています。

その後、

楽しそうに滑り台を滑ってきました。 ふたりは仲良しなんですね。

 

元気のいい男の子たちが走ってきました。

勢いが良すぎて、ぶつからないかドキドキしました。

 

子どもたちの笑顔に癒されています。

赤ちゃんの部屋でもいい顔発見!

このカードを入れるのはなかなか難しいぞ! 真剣にカードを持ちかえては考えます。

だけど

このあそびなら 自信持って入れられます。

入った時には大喜びです。

 

先生にゆらゆらしてもらって楽しんでいます。

自然体の子どもの姿をカメラに収めたくて、子どもの行動をじっくり観察しています。

毎日いろんなことが発見できて楽しいです。