「ね~」
園に入園するまでは、主に育児をされるのはお母さんが多いと思うのですが、
園生活が始まると、多くの保育者や友だちに出会い、共感する人の幅が広がってきます。
子どもの「ね~」に保育者も「ね~」と共感する。 それだけで子どもの心は満たされます。
昼食後、ランチョンマットを片付ける2人。 どんなお話してるのかな?
昼食時。 大好きなデザートのバナナを食べ、「おいしい~」を共感します。
砂場でも、「どれがいい?」とおもちゃ箱から使いたいスプーンやカップを選び、一緒に遊び始めます。
多くの会話はありませんが、時折顔を見合わせニッコリ微笑みます。
この日のメニューは、中華そばです。
3歳児がお皿の中を集められず困っている様子をお当番の年長児が見つけます。
「手伝ってあげよう」とお皿の中の麺や具をを集めて口へ運んであげていました。
困っていることに共感する姿は、頼れるお姉さんです。
日中はとても暑く汗が出ます。 水着に着替えてあそび、最後に汗を流して部屋に入ります。
「冷たいけど気持ちいい~」 何度も「かけて~」とおねだりします。
喜びや楽しさを保育者と共感します。
そこへ友だちが寄ってきてあそびの輪が広がっていきます。
共感する仲間がいることで、子どもたちの心は優しく、また、たくましくなっていきます。