かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「一時代を築いて去った」

2020年12月09日 | 大分県
今日は、市の学力調査がありました。
子どもたちも集中して真剣に取り組んでいました。
学力調査ではありますが、そんな一生懸命になる経験を積むことも大切なのかなと思います。
 

終わった後は、子どもたちにやり終えた感がありました。
 



そんな中、子どもたちが帰った後に、先輩の先生のお悔やみに行きました。
 


先生が現職の時に・・・退職されて地域の中で・・・こちらも退職して、退職の会で・・・奥さまに、お子さんに・・・お世話になっていました。
 


先生も地域の歴史案内人のような形で、地域に貢献していました。
しばしば、ケーブルテレビなどでも活躍ぶりを見ていました。
 


まだまだこれからもと多くの方は思っていたと思います。
しかし、あっという間に旅立っていきました。


周りの人たちは、驚きと悲しみに包まれました。
先生の人柄でしょう。
ふるさとの良きリーダーとなっていました。


ふるさとからすれば、「存在感のある人」という財産がいなくなりました。
 



まだこちらが若かりし頃、教職員のソフトボール大会で大分市に行きました。
その頃は、今と違ってツインの部屋に泊まっていました。


たまたま先生と同室になりました。
先生の教育の実践やお子さんのことを話してくれました。
なるほどなるほど・・・と思っていると、あっという間に、先生はいびきをかいて寝てしまっていました。
 



今年になって、お会いした時には、
「退職しても、まだ教壇に立っているんだなあ。無理せんごとなあ。」
と励ましもいただきました。
 


今でも奥さまにはいろいろとお世話になっています。
コロナウィルス禍の中で、思うようなお別れはできませんが、今日はお悔やみに行かせてもらいました。
長男のお子さんに何十年かぶりにお会いすることができました。
「こんな時に会えるなんてね。」
と話をしました。



今度の日曜日は、一つ上の先輩の7回忌で、みんなでお参りをするようになっています。
身近な人が亡くなっていくことが多くなってきています。
そんな年になっています。
 



教員としての先輩が、冬の青い空に消えていき、一つの時代が過ぎたようで、寂しさを感じます。
お世話になりました。
そして、ありがとうございました。