奥様は旦那様のいる施設へ。
食堂で旦那様と同じ席に座る認知症のKさん、自分の奥様の顔がわかったり、わからなくなったり。その奥さまもお身体が悪く同じ施設の別の階にお住い。車いすをスタッフに押してもらって食堂へ来られる生活。テーブルは別。よくわかったスタッフが時々車いすの奥様を連れてKさんのところへ。
食べている途中のKさん、奥様が小さい声で話しかけても気がつかず。冗談好きのスタッフが 「あなた!来たわよ!」 と大きな声で奥様のまねをして言っても振り向かないことが多い。
ところが今日はわかったみたい。じっと眼を見ながら内容はわからないがもごもごとおしゃべり。スタッフが 「また来るからね!」 と言うと奥さまの膝をぽんぽんと軽く叩いて別れの挨拶。周りで見ていたスタッフたち、ジーンとくるものがあった。
奥様も旦那様が顔を忘れないように通わなくてはと思ったんだって。
食堂で旦那様と同じ席に座る認知症のKさん、自分の奥様の顔がわかったり、わからなくなったり。その奥さまもお身体が悪く同じ施設の別の階にお住い。車いすをスタッフに押してもらって食堂へ来られる生活。テーブルは別。よくわかったスタッフが時々車いすの奥様を連れてKさんのところへ。
食べている途中のKさん、奥様が小さい声で話しかけても気がつかず。冗談好きのスタッフが 「あなた!来たわよ!」 と大きな声で奥様のまねをして言っても振り向かないことが多い。
ところが今日はわかったみたい。じっと眼を見ながら内容はわからないがもごもごとおしゃべり。スタッフが 「また来るからね!」 と言うと奥さまの膝をぽんぽんと軽く叩いて別れの挨拶。周りで見ていたスタッフたち、ジーンとくるものがあった。
奥様も旦那様が顔を忘れないように通わなくてはと思ったんだって。