裏山は宝物
3月7日(土)、かやのみ園の裏山は親子の元気な笑い声と笑顔で溢れていました。
毎年、この時期、年長児の親子で蔵王山に卒園登山に出掛けるのですが、現地までのバスを利用することが
懸念され、今年は、子どたちが遊び慣れた裏山で親子で過ごすこととなりました。
裏山では、担任から子どもたちがいつも裏山で守っているルールが説明され、その後、ネイチャーゲームの中の
「かくれんぼうず」が行われました。
茶色(25個)と緑色(25個)のてるてる坊主を山の中に隠し、親子で探すというシンプルなゲームです。
勢いよく山の中を駆け回り探す子どもに、息を切らしてついて回るお母さんたちがいたり
子どもたちのたくましい姿に、「すごいな~」と成長を喜ぶお父さんやお母さんがいました。
てるてる坊主を見つけた喜びを親子で共感する。この「共感」が子どもの心を安定させていきます。
見つけたてるてる坊主を数える子どもたち。
担任は、どうやったら数えやすいのかを考えさせます。
子どもたちは、10個ずつ並べることで数えやすいと言って並べ始めます。
「何個だから何個足りない」と足りない個数もちゃんとわかりました。
ゲームを終えたら、もうライバルじゃなくいつもの仲間です。
教育の中では、時には競うことも必要です。それをゲームや運動遊びなどの遊びの中で
行えることが理想だと思います。
「さあ、これから親子で山の頂上を目指してのぼりま~す」の声に、すでにお疲れ気味のお母さんたち。
少々、足取りが重いように感じましたが「がんばろう! いってらっしゃい!」」と声をかけ見送りました。
頂上から降りてきたたら昼食です。
マイメロちゃんのかわいいおにぎりは、お母さんの手作りです!
みんな、おにぎり🍙2個だけの昼食ですが、きっと心が満たされているから
十分お腹もいっぱいになったことでしょう。
思い出の一枚には、笑顔がいっぱいでした。
お母さんたちからこんな言葉をいただきました。
*子どもの長ズボンのお尻の汚れが何でこんな形になるのかが、よ~くわかった。
*やっぱりたくましいわ!
*蔵王山よりしんどいよ。蔵王山より自分たちの町が見えるんじゃない?
*たのしかった❣
などなど。
かやのみ園にとって、この裏山は、子どもだけでなく親をも笑顔にすることのできる素敵な場所。
そして、親子で過ごす時間の大切さを教えてくれる場所。
かやのみ園にとって、裏山は大切な宝物。
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