クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

ips細胞

2014-03-09 11:49:05 | 管理人の挨拶
iPS細胞を使ったパーキンソン病の治療を目指している京都大iPS細胞研究所のグループがヒトのiPS細胞から安全で効率的に神経細胞を作製・培養する手法を確立したと発表したニュースが流れた。平成27年中に臨床研究を開始するという。
パーキンソン病の患者にとってはこんな明るいニュースはない。

でも、実際パーキンソン病患者が躊躇なく手術を受けられるようになるには最低10年はかかるのではないか。頭の中に電極を埋めるDBS手術も今のように一般的になるのに10年以上かかっているし。

奥さまは計算すると10年後後期高齢者の枠に入る。その時手術を受けられるだろうか。
受けられても受けられなくても、体の状態を現状維持しておくことが大事と思っている。
歳をとることと臨床研究の進み具合との競争だ。

奥さまは受けられなくても、若年性の患者さんたちにとってどんなに素晴らしいことか。
奥さまが参加されている患者会には若年性パーキンソン病の方が何人もいらっしゃる。みなさん笑顔で参加されるが、家ではどんなに大変か、どんなにつらいか、想像できる。その方たちが普通に生活できるようになれば・・・・。奥さまは10年~20年後手術を受けて動けるようになった若年性パーキンソン病の方に介護されるのもいいなと思っている。

山中教授に感謝! 感謝!