午前中に中津南高校耶馬溪校の生徒たちがやってきました。耶馬溪校では、学校設定科目として、「環境」を取り入れています。
その環境の中で「ホタルの研究」を行っています。
研究した内容を中学校に来て、中学生1年生を対象に高校生が実験を交えて授業を行ってくれています。
ホタルが光る原理などを教えてくれました。「よし、こちらも勉強するか。」カメラを片手に先生になってくれている「高校生」の話から学んでいきました。
ふむふむ。なるほど・・・。

6月には、耶馬溪は耶馬溪校の活動などの成果が出て、ホタルが乱舞します。とてもロマンテックな夜となります。耶馬溪校の生徒たちは、城井小学校の児童とホタル鑑賞会を開きます。そこで、何をするのでしょう。
ふむふむ。なるほど。
産卵用のホタルを採取します。中津市では、捕獲禁止となっているので、研究用に許可を得ているそうです。そうか、鑑賞会の時期に採取するのか。そして、産卵などをさせていくそうです。
学べます。
放流までの流れを教えてくれました。
「なぜ光る?」
はい、わかりません。

ホタルの中のルシフェリンがルシフェラーゼという酵素によって、分解されるときに光るということです。実際にルシフェリンと酵素のルシフェラーゼを混ぜ合わせる実験をしました。見事。ルシフェリンが分解されて、光ります。
耶馬溪校の先生に聞くと、
「分解されるとき、光にエネルギーをたくさん費やすので、熱は出にくいんですよ。」
なるほど。LEDと同じですね。

生徒たちも光が出る液体を見て、
「きれい~~。」
とちょっと感動。
ルシフェラーゼは酵素です。
酵素自体、タンパク質でできています。タンパク質は、20度から25度が適温です。
だから、20度から25度になる6月頃にホタルが出現するというのです。グループごとに実験をしながら、示してくれました。はい、しっかり理解できました。それ以上の温度になると、タンパク質は、60度くらいで固まっていきます。そりゃ困る。ということは、人間も・・・。理科の先生に聞きました。

「人間は、タンパク質が固まるので、60度になると死ぬ?」
即効に答えが返ってきました。
「60度なくても40度以上の高熱が続くと、死に至る可能性があるんです。」
そうか、高熱が続くと悪いのは、そういった意味もあるのか。

生徒たちも楽しく、あーじゃない、こうじゃないと言いながら、学んでいきました。高校生たちもしっかり実験をサポートしてくれました。まさにアクティブラーニングです。

あとからの振り返りシートを見せてもらいました。1枚目の生徒の感想だけでも、胸がいっぱいになりました。
「わたしは、これから夏の夜にホタルを見たり、川などにごみなどが落ちていれば、拾ったりしてできる限りのことで、ホタルの減少などを防げればいいと思います。わたしは、今回、ホタルのことだけでなく、自然の大切も知ることができました。思い出に残る授業をありがとうございました。」
すごい。ホタルから自然のことまで考えている。びっくり。「かったか」より理解ができている。
生徒に負けた。
【学校の中から伝えたいもの】
残りの生活も考えながら、伝えたいことを、少しずつブログに載せていけたらと思います。
~朝の出会い~

昨日のこと。最近、仕事も立て込んでいたので、どうしても朝、学校に行ってから、仕事モードになりがちです。教頭先生と
「子どもたちとの朝の出会いの姿を見失わないようにしようね。また先生たちにも気持ちいい朝のあいさつができたらね。」と言って、その矢先。
バス会社から電話。
「生徒がバスに靴を忘れているみたいで、先のバス停に靴を置いていますから、すぐに取りに来てください。」
はいはい。すぐに取りに行きました。
でもそこには、ない。
結局は、ほかの生徒が持って行ってくれていたみたいで、忘れた生徒に戻っていました。あったかい。
生徒会役員があいさつ運動をしている姿も見ました。いい光景です。
仕事の中でも、生徒たちの姿を見失わないようにしていきたいものです。生徒がいるからこそ・・・。
その環境の中で「ホタルの研究」を行っています。
研究した内容を中学校に来て、中学生1年生を対象に高校生が実験を交えて授業を行ってくれています。
ホタルが光る原理などを教えてくれました。「よし、こちらも勉強するか。」カメラを片手に先生になってくれている「高校生」の話から学んでいきました。
ふむふむ。なるほど・・・。

6月には、耶馬溪は耶馬溪校の活動などの成果が出て、ホタルが乱舞します。とてもロマンテックな夜となります。耶馬溪校の生徒たちは、城井小学校の児童とホタル鑑賞会を開きます。そこで、何をするのでしょう。
ふむふむ。なるほど。
産卵用のホタルを採取します。中津市では、捕獲禁止となっているので、研究用に許可を得ているそうです。そうか、鑑賞会の時期に採取するのか。そして、産卵などをさせていくそうです。
学べます。
放流までの流れを教えてくれました。
「なぜ光る?」
はい、わかりません。

ホタルの中のルシフェリンがルシフェラーゼという酵素によって、分解されるときに光るということです。実際にルシフェリンと酵素のルシフェラーゼを混ぜ合わせる実験をしました。見事。ルシフェリンが分解されて、光ります。
耶馬溪校の先生に聞くと、
「分解されるとき、光にエネルギーをたくさん費やすので、熱は出にくいんですよ。」
なるほど。LEDと同じですね。

生徒たちも光が出る液体を見て、
「きれい~~。」
とちょっと感動。
ルシフェラーゼは酵素です。
酵素自体、タンパク質でできています。タンパク質は、20度から25度が適温です。
だから、20度から25度になる6月頃にホタルが出現するというのです。グループごとに実験をしながら、示してくれました。はい、しっかり理解できました。それ以上の温度になると、タンパク質は、60度くらいで固まっていきます。そりゃ困る。ということは、人間も・・・。理科の先生に聞きました。

「人間は、タンパク質が固まるので、60度になると死ぬ?」
即効に答えが返ってきました。
「60度なくても40度以上の高熱が続くと、死に至る可能性があるんです。」
そうか、高熱が続くと悪いのは、そういった意味もあるのか。

生徒たちも楽しく、あーじゃない、こうじゃないと言いながら、学んでいきました。高校生たちもしっかり実験をサポートしてくれました。まさにアクティブラーニングです。

あとからの振り返りシートを見せてもらいました。1枚目の生徒の感想だけでも、胸がいっぱいになりました。
「わたしは、これから夏の夜にホタルを見たり、川などにごみなどが落ちていれば、拾ったりしてできる限りのことで、ホタルの減少などを防げればいいと思います。わたしは、今回、ホタルのことだけでなく、自然の大切も知ることができました。思い出に残る授業をありがとうございました。」
すごい。ホタルから自然のことまで考えている。びっくり。「かったか」より理解ができている。
生徒に負けた。
【学校の中から伝えたいもの】
残りの生活も考えながら、伝えたいことを、少しずつブログに載せていけたらと思います。
~朝の出会い~

昨日のこと。最近、仕事も立て込んでいたので、どうしても朝、学校に行ってから、仕事モードになりがちです。教頭先生と
「子どもたちとの朝の出会いの姿を見失わないようにしようね。また先生たちにも気持ちいい朝のあいさつができたらね。」と言って、その矢先。
バス会社から電話。
「生徒がバスに靴を忘れているみたいで、先のバス停に靴を置いていますから、すぐに取りに来てください。」
はいはい。すぐに取りに行きました。
でもそこには、ない。
結局は、ほかの生徒が持って行ってくれていたみたいで、忘れた生徒に戻っていました。あったかい。
生徒会役員があいさつ運動をしている姿も見ました。いい光景です。
仕事の中でも、生徒たちの姿を見失わないようにしていきたいものです。生徒がいるからこそ・・・。