かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

漢検に再チャレンジ

2008年12月11日 | Weblog
なんと、昨年、漢字検定2級に挑戦をしました。言い訳をすれば、勉強不足でした。2級は、しっかりと念入りにしていないと合格しない・・・まさに言い訳です・・・。先生たちも何人か受験をしました。放課後、シーンとなった教室で、生徒と受験をする先生方が解答用紙とにらめっこをしています。

 そして、結果。がーん。級は違っても先生方で、かったかくんだけが落ちている。そして、同じ2級を受けた生徒の憲一くんが合格している。「先生、どうだった?」「うん、う~~ん。」DSでがんばったんだけどなあ。でもその効果はありませんでした。しかし、先生たちも受験をしていったので、生徒たちも張り切っている・・・その雰囲気はちょっとだけ貢献をしたかもで、自己満足をしています?!

 今年もその時期がやってきました。国語科の先生が、

「今年はどうしますか。」

「リベンジです。」

DSにたよってはいけない。今年は、問題集で。昨年、2級をほぼ満点で合格した先生が、

「問題集を貸してあげましょう。」

おっ、合格の神の問題集を貸してもらえる。

 校長先生も受験をします。休み時間、校長室をのぞくと、しっかりとかったかくんのDSを使って、勉強をしている。ちょっとあせるなあ。問題集を開いてみると、読み仮名も、まだまだ間違える問題が多いです。

 「湖沼」・・・「こぬま」違った「こしょう」だ。
 「門扉」・・・「もんと」さらに違った「もんぴ」だった。
 「春宵」・・・「はるよい」おっと、「しゅんしょう」かあ。
しかし、これから、追い上げてあげよう?!

 今日の学校の放課後学習は、1年生は、5級の漢字をしていました。机にすわって、一緒にしました。

「ひとりだけ年寄りがおる。」
「そりゃないだろう。違和感ないだろう。」
「あっ、生徒と思った。」さすが、男子のYくん。


じゃ~ん。「満点!!」
 「先生、やるねえ。」そりゃそうだろ。小学校6年生終了くらいの問題だから。来週は、2年生に行ってみよう。4級をしているらしい。

 やるしかねえ。がんばろうっと。

配られた紙

2008年12月09日 | Weblog
「先生、良かったら、これを読んでみて。」

と教材店の方が、プリントをくれました。職員室にいる先生方に配っていました。

 ちょっと、目を通すと、いろんな人生訓を書いています。

どれどれ・・・。自分が反省をしなければならないことがたくさん書いてあります。

◇ 子どもは、親の云うことよりも親のしてきた事をする
     う~~ん、どうかなあ。親のしてきたこと?きっといいことばかりでは     ないよねえ。

◇ 人に話せる苦労は大した苦労ではない
     なるほど。苦労・・・。どんな苦労をしてのかなあ・・・。人に話せる     ほどでないかも。でもこれからいろんなドラマがあるんだろうなあ。

◇ 感情で片付けた事は後悔することが多い
     確かに。いつもその後悔が多いですね。これからもそうかも知れない。

◇ 鏡は正直で向かい合う人の心までうつしている
     どきっ。どんな心?

◇ 良き友を持つことは人生最高の財産である
     これも納得。友、家族、そして何より、巡り会えた生徒たち。大事にし
 たいですね。

 まだまだたくさん書かれていましたが、省略。出典は不明です。コピーが途中で切れていました。

教材店の方は、年齢を重ねられていますが、五馬まで一人で車に乗って来ます。
事故をおこさなければいいと心配をしますが、話してみてもなんとなく親しみがある方です。


 仕事上の役割の中で、職場の窓口になっているところもあります。今までとは違って、いろんな方と話す機会が多いです。保護者・地域の方、いろんな来客の方・・・電話での相手・・・。一人ひとりの方を大切にした役割を果たしていきたいと考えていますが、自分の生き方は、人生訓からかけ離れた生き方の自分は・・・。日々反省の毎日ですが、やってみて、反省して、やってみてという繰り返しの中で、ちょっとずつでも前進をしていければと思っています。

 写真は、3年生と先生たちと撮ったものです。

寒さが厳しいこの頃

2008年12月07日 | Weblog
 今日は、朝から冷え込みがすごかったです。五馬の朝の最低気温がマイナス6度でした。真冬なみの寒さでした。日田市内でも車のフロントガラスの凍り方がすごかったです。


 五馬中学校区にある出口小学校のオープンスクールでした。学習発表会が行われたので出席をしました。車で五馬の方に向かっていると、天瀬フラワーパークの山がまだ白かったので、ちょっと行ってみました。


 フラワーパークは開いていませんでしたが、入り口のところまで行きました。雪が大地をおおっていました。大地の雪と空がとてもきれいでした。


 それから、出口小学校の学習発表会に行きました。体育館は、地域や保護者の方がたくさん見えられていました。昨年も参加をさせてもらいました。それぞれの学年が劇の発表をしました。少ない人数でしたが、それぞれが工夫をしていて、楽しい劇を披露しました。


 特に印象に残ったのが、合唱でした。全校十数名ですが、とてもきれいな歌声でした。五馬中学校の保護者の方もいたので、

「歌声がすばらしいですね。」

と言うと、

「先日、パトリア日田で、小学校の音楽会があり、そのときも歌いました。感動をしました。」

というくらい、レベルが高く練習を積んでいるのがわかります。そういう体験ができる出口小学校のすばらしさを感じました。

【BELIEVE】【もみじ】【IMAGINE】

全校が英語で歌う曲もありました。

 午後から、餅つきでしたが、帰らせてもらいました。

 帰り道で、木漏れ日に竹や杉の木から、ひらひらと輝きながら落ちる雪をいろんなところで見ることができました。そのような自然現象を見る経験は初めてでした。幻想の世界でした。車を止めて、眺めていました。この次雪が降ったときは、写真にもチャレンジしてみたいです。


 日中は、暖かな一日でした。寒暖の差が激しいこのごろです。今日は、二十四節気の「大雪」(だいせつ)です。冬の訪れを感じさせることという意味だそうですが、完全にこのところ、季節は冬です。

今日は雪の朝です

2008年12月06日 | Weblog
今 日は、天気予報どおり、冬型の気圧配置。朝からボタン雪が降っています。

 昨日は、福岡市に日田市の先生方と出張でした。福岡市こども総合相談センター(えがお館)とアイランドシティにある照葉小中学校を訪問しました。これについては、また紹介をしますね。行って話をきくだけでも勉強になりました。

 しかし、照葉小中学校は、香椎の人口島にできた学校。こども相談センターは、百道の海のすぐそばにある学校。海風、北風が激しく吹きつけ外に出ると、吹き飛ばされそうになるくらい、寒い研修でした。そして、天気予報を見ると、次の日は雪マークになっていました。その通り今朝から雪が降っています。 


昨日は、ちょっとだけ雪対策。

 昨日の夜に、車工場を営んでいる教えた生徒に、電話をしました。
「先生、タイヤを・・・。」
しゃべる前に、すでに用件は、お見通しでした。さすがです。 いろいろとホイルをスタッドレスタイヤにはめていないので、タイヤ交換に時間がかかるので、その配慮などをしてくれました。あとから、家に行く予定です。

子どもも昼から帰ってきて交換に行くということです。親子ともどもお世話になっています。感謝をしています。

昨年は、スタッドレスタイヤをはめていましたが、暖冬で、雪が降ったときも年末休暇だったりして、そのタイヤが役目を果たすことがなく終わりました。今年は、すでに雪が2回降っています。

今年の冬は、昨年とちょっと違う寒い季節となりそうです。

いい一日でした

2008年12月04日 | Weblog
 先日、梨を親戚に送るために、五馬の湯浅農園に行きました。すでに送り先は渡していたので、発送をしない分の梨を取りに行きました。湯浅農園は、五馬中学校の保護者が経営をしている農園です。おじいちゃん、おばあちゃん、そして、成長した子どもたち、家族が一丸となっていろんな果物などを栽培しています。


五馬中学校を訪れたことがある方は、来る途中に手描きで書いたかわいいこの農園の看板を見たことがあると思います。今までの季節であったら梨、これから先はいちごなどいろんな果物を栽培しています。

買うこともできますし、いちご狩りや梨狩り・・・などもできます。農薬をほとんど使わず栽培をしているのがまたいいです。是非一度訪れて下さい。ホームページはありませんが、インターネットで調べると、詳しいことがわかります。おすすめの場所です。しかし、道に迷わないで下さいね。マップで見てくださいね。また初めて五馬に入る人は、途中で必ず人に聞くことです。

高原の木立の中にたたずんでいて、とくに派手な飾りもなく目立たないところにありますが、いい雰囲気です。農園のまわりも雑木林になっているので、散策するにはもってこいの場所です。杖立温泉や天瀬温泉まで20分程度のところにあり、温泉を取り入れていい観光コースかも。天瀬の天水や杖立や小国の温泉に農園。アレンジしたら楽しい一日を過ごすことができると思います。おすすめです。(じゃらんやkyusyu Walkerの編集員ではありませんが。)

 「これから、若い人たちにもどんどん来てもらいたいので、何か工夫をしなくっちゃね。」とお母さん。いろいろ家族で、これからの経営を考えているようです。
 「先生、いろんな方が来るのですよ。」
と話を聞かせてもらいました。


 湯浅さんのところは、6人の子どもさんがいます。ある妊婦の方が、「ここに来ると、安産できる。」と言って、農園に来たそうです。家族のみなさんとお客さんがつながっている感じです。お母さんがいないこの方は、湯浅さんのことを「お母さん」とよんでいるそうです。


 あるおじいさんとおばあさんのお客さんがいます。よく果物を買いに来てくれていたそうです。しかしおばあさんが突然、お亡くなりになりました。家族でおじいさんに手紙を書いたそうです。(この心配りがいいでしょう。)おじいさんは、おばあさんの写真を助手席にのせて、農園までやってきたそうです。おばあさんも一緒です。そんなおじいさんも素敵な方です。おじいさんにとっても、おばあさんと来たこの農園は忘れることのできない思い出の場所であったに違いありません。


 話を聞きながら、人と人の結びつきを大事にする家族であることにすごく心を打たれました。自分が持っていない心を教えてくれました。
帰りにお土産を頂きました。口では表すことができませんが、すごく心温まるものでした。じーんと来るものがありました。

最近、仕事に追われる中で、失ってはいけないものを感じ取ることができました。幸福に満ちた感じで農園をあとにしました。

写真は、農園の近くの風景です。

窓辺の父

2008年12月03日 | Weblog

 父は、晩年、肺気腫を患っていました。そのために、酸素療法を行っていました。部屋の片隅に機械を置き、そこから、ホースで体に酸素を入れていました。肺気腫は、肺の機能が弱まり、酸素を十分に体に供給できなくなる病気です。

 ちょっと歩くと、「ハアハア。」と息切れをしてしまいます。唯一の足は、車でした。ジャスコなどに母とよく行っていました。ジャスコの中を歩く時は、酸素ボンベを引きずっていました。数年して、体調が悪化をしてからは、母をジャスコに送っていくだけ。それでも外に出ることができる喜びを感じていました。


 外になかなか出ることができず、父の部屋の窓辺が父のコミュニケーションの場でした。孫たちが学校に行くのに見送るときも窓から手を振っていました。また、姉たちや近くの親戚の人たちが来ても、笑顔で窓から顔を出し、出迎えたり、見送ったりしていました。近所のみんなもよく知っていて、選挙のときなどは、窓のところまで候補者の方が来て、手を握っていました。

 夏には、窓辺に連れ合いが朝顔を植えていました。きれいな朝顔に囲まれた窓から父の姿を見ることができました。今も朝顔を植えています。しかし、そこには、もう父の姿がありません。この間の休みに朝顔の弦を切りました。ただの冬の冷たい窓となってしまいました。

 弦を切ったあと父の顔が見えない窓を見ながら、何となく寂しく感じました。家に来た人も、よく、

「この窓から、おじいちゃんが顔を出していたのね。」

と言ってくれます。いろんな人と記念写真を撮るときもこの場所が多く、たくさんアルバムに貼られています。父は窓から、コミュニケーションと共に、四季も感じ、社会の様子や変化も見てきました。家に帰ったとき、この窓から父が顔を出してくれるのではないかと錯覚をするときもあります。みんなにとって、この窓は父との思い出が詰まっています。


 写真は、窓辺の父と父がいなくなってからの窓辺です。



落成式が終わり

2008年12月02日 | Weblog
 先月、五馬中学校の落成式が終わりました。やはり、このようなけじめをすると、生徒たちも、さらに、「校舎は、いろんな方たちが関わって建設をされたものである。」 「校舎を大切に使おう。」などということを再認識させられます。

 生徒たちは、真剣に来賓の方たちの話を聞いていました。生徒たちにとってもこれから歴史を創っていく上において、大切な式典であったと思います。さすが、文化祭、落成式と続いた2週間は疲れましたが、充実した時間であったと思います。

 150名を超えるたくさんの地域の方や来賓の方たちが来校されました。
 準備の方も、生徒、先生方、教育委員会の方たちが力を合わせて取り組みました。

 落成式の案内、出欠の確認、演台の花などの注文・・・。
 活動をしていく中で、みんながまとまって取り組むということができました。記念品を何にするか考えました。たくさんの費用をかけるわけにはいきません。タオルと新校舎、旧校舎のラミネートした写真を記念品にしました。ラミネートの写真は手作りです。

 まず、かったかくんが写真を撮り、いろいろ構成をしました。それから、校長先生をはじめ、いろんな先生方が、
「こうしたら、どうかな。」「校歌はここに入れた方がいい感じになるよ。」
など、みんながアイデアを出し合いました。そうするうちに、もらった人は、どう感じたかはわかりませんが、なかなかのものになりました。それから、プリンタをフル稼働させて、300枚をプリントアウト。そして、連絡員さんがラミネートしてくれました。次のページがそのレイアウトです。記念品一つにしてもこんな風です。

 みんなが役割を果たしながら、無事に落成式を迎えました。

 当日は天気が心配されましたが、たくさんの方が来校しました。卒業生の方も多かったです。卒業生が過ごした校舎がなくなったことは、寂しいことだと思います。しかし、新しい校舎ができたことも誇りに思っているようです。校舎を背景に記念写真を撮っている姿もありました。


 過疎が進んでいく中で、このようなすばらしい校舎が五馬の地にできたことは、感激です。いろんなところに最新の設備が整えられています。

 この恵まれた環境の中で、生徒たちが学校生活をおくることは、本当に幸せなことであると思います。「伝統の継承と発展」という言葉が今年の学校教育目標のサブテーマになっています。これから、生徒たちが学習に生活に、部活に新たな歴史を創って欲しいと願います。


 落成式ではAPUの学生で津軽三味線全国大会で優勝をした鈴木さんが演奏をしてくれました。新校舎に鈴木さんの迫力ある三味線の音色が響き渡り、校舎の歴史の門出を祝いました。

今日から12月

2008年12月01日 | Weblog
今日から12月です。まだまだ、五馬中学校に来るときは、山々が赤や茶色に染まっています。自然の美しさを感じます。

 日田は、よく言われているように、

「夏の次は、冬。冬の次は夏。」

となっています。確かに。冬が終わりちょっとすると、30度を超える日が出てきます。この間夏、とても暑かったと思っていると、気温がぐっと下がった日がすぐに来ます。

 なんと、今日は、朝学校に着いて、外気を見ると、マイナス4度でした。写真は、マイナス4度の世界です。グランドに落ちていたテニスボールに霜柱?!がくっついています。おもしろい模様です。すごい寒さ。暖房を入れてもなかなか部屋が暖かくなりません。

 教室のストーブは、ペレットストーブです。暖炉のようなストーブです。点火すると、暖かくなるのですが、それまでに時間がかかります。生徒が来るまでに暖かくなるようにスイッチを入れておきます。

 今日の夕方、理科担当の先生と、連絡員の先生と一緒に校舎のテラスから、木星、金星、月のランデブーを見ました。楽しみにしていたのですが、今日は、雲が多くなかなか現れてくれません。

寒いのを我慢しながら、雲が晴れるのを待っていました。それまで、ちょっと職員室で仕事を。

 1時間後。雲の切れ間から3つの光が。

 冬の夜空を鮮やかに飾っています。寒さも自然。夜空の美しさも自然。自然を体感しながら生活をしています。でもそれを感じるときは、自分の心もスローになっているような気がして落ち着きを覚えます。そんな環境にいる自分が、ちょっとだけ自慢できるかな。

帰りは、三日月の月入りを追いかけて、車を運転しました。