クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

話し相手

2009-05-06 21:00:42 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

旦那様の食事介助をしていると、同じテーブルのおばあちゃん(会話が成り立たない認知症)の食事介助にベテラン男性スタッフが座る。男性スタッフ、介助しながら裏隣に座る認知症のおばあちゃんAさんの話し相手、その受け答えの上手なこと。
Aさんの昔住んでいらした住所やその周辺の様子を聞きだし、 「あ!私もその近くに住んでいましたよ」 と相槌。「奇遇ですねー!こんなところでお会いできるなんて・・・・」。お互いの家族のことや家に帰る電車のことなど話題に。Aさんもうれしそう。知り合いのおじさんと話している感じでどんどん顔がほころんでくる。
以前は怒りっぽく、きつい顔をしていらしたが最近は穏やかな表情のことが多いのはケアスタッフたちの努力のたまものか。
徘徊癖のあるAさん、「家に帰らなくては・・・・」と立ち上がろうとされるとスタッフが 「今日は雨が降っていて足もとが悪いから、お嬢さんに連絡して車でお迎えに来てもらいましょう・・・。もう少しお待ちください」とイスへ誘導。
素直に座られた。