おかえりなさい 6年生
園庭の彼岸桜が満開です。
今年も帰ってきました。 小学校の卒業式を終えた6年生が。
名前も顔も全員間違いなくバッチリ覚えていました。
みんな大きく、たくましくなって帰ってきました。
まず感動したのは、
入ってくる子どもたちが、みんな靴をきちんと揃えて脱いだことです。
そのあと、挨拶も気持ちよくしてくれました。
「お母さんから・・・」と春らしくミモザのブーケを持ってきてくれました。
ご対面!! 6年生と年長児が顔を合わせ、半日一緒に過ごすためにあいさつをしました。
6年生に「おかえり」と声をかけると、「ただいま」と答えてくれました。
6年生が昼食のカレーの食材を切ったりした後、年長児とのドッヂボールを楽しみました。
昼食の支度も積極的に手伝ってくれる頼もしい6年生でした。
支度が出来たらみんなで昼食を食べました。
昼食を食べた後は、卒園時に贈ったDVDの中のファッションショー「ナニコレ? ぼくの夢・わたしの夢」を観て
みんなで恥ずかしがったり大笑いして、あの頃のことを懐かしんでいました。
最後は園庭に出て、自由にあそびました。
ドッヂボールが始まり、本気を出す小学生に「大人げないよ~」という始末。
やっぱり回ることが好きなのは、「かやのみっ子」の特徴でしょうか・・・
保育園児は目が回らないのですが、小学生は眼が回ってヨロヨロと歩くのが面白く、最後まで楽しい時間を過ごすことができました。
どの子も、私たちにとってはあの時のままの可愛い子どもたちです。 怒られたことも褒められたことも全部いい思い出。
夢が、「保育士に変わったよ」とか「私も保育士になりたいとも思うけど・・・」と教えてくれた女の子たちもいて嬉しく思いました。
中学2年生で体験するチャレンジウイークでは、男の子も女の子もみんな「かやのみがいい!」と言って元気に帰っていきました。
遠方に引っ越して帰って来ることができなかった女の子にも、少し前に電話をくれたので「卒業おめでとう」を伝えることができました。
「おかえり」「ただいま」。 この関係を保つために始めた同窓会は、すっかり子どもたちの待ち遠しい企画にもなっているようです。
これからも、みんな「かやのみっ子」として夢を持って、大地にしっかりと根を張り、堂々と前を向いて歩いてほしいと願っています。
だけど、人生は、良いことばかりじゃないないのが当たり前、「しんどいな」と感じたそんな時に、ふらっと立ち寄れる場所でありたい。
いつまでも・・・