クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

がんばって食べなくては!

2007-06-14 12:43:44 | 管理人の挨拶
入梅まじか。今日の午後から雨が続くらしい。
奥様は朝早くから畑へお出かけ。
たくさんの玉葱を持ち帰って二階の洋間いっぱいに拡げた。臭い!

『がんばらない(介護)』 という言葉が気に入っている奥様だが、玉葱は ‘がんばって’食べなくては腐ってしまいそう。

レビー小体型認知症

2007-06-13 16:46:24 | 管理人の挨拶
奥様は昨晩、テレビ朝日の番組 『たけしの本当は怖い家庭の医学ーー新型認知症が急増』 を熱心に見ていた。
85歳以上では4人に一人が認知症に。アルツハイマー認知症と脳血管性認知症のほかに第3の認知症としてレビー小体型認知症が増えていること。
レビー小体型認知症は脳の神経細胞に異常なたんぱく質が溜まり、レビー小体という構造物ができることで発症する。すると視覚をつかさどる後頭葉の視覚野に異常をきたし、さまざまな視覚認知障害が現れてしまう。そうなると居ないはずの人が見える幻視や、物が人に見えたりする錯視など、典型的な症状が出てくる。初期に真夜中突然大きな声を発する。怖い夢を見る。症状は日によって良かったり悪かったり。
だんな様もよく会社の方や亡くなった次兄が部屋に訪れてきたり、赤ちゃんが椅子の上で寝ていたりしていたっけ。夜中に大声を出していたし。
急速に進行、悪化。数年で寝たきりに、とまで放送された。オー怖い!
バラエティー番組とはいえ、よく説明されていた。

夕食

2007-06-12 20:05:40 | 管理人の挨拶
奥様の夕食。
大根のおろしとスナップエンドウの大きくなりすぎたお豆、新玉葱とツナのマヨネーズあえ、きゅうりとわかめの酢の物、厚揚げ。
野菜は全部、畑で採れたもの。質素だが身体によいものばかり。

だんな様がロングステイになって、奥様は一人の夕食が続く。
息子さんから 「ひとりの生活になって、ほっとして気が抜けると病気するよ!体に気をつけて!」と言われたことが頭に残る奥様。
食事もおろそかに出来ないみたい。

薬入れ

2007-06-11 09:13:09 | 管理人の挨拶
奥様はテーブルの上を片付け、広くしてなにやら作業開始。
だんな様が一日7回に分けて服用するお薬を一週間分、名前と服用日と服用時間が書かれた4x5センチの紙とともに小さなチャックつきのビニール袋に入れる仕事。
ドーパミンを出す薬、血流をよくする薬、安定剤、便を柔らかくする下剤など5種類。時間によって飲む薬が違う。間違えないように、落とさないようにの作業。
毎週月曜日、施設に届けることが奥様の仕事となっている。
ほんとうは薬の管理は施設側の仕事かもしれないが、全部頼むと奥様はボケてしまいそうだからだって。
一時間ほどかかる。でも、一日7回も、時間を気にしながら薬を飲ませる仕事から開放されただけでも、奥様はどんなに楽になったことか。

外出レク

2007-06-09 22:46:18 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へお出かけ。
昨日はだんな様は、施設で行われた‘外出レクレーション’に参加。
バスで伊豆の植物園までお出かけだったんだって。
その疲れからか、今日は寝てばかりだったとのこと。

歳のせいか、病気のせいか、疲れやすいみたい。

奥様の手紙

2007-06-06 08:58:23 | 管理人の挨拶
最近、だんな様の姿が見えない。ずっとショートステイに行ってるみたい。
奥様は知人に手紙を書いていた。

『前略

主人がパーキンソン病を患って16年、会社を休職して自宅療養・自宅介護になって9年がたちました。
病状も進み、体がガチガチ、移動にたいへんな力が要り、その上認知症があってトンチンカンなことがしばしば。わたしも最後まで自宅で見ることは精神的にも体力的にも無理と思い悩んでいた時、主人がいないところで主治医と話す機会がありました。
先生が 「いい介護施設に入居を考えたら。有料介護施設は今、利用者獲得競争の段階に入っているから、スタッフのサービス競争で一生懸命になってること。この病気はやさしくされると調子が良い状態を保てること。診ている同じ病気の患者さんで施設入居で調子がいい人を何人も見ている。また、この病気は進行性の病気なので今の状態なら受け入れてくれる施設があるが、病状が進むと受け入れ先がなくなり、病院をたらいまわしにされる可能性があること。」
経験豊かな主治医のアドバイスをきっかけに、昨年末から動き出し、家から車で15分のところに、我が家の実情にあった介護施設を見つけ、契約できました。
はじめの3ヶ月余は、主人には‘ショートステイ’と言って週末に泊まってもらっていましたが、嫌がる様子もなく、「(泊まり先は)悪くないね・・・」と知人に感想を言っていたの聞き、今は‘ロングステイ’になっています。
スタッフも若くてかわいい女性やお兄ちゃんが多く、気分がいいみたい。夜も体位交換をまめにしてくれ、眠れているようです。
わたしも行ける時は極力訪れていますが、表情もよく、帰りたいとも言いません。どうしても車椅子の生活になっていますので、調子がいいときは廊下を歩かせたり、屋上に連れ出して外気浴させたり、ストレッチをしてあげたり。私自身も家にいた時よりやさしくなれたのは不思議です。
しばらくは、様子見ですが、いい方向に行くことを願っています。』



                    

ガーデニング2

2007-06-04 19:32:10 | 管理人の挨拶
こつこつと手作りガーデニング、ほぼ完成。
居間の前も石を敷き、一部枯山水風。
奥様は、くたくた。夜は何もする元気なし。バカみたい。

久しぶりに帰ってきた息子さんに「なかなかいいじゃない・・・」って言われ、疲れは少し和らいだみたい。