きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

白鳳の微笑みに会いに

2013-11-08 15:12:25 | アート・文化

   Img_9657_2 Img_1807 Img_1805

’’白鳳の貴公子’’に会いに、上野の東京藝術大学大学美術館で

開かれている「国宝 興福寺仏頭展」に行って来ました。

破損仏でありながら異例の国宝指定を受けている「仏頭」は、

微笑んでいるようで威厳がある凛とした表情から「白鳳の貴公子」

と呼ばれている。

伸び伸びと弧を描きながら流れる眉、水平に伸びる下まぶたと、

それをおおうように弧を描く上まぶた、額から直線的に伸びる鼻、

ふっくらとした唇、顎の張ったたくましい面相は、青年のような若々

しさ、すがすがしさを感じさせてくれます。

このほかに、木造十二神将立像、板彫十二神将像、法相宗関連の

絵画や書籍等の国宝25点が展示されている。

画像 仏頭と美術館横の風景と紅葉