かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

東日本大震災の影響

2011年07月09日 | Weblog
3月11日・・・東日本大震災がおこりました。多くの人命が奪われていきました。惨すぎる現実です。教育の現場で、今回の震災で多くの子どもたち、そして教職員、保護者の方々がお亡くなりになりました。その震災の影響が遠く住んでいるこちらでも子どもたちに出ています


 東日本の復興の中で、復興大臣の態度が何かととりざたされています。大臣の発言、県知事の対応・・・震災で苦しみを抱えている方々の思いとはかけ離れ、政治的な思惑の中での行動・言動に寂しさを感じます。




 話はかけ離れますが、昨日まで、職場体験学習が行われていました。生徒たちの様子を可能な限り見てきました。お店の方々に教えてもらいながら、接客や仕事に懸命に頑張っていました。学校では経験できないことです。




 ジャスコにも、何人かの生徒が体験で訪れていました。生徒たちの様子を見に行ったときに、ジャスコに買い物に来ていた教えた生徒に会いました。




 「先生、土日に勤務になったので、今日は、休みなんで。」とゆうだいくん。久しぶりの再会でした。ゆうだいくんが中学校時代の職場体験で、自動車会社を選んで体験しました。その体験がつながっているかどうかはわかりませんが、今は、自動車の製造会社で活躍をしています。会社も節電の関係で、土日出勤となっているとのことです。懐かしく話ができました。





 そして、最後の担任をしたクラスの生徒に会いました。今は、久留米の方で働いているとのこと。ここも震災関係で、仕事が煩雑になっているようで、結婚そして赤ちゃんができて、間もないのですが、思いがけない単身赴任をさせられているとのこと。また何ヶ月先かは、一緒の生活になるのですが、震災の影響です。ジャスコの中で、赤ちゃんをだっこさせてもらいました。





 先日、自動車の製造会社で働いているゆうやくんが披露宴の招待状を、お嫁さんと持ってきてくれました。



 ゆうやくんは、この夏、披露宴をあげる予定でした。しかし、先日、「先生、勤務が土日もあるので、披露宴を延ばすことになりました。」と電話がありました。



 一生に一度の楽しみにしていた披露宴を延ばすのです。今の実情からして仕方がないのかもしれませんが、かわいそうな気がしていました。しかし、招待状を見ると、10月となっていて、披露宴の日時が決定していました。嬉しく感じました。
 



 社会の中で、頑張っている彼らも生活の中で震災の影響を大きく受けています。またお家の方の心配を受けながら、被災地に行って、瓦礫の片付け、ご遺体の捜索などをしている教えた生徒もいます。復興を実現させるという希望を持っての生活や行動です。
 




 生徒たちの姿から学ぶものがあります。


職場体験学習始まる

2011年07月07日 | Weblog
三光中学校2年生の職場体験学習がスタートしました。学校便りも地区の中に配布しながら、職場で体験をしている生徒の姿を見て回りました。それぞれに学校の姿とはまた違ったものがありました。緊張をしながら、体験を通し、社会の様子の一部を感じていました


 今日から三光中学校の職場体験学習がスタートしました。市内の事業所に生徒たちは分かれて体験をしています。



 学校便りを地区に配布しながら、生徒たちが行っている職場を見て回りました。職場の数が多いので、全部というわけにはいきませんでした。



 その中から少し紹介。



 井堀工務店さんでは、生徒たちは、作業場の中で、職人さんと一緒に昼食をとっていました。午前中に木を削ったりしたとか。貴重な体験をさせてもらったようです。でも、ご飯を食べている姿は、すっかり職場になじんでいるようでした。




 深秣保育園と山口保育園。それぞれ二人が行っていました。お昼寝をさせているところでした。学校に戻ってきた生徒がやってきて、
「明日で終わりなんで。もうちょっといたいなあ。なんで二日しかないのかなあ。」
そういう言葉には、生徒たちの満足した姿がありました。小さい子どもたちに囲まれて、世話をしながら、さらに優しさが増してような気がします。




 保育園の先生は、
「教えた子どもたちが戻ってくるので、今年は、誰が来るのか楽しみにしていました。」
ありがたい言葉です。卒園して、10年近く。月日はたっても子どもたちを大事にしてくれる言葉が嬉しいです。中学生として成長した姿で職場体験をしています。




 ラジオ局。今日は、台本などを作成していました。明日の午前中、ラジオでDJをするということです。いい笑顔で机に向かっていました。明日の放送が楽しみです。




 職場体験は、働くことのすばらしさやきつさなどを体感するものと思います。その中で、生徒たちが将来、職業につくことへの夢や目標がもてたらいいですね。生きていく中で、礼儀やマナーの大切さも改めて感じて欲しいです。


新しい生活への出発

2011年07月06日 | Weblog
「かったか先生、学校へ行っていいですか。」の電話。かつて三光中学校へ通っていた卒業生からです。しばらくしてやってきました。彼の仕草、服装・・・すべてから爽やかさを感じさせてくれます。彼にとって間もなく再スタートの日がやってきます



「若いっていいなあ。」



とこれほど思えることはありませんでした。


 昨日の午前中、卒業生のAくんが学校にやってきました。さわやかな雰囲気を漂わせていました。Aくんは、直接、学年や部活を担当したことはありません。しかし、何かにつけて、一緒に話をしたり、相談にのったりしていました。




 高校進学。彼は思いもよらぬ選択をしました。何が彼をそうさせたかわからないのですが、本意の道ではなかったと思います。ここから道が少しそれていきます。部活ではがんばっていたものの、謹慎を受けたり指導を受けることが多くなっていました。そして、ついに退学をします。お家の方をはじめ、みんなが心配をしました。




「なんとか高校へ。」というお家の方の願い。そんな願いを伝えても、本人に行く気がないことには、高校への進学もできません。高校に行くならば、彼の気持ちがそうなるまで待つしかないということです。



 さらに今度はとび職への道へ。家から出ていきました。とび職として頑張っていることは、時折の電話で知ることができました。しばらくとび職として仕事に没頭しました。彼の良さは、中途半端ができない性格であるということだと思います。



 一定のきりがついたところで、かつては大検とよばれていた高等学校卒業程度認定試験の受験をすることになりました。そして、合格しました。いろんな方のアドバイスを受けたのでしょう。今月からアメリカへ語学研修に3年間近く行くことになりました。今回、出発前に学校にあいさつに来てくれました。



 どんなことをするのか詳しく話をしてくれました。



「いろいろあったね。」
と話しながら、
「いろいろあったけれど、無駄なことはなかったね。」
とも言いました。



 もし彼が、予定通りの道を進んでいたなら、このような語学への道に進んでいなかったかも知れません。一つひとつが彼にとって意味があったと思います。試練であったと思うのですが、周りをハラハラさせながらもいろんな縁でここにたどり着きました。



 彼が大きく崩れなかったのは、やっぱりお父さん、お母さん、きょうだい、おばあちゃんたちがしっかりと彼のことを思いやった力が大きいです。反発をしながらもしっかり思いは感じていたと思います。




 アメリカの生活も厳しいことも多いと思いますが、どんな成長をして帰ってくるのか楽しみでもあります。



「帰ってきたら、三光中学校で、アメリカでの生活の話をしてくれよ。」
と頼んでいます。

駅伝練習始まる

2011年07月04日 | Weblog
10月に市の駅伝大会、11月に県の駅伝大会が開催されます。三光中学校には駅伝部は存在しないのですが、臨時の部としての取り組みをしていきます。そして、先週の日曜日から大会に向けての練習が始まりました



 いよいよ中学校駅伝大会に向けての取り組みが始まりました。駅伝は、急に走って速くなるものではありません。ふだんから練習をしながら、力をつけていきます。



 そこで、先週の日曜日から練習が始まりました。三光中学校は駅伝部や陸上部がありません。臨時の部なのです。




 選手たちを集めます。選手たちは、それぞれ部活に所属をしています。部活に影響がないように、駅伝の練習は、日曜日の夕方5時から行っています。



 駅伝の選手の募集をしたところ、10名を超える男子チームを結成することができました。女子は、数名が集まりました。10月までの大会当日まで、走り込みをしていきます。昨日、初めて練習に参加をしました。




 教えてくれる方もいっぱいいます。保護者の方、小学校の校長先生、もと三光中学校の校長先生と充実した指導をして下さいます。



 昨日からは、かったかくんが中学校時代の先生で、なおかつ、三光中学校に初めて勤務していたときの校長先生が来てくれました。今回、指導に携わってくれるようになりました。



 生徒のことをいつも一番に考えて活動をしていた尊敬している先生です。昨日は、奥さまと一緒に練習風景を見てくれていました。



 雰囲気がいいのは、さらにお家の方も練習時間の1時間、子どもたちの動きをしっかりと見てくれています。走り込みをするのは、きついところもあります。そんなとき、しっかりとサポートをしてくれています。なんとなく温かい空気の中で、練習を行っています。




 生徒も希望して練習に参加しているので、やる気満々。また教える指導する方たちも、意欲的に練習するように持っていっています。



 結果はいいことに越したことはないのですが、このように、部活以外で、指導者、お家の方、友だち・・・いろんな方たちに関わりながら、目標に向かってチャレンジいける機会を持てることは、とても大切なことだと考えます。



 またそれが、部活で生かされたり、生活を充実させるプラスの影響をもたらすでしょう。



 わずかな時間でしたが、グランドに青春の汗が流れていました。写真は、昨年の市駅伝大会の様子です。

PTA親睦球技大会

2011年07月02日 | Weblog
2日の土曜日の夜、PTA厚生部主催のミニバレーボール大会が開催されました。各クラス対抗です。厚生部の方々のお陰で例年以上のお家の方が参加してくれました。けがもなく楽しくそして白熱した戦いが繰り広げられ、親睦を深めることができました


 毎年この時期にPTA親睦球技大会が行われます。種目は、ミニバレーボールです。



 厚生部の方の細かな配慮もあり、いつもの年以上のお家の方のご参加がありました。また応援の生徒たちも入れると体育館は人でいっぱい。熱気に包まれました。



 クラス対抗のミニバレーボールです。教職員では、担任はクラスのチームで。また担任以外の先生は、どこかのクラスのチームに所属します。




 お家の方の中には、地区や他のクラブチームに入っている人もいます。三光は、ミニバレーボールが盛んな地区です。とても上手な人が多いです。



 昨日の試合は、全部で6つのチームを2つに分けてのリーグ戦でした。どのクラスもメンバーがしっかりと揃っていました。他のクラスに入る必要もなかったです。最初は、写真を撮ったり、いろんなゲームを観戦・応援をしていました。



 ハッスルプレー、ファインプレイの連発でした。こうして、お家の方同士、また先生とお家の方の親睦が深めることはとても大切なことと思います。一体感がありました。コミュニケーションをとることによって、これから生徒のために連携がとりやすい体制を築くことができます。



 あとから、2年2組のチームに入れてもらいました。役には立ちませんでしたが、楽しくゲームをすることができました。決勝戦では、スーパープレイをする3年1組のお家の方もいました。びっくり。圧倒的な実力でそのチームが勝利。



 これからもPTA行事があります。期末PTA、PTA研修旅行、体育大会・・・一つひとつの行事を充実させることによって、最後には、そのエネルギーが子どもたちにかえっていくものであると考えます。けがもなく楽しいサタディナイトを過ごすことができました。



 先日、他の学校に勤務している先輩の先生が、ミニバレーでアキレス腱を切っています。今日、お見舞いに行きました。だいぶ経過もよく、10日過ぎには、退院ができそうで安心しました。




 久しぶりに体を動かし、気持ちのいい汗が流れました。あとでクラスごとで記念写真をパチリ。